1135112 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【お気に入りブログ登録】 【ログイン】

福岡・博多 人力車出張サービスで思い出イベント       あなたの夢を運びます!博多人力屋

プロローグ9



【サラリーマン最後の日】
当初の予定では、東京へ出向いた翌日から最後の社員旅行となる白馬スキーツアーが待ち受けていたので、とんぼ返りするはずだった。で、松本支店宛、東京から電話を入れると支店長からの伝言を受け継いだ副支店長が一言「今度の旅行は次回のキャンペーンに向けての社員決起旅行としたいので、参加は遠慮して欲しい。」
当時のM支店長は自分の出世が何にもまして優先であった気がする。なのに当時3年目の営業マンと私が立て続けに退職願を提出した結果、本社からの評価は間違いなく格下げになった。その腹いせがこの仕打ちになったのだと確信する。まあ、結果的には自分の将来に向けての新たな出会いに遭遇できたので善しとしたが、このM支店長の最後の仕打ちだけは個人感情丸出しの冷たい対応で、人間的に絶対に許せなかった。これが13年間も勤続した人間に対する最後の挨拶かと思うと辞めて正解!と叫びたかった。

2月末の最後の一週間は有給休暇扱いにしたので、最後の出社は2月20日。
全得意先に電話で最後の挨拶を終えて荷物をまとめ、支店の玄関に立つ。
みんなの方を振り返って一言だけ挨拶し、深々とお辞儀をする。頭を上げてもう一度支店内の全員の顔を見回したが、唯一一人の人とはお互いに視線を合わせることはなかった。M支店長その人だ!

この人となら一緒に仕事をしたい、あの人がいるなら仕事したくない。思うのは自由だが、サラリーマンの場合それは現実的に避けて通れない。しかし自営業の場合、絶対いやな相手とは付き合わないようにすることも可能だ。
相田みつをさんも「この人、あの人、貴方はどっち?」みたいな問いかけをされていたが、どこに身を置いても付きまとうのが人間関係。自分が会社を作るなら、思いや価値観を共有できる「人」と一緒にやりたい。その思いはこの時点で既に胸のうちにふつふつとくすぶっていた。
to be continued・・・




Copyright (c) 1997-2018 Rakuten, Inc. All Rights Reserved.