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カテゴリ:障がい者としての生活
小田原へ出かけたついでにヒルトン小田原に泊まってきました。
この施設、厚労省の外郭団体が勤労者の福祉施設として455億かけて建設したのを、99年の特殊法人改革という事でいわゆる投売りをして、小田原市が8億5千万で買取りホテルとしてヒルトンに経営を委託して2003年からヒルトン小田原としての営業が始まったとの事です。 その敷地は東京ドーム5ケ分。12階建ての本棟に天然温泉の大浴場・室内プール・エステ等のある別棟と、たいした施設でした。 予約時にあらかじめ車椅子対応の客室をリクエストしておいたのですが、シングルの部屋で肢体不自由な身にとっては、客室のドアがスライド式で車椅子での入室にも十分な幅があり、ベッドの置いてあるスペースまでの通路部分も幅が十分でした。 トイレ・風呂へのドアもスライド式で手すりも完備で、ベッドのある部屋の部分もそうでしたが車椅子で回転等の動きも出来るスペースが確保されていました。 館内の移動も問題なく、パブリックスペースにも勿論車椅子対応トイレがあり、送迎用バスもリフト付きで車椅子の肢体不自由者にとってはバリアフリー度はかなり高かったです。人の面でもさすがヒルトン、過不足のないケア・サービスが受けられました。 もともと厚労省の外郭団体の建てたビル、最初からバリアフリーを配慮して建設されたものと思われます。 ただ視覚・聴覚障害の方への対応はどうなっているのか、自分の障害に関することには気がついたのですが、恥ずかしながらその点についてはよくわかりません。 バリアフリーのことを主に書きましたが、ファミリーのお客も多く温泉・プール・パターゴルフ等々の楽しめる施設も充実しています。ちなみに小田原市民はスポーツ施設を優待料金で利用できるそうです、そりゃ小田原市が大家さんですから。 |