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カテゴリ:国際
司馬遼太郎さんがドナルド キーンさんだったか、山折哲雄さんだったかとの、対談の中でethnocentrism・自民族中心主義ということを言われて、イヌイットもそんな意識を持っていると話されたのが印象に深く残っています。
昨今のウクライナの問題などをみてると、この自民族中心主義だなとつくづく思うのですが、民族としての矜持を保つのはよいとしても、過ぎたるは及ばざるが如しの状態。 仲良くは出来ずともせめて共存はしてほしいと思うのですが、混迷は続きそうですね。 まぁ、自民族中心と言えばその権化の中国・中華思想ですね。 チベットもウイグルも全く違う民族・文化なのに我がものとして、侵略しその版図に組み込んでしまっています。 そして海洋進出。ASEANが束になって何と言おうと聞く耳は持っていないようです。 中国の一般市民、また在日の中国人(韓国・朝鮮の人も含めて)の人々には特段の悪感情は持っていませんが、あの共産党一党独裁の中国政府には、仏教徒の観点から言えばむさぼりが過ぎる、慢心が過ぎると思わざるを得ません。 せめて国際法を遵守してほしいものです。 日本も集団的自衛権やら、憲法95条の改正やら、きな臭い方向へ向かっていますがね・・・ 自民族中心主義。自分自身の民族としての誇りを持つのは良しとしても、それ以上の過ぎたる部分は世界が乗り越えないといけない大きな壁なのではないでしょうか。 今日はちょっと真面目な話でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年05月12日 19時17分07秒
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