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2025.04.07
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カテゴリ:滋賀県の神社


活津彦根神社(いくつひこねじんじゃ)

滋賀県近江八幡市安土町下豊浦4272

.

■御祭神 活津日子根命(いくつひこねのみこと)

神話での天照大神と須佐之男命との誓約で生まれた、

 

活津日子根命は天照大神の五男神の第四子の神。

エンタシス風の脚を持つ、どっしりとした構えの鳥居。

 
この神社の社殿の屋根は「銅板葺き」ですが、その形状は歴史を感じさせます。

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鳥居をくぐる前から、この壮大な拝殿に目を奪われます。

 

御祭神は前述のように、天照大神の御子神。

 

 

 

アマテラスとスサノヲの誓約(うけい)

 

記紀神話において、アマテラスとスサノヲは天の安河を挟んで対峙。

それぞれの持ち物から子を産むという場面。

スサノヲの持ち物からは三柱の女神(宗像三女神)が

そしてアマテラスの持ち物からは以下の五柱の男神が生まれた。

正勝吾勝勝速日天之忍穂耳命(まさかつあかつかちはやひあめのおしほみみのみこと)

天之菩卑能命(あめのほひのみこと)

天津日子根命(あまつひこねのみこと)

活津日子根命(いくつひこねのみこと)

熊野久須毘命(くまのくすびのみこと)

 

 

長男の正勝吾勝勝速日天之忍穂耳命は「天孫降臨」神話にも登場。

母の天照大神はこの長男を天下りさせようと考えていた。

しかし彼は天下りしようとするも、ビビッて引き返したり

なんだかんだと言い逃れて、結局は息子のニニギノミコトを推挙。

なので「天御子降臨」ではなく、「天孫降臨」となったわけです。

東近江市の阿賀神社(太郎坊宮)などに勝運の神として祀られているが、

実はちょっと残念な神様と言えるかも。


天之菩卑能命は兄に代わって降臨するも、大国主命に寝返ってしまう。

「天孫降臨」後は、大国主命を祀る宮殿(出雲大社)の神官を命ぜられ

出雲国造及び土師氏らの祖神となったとされる。

 

 

三男以下の神についての事績は記紀神話には記述がありません。

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この神社に祀られる活津日子根命(いくつひこねのみこと)。

 

あの「ひこにゃん」の彦根市の名称は、この神に由来とする説もあるそうです。

 

でも「この神社。彦根市ちゃうやん」と、ツッコミたくなりますが

 

彦根市にも同神を祀る、彦根神社があるそうです。

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本 殿

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彦根市の由来なら、

 

兄神の天津日子根命(あまつひこねのみこと)もそう言えるかも。

 

この神は三重県桑名市の多度大社に祀られています。

 

多くの氏族の祖となったと言われています。

 

と言うわけで彦根市は活津日子根命が由来と言うことで。。。

 

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拝 殿


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拝殿も本殿も現在は銅板葺きの屋根ですが、

 

拝殿の形状から元々は茅葺だったかも知れません。

 

だとしたら、伊勢神宮の正宮よりも見応えある社殿だったかも。

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境内社・蛭子神社

​。​

それにしても滋賀県の神社はスゴイです。

古都・奈良や京都の神社に勝るとも劣らない、由緒ある神社がたくさんあります。

それほど有名でない神社でもこのレベル。

活津日子根命を祀る神社は珍しいと思います。

この辺りに、この
活津日子根命を祖とする氏族がいたのかも知れません。






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Last updated  2025.04.07 19:32:47
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