1209425 ランダム
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福岡・博多 人力車出張サービスで思い出イベント       あなたの夢を運びます!博多人力屋

プロローグ4



【1995年その後】
もう秋も深まり、すでに11月になっていた。
この時期、未だ今後の進路は定まらないもののとにかく
会社を辞めないことには何も始まらない、と考えた私は
退職期限を年が明けた2月ないし3月に設定した。松本
支店勤務が丸三年、勤続通算13年の節目にあたる。

自分がやりたいことの方向性を模索する為、起業・創業
に関する本を片っ端から読み漁った。モスフードサービス
の故桜田会長が路上でおにぎりを販売していた話とか、
ワールドの木口会長の男泣きのエピソードとか一所懸命
やった人でしかわからない体験談にすごく魅せられた。

じゃあ、自分は何をやるか。どの本を読んでいてもまず
これから始める業種を決定しないことには前へ進めない。
資金量も限られている私は漠然とサービス業を志向して
いたが、この時点では飲食業(居酒屋、たこ焼屋でもいい)
とか、極端な話、靴磨きでもいいかなと真剣に考えていた。
ただ、この時期購入した著書「さあ、やりなおそう!」(大前
研一著)の中でナイキのフィル・ナイト会長の言葉に出会う。

「よく『レストランを開きたい』と言う人がいる。しかし、レスト
ランの厨房で一日23時間働く覚悟がなければ、また、稼ぎ
が全くなくても『この仕事が本当に好きだから』と言えるよう
でなければ、やめたほうがいい。」

未だ実感としてはわからないのだが、この言葉は私の脳裏に
しっかりと刻み込まれた。

【1996年退職直前】
とうとう年が明けてしまった。正月実家に戻った私は漠然と
退職をほのめかす話を家族にするが決していい顔はしない。
未だ何をやるかも決まっていないからだ。気持ちだけは焦る。
まず、期限だけ決定しよう!3月末の転勤や就職・入学等、人
の動きが活発になる時期を避け、たまたまうるう年であるという
単純な理由から2月29日付で退職する旨、退職願を書く。当時
上司の支店長にも遅くとも一ヶ月前には言わないといけないと
思い相談するが進路も決まっていないのに了承するはずもない。

それから居住地も決定せねばならない。選択肢としては東京、
関西、福岡とあったが、これまでの自分の体験から最終的に
住むのは福岡市がいい、と決めていたので福岡に決定する。
(注:この時点ではまだ人力屋の構想は白紙状態。)
この後また、仕事に関する模索が始まるのであるが、頭の中に
インプットされている人力車の情報がどうしても消去しきれず、
この際不明な点を解消するべく色々と調べてみよう、という欲求
が頭をもたげる。そしてこの後自分の方向性を大きく決定付ける
新たな出会いに遭遇することになる。
to be continued・・・





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