昨日書き損ねましたが、柔侠伝感想続きです。
今回はスリの万竜さん、正介の妹の千鶴、新橋欣二、風来長屋の人々を紹介します。
勘九郎が上京して最初に出会ったのが万竜さんです。
彼女は絵師でありスリの達人で、勘九郎の財布をスリ取ったのが縁で彼女の家に居候することになりました。
中々機転の利く人で幾度となく勘九郎を助けています。
正介の妹の千鶴は出会ったときからお互いに惹かれ合います。
しかし打倒講道館に燃える勘九郎と今はそのような時代ではないと語る千鶴とは若干のズレがありこれが後々影響します。
一本松一家の代貸である新橋欣二は万竜さんにぞっこんで勘九郎を目の敵にしています。
もっとも実際は義理人情に厚い人柄で時には勘九郎の危機を救ったり、親分に反発する一面もあります。
風来長屋の人々はお金はないけど日々明るく楽しく過ごしている人々で後の柔侠伝シリーズでも似たような面々が登場しますがその雛型ともいえる人々です。
といったところで次回へと続きます。