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福岡・博多 人力車出張サービスで思い出イベント       あなたの夢を運びます!博多人力屋

創業期9



【初詣で営業】
わずか二日間だが、七五三の記念撮影営業に気をよくした私は年明け初詣での時の需要に着目。やはり近隣では最も規模の大きな筥崎宮の禰宜さんと交渉し、境内に一週間待機させていただく承諾を得る。
平成9年元日、早朝に起床して小串氏と共に筥崎宮へ出向く。今回も移動は一切なしで記念撮影のみのお気持ち営業。確か先着100名くらいの方に縁起物として差し上げる紅白のリボンを結んだ5円玉を事前に準備し、万全の態勢で臨んだ。

次々に押し寄せて来る参拝者の方に大きな声で「おはようございます」「おめでとうございます」と声を掛け「記念撮影いかがですか?」とひたすら声を張り上げた。人力車2台にスタッフも2名で七五三の時と全く同様。だが2時間ほど経過しても撮影される方はゼロ。うーん、今回は見込み違いかと半ば弱気になり、かなりテンションが落ちてきた。小串氏と顔を見合わせて「どうする?アイフル?」状態。
「しばらく放っておきましょうか」という超楽観的な小串氏の言葉に押され「それもそうやね」としばらくの間、静観を決め込んだ。

人力車を設置した向かい側に警察官の詰所となるテントがあり、ちょうど誰もいなかったので、そちらで待機。自分たちの姿もひょっとしたら見えない方がいいかも、と思ってテーブルの陰に隠れるようにして、しばし様子を見守った。するとどうだろう。今まで2時間以上の間、誰一人として近寄って来なかったのに、自分たちの姿が見えなくなるやいなや、勝手に車上に上がって写真を撮る方が現れた。しかも撮った後にはきちんと賽銭箱にお金を投げ入れている。この光景を見ていた人が「これ写真撮っていいんだ」とまた次々にやって来た。やはり自分たちの読みは間違ってなかった。需要はあるけど、そのキッカケ作りがうまくできていなかっただけのことだ。

こうしてある程度人が集まって来て初めて自分たちも姿を現して乗り降りの手伝いや一緒にポーズを取って写真に納まる等のサービス。一旦、人の波が途切れるとしばらくまた姿を隠して様子を見る、というパターンができた。結果、一般の方が正月休み期間の5日(日)までに(5日は雨天の為休業)七五三営業同様の好成績を上げることができた。

【成人式営業】
正月の次にやって来るイベント・デーが成人式。福岡市内では国際センターがその当時の会場。この時も大半の女性が着物を着て来られる機会であり、何か需要があるのではないか、ということで事前に下見をしていた会場へ。敷地内へはまず入れてもらえないので、一般公道(歩道)上に人力車2台のセッティングを行い、正月同様お気持ち営業のスタイルに。確かに大勢の若者が一同に会するのですごい人ごみで、みんながそれぞれに携帯電話を持って待ち合わせのやり取り(当時まだ携帯メールはなかった)。気が付くと、目立つ人力車は友達との待ち合わせスポットに。ただいかんせん、みーんな二十歳の若い子ばかりなので、結構写真は撮ってくれるが入っても一人100円が精一杯。七五三のように財布を握った両親や祖父母の姿はここにはない。まあ、一日中一人で待機して日雇いバイト代くらいにはなったが、あまり割のいいものでもない。結局、翌年からは毎年のように悪天候に祟られ、成人式営業はこの日が最初で最後となった。

【偶然の出会い】
初詣で営業の筥崎宮にて現在まで交流の続いている二人の方と偶然出会った。一人はF社のI常務でもう一人は稲築町で演歌歌手をされている泉清香さん(並びに総合司会の川崎さん)だ。I常務からは「珍しいものやし何かイベントに使えるかもね」みたいな話をされたので、正月明けにいただいた名刺の住所宛、即資料を送らせていただいた。
数日後、I常務から電話があり、是非会わせたい人がいるということで紹介されたのが現在のあ・うん企画の黒岩さん(当時はまだ前職の冠婚葬祭系の会社に所属していた)。1月21日(火)の夕方、大橋のロイヤルホストにて面談したが、当時主として手がけていた婚礼の演出の中で活用できれば、という話を提案いただく。その後少しずつ実現していくことになるのだが、和の演出をいち早く取り入れて下さったのは黒岩さんに他ならない。

【シティマラソン福岡】
翌月の2月2日(日)、厳寒の中シティマラソン福岡のハーフマラソンの部に単身出場。スタート&ゴール地点の福岡ドームは海に近いこともあって、ひと際寒い。上下・人力車夫の衣装に足元だけジョギングシューズという変な格好で出場し、完走したのは言うまでもない。が、とにかく寒すぎてトイレが近くなり、かといってレース途中入れるような場所もなく最後までトイレを我慢して走り切った。以来シティマラソン福岡は「寒さ」と「トイレの我慢」のマイナスイメージが強く、二度と出場することはなかった。
to be continued・・・






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