今日、本屋で文章の書き方の本を買ってきて
夫と2人で「遺言書」なるものを書いた
私は34歳夫は44歳「そんな年でもないだろうに」と
言われるかもしれないが何が起こるか分からない
そして、大事なことなのだが我が家には子供がいないのだ
子供がいないと夫が死んだ場合財産の相続権が
夫の両親や兄妹に行くことになる
夫が、生前いくら妻だけに残したいと願っても
法的措置はそうはいかない
夫には妹がいる 音信不通だが死んだ場合は連絡がいく
兄とは疎遠だから妹さんが遺産放棄してくれれば楽だが
妹さんや妹さんの旦那さんが
「貰えるものは貰えれば?」と言おうものなら
人間「それなら貰おうか」となるだろう
だから、遺言書 の作成に至ったんである
私の場合もそうである
私の名義の通帳の中に数千円入っていても
遺言書を書いておかなければ相続権のある人と分ける事になる
夫は、妻に全財産を譲るとし私は夫に譲ると
それぞれ書いた
もう少し、夫が年をとっていなくなったら
私は財産を寄付することにしようと考えている
もう一つ夫は自分の葬儀についてもどうして欲しいか
書いたわけである
葬式は密葬にすること、坊主は呼ばぬことお経はいらぬ
墓はいらぬ、お骨については妻の意思に任せると
備えあれば憂いなしというがいきなり車に突っ込まれて
ポックリと行くことだって私にも夫にもあるわけである
宝くじを買って億万長者を夢見ているが(笑)
少ない金額でも、相続人の印鑑を貰えないこともあったりする
そんな苦労話を聞いたので書くに至った
人間、死んでからも迷惑をかけるものなんだな~
と生きてる重みをかみしめたりした一日であった