どうにか継続中のジョン・ライドン自伝感想続きです。
いよいよグレン・マトロックが抜けてシド・ヴィシャスが加入というとこまできました。
グレンの脱退は結果的にはピストルズにとっては大きな痛手だったと言わざるを得ません。
ジョンもこの自伝まではグレンを悪く言ってますが、本心ではグレンとバンドをやっていきたかったのかも。
そしてシドが加わりますがベースは全くの素人でした。
それでもポール曰く最初の頃はシドも真面目にベースに取り組んでいました。
それがダメになったのがナンシー・スパンゲンとの出会いでした。
ジョンを初めピストルズの関係者はナンシーを悪く言っています。
私の感想はシド同様哀れな人生だったと思います。
彼女もシドも厳しい現実からドラッグで逃避した挙句の死だったからです。
ピストルズはEMI、A&Mと経てヴァージンと契約となりました。
しかし前途はかなり険しいものです。
その辺りの続きは次回へ。