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福岡・博多 人力車出張サービスで思い出イベント       あなたの夢を運びます!博多人力屋

闘いの日々1



【創業一周年】
平成9年7月1日、何はともあれ人力屋は創業一周年を迎えることができた。まだほとんど実績はなかったが、一年間色々な方々のご支援のお陰で、やっとスタート地点に立てたという感じ。その感謝の意味を込めて西島先生のオリジナル・イラストをラベルにした日本酒ボトルを石蔵酒造さんで50本作成し、お世話になった方に配布して回った。そして二年目の夏は春に出向いた五島列島・福江市の土曜夜市を皮切りに、市内の長住まつり、筥松まつり、婚礼会場でのゆかたまつり、直方の商店街イベント等にお呼びがかかった。私の得意とするお客様参加型イベントの原型はこの時期にできた。

【D市・常駐計画】
また4月末からは中洲の夜の流し営業を週末のみ復活してはいたが、やはり常駐できる観光営業拠点を設けたいと思い、福岡市近郊で名所旧跡の残る、D市をリサーチ。この時初めて観光案内所なる公的施設や地元商店街組合との交渉の必要性に気付き、かなりの労力を割くことになった。市の観光課は難なくクリアしたが、地元のキーマンなる人物とは結局面談すらさせてもらえなかった。仕方なく半ば強引に8月31日(日)開業し、徐々に地元の方へ挨拶をして回る作戦に。ところが、夏季はD市にとってオフシーズンということが後でわかり、土日であっても超閑散とした状態。大型バスの停まれる駐車場付近に待機してご案内を試みるが、ほとんど商売にならない。しかも週末のみ三週間ほどしか営業していないのにも関わらず、3回もパンクする事態に。通常一年に一回パンクするかどうかの確率からすると、これは明らかな嫌がらせがあったと今でも確信している。ただでも商売にならないのに交通費使ってパンク修理までさせられたのでは大赤字。半ば強引な自分たちの姿勢は反省材料ではあったが、閉鎖的で陰湿なこの事件があって以来私はD市のことが大嫌いになった。町の方から歓迎されない場所ではこの仕事の存在はあり得ない。

【飲食業への誘い】
とはいえ、8月末で一旦足を洗った肉体労働の派遣仕事には今更戻る気もしない。実はこの時期リクルートの「アントレ」に掲載された私の紹介記事を見て、飲食店オーナーのMさんという方からアプローチの電話があり、一度お会いしていた。結論から言えば、Mさんがいずれ開業する計画の居酒屋を生活を安定させるためにやってみないか、という趣旨。この時点ではまだ飲食業という選択肢が消えていなかったので、大きく心を揺さぶられた。また更に時を同じくして、週末の流しで顔なじみになっていた須崎の屋台Yの大将から、従業員が辞めて人出が足りないので、よかったら手伝ってくれないか、という話が舞い込んだ。居酒屋の計画はまだ翌年のことだが、それまで飲食業経験のない自分にとって、屋台は格好の修行の場となる。自分の頭の中で一気に構想が進展し、まずは屋台のバイトに入ることを決断。9月21日(日)がその初出勤となった。

【屋台の仕事】
この文章を書いている平成17年時点で、私がこれまでやってきた仕事の中で最もハードだったのは屋台だと断言できる。通常飲食店が労働集約型の仕事であるのは当然だが、屋台はこれに加えて毎日、店舗の設営・撤去という肉体労働が待ち構えている。設営時はまだ明るい時間帯で体力も十分あるので問題ないが、店じまいをした明け方3~4時から疲労困ぱいした身体にムチ打って屋台を撤収する作業は本当にこたえた。更に仕事柄、昼と夜が完全に逆転してしまうのも体のリズムに逆らっているような感じで、お昼過ぎの目覚めは決して爽やかでなく、いつもどんよりとして馴染めなかった。結局、私の屋台仕事は二ヶ月しか継続することができなかった。これは仕事のきつさよりもオーナー夫人との精神的確執が一番の理由であった。それと週末の人力仕事の際には朝も早く、睡眠2時間ほどで出かけることもあった。婚礼仕事等、絶対に遅刻の許されない時は部屋の柱に背中をもたれて座るような状態で眠ったことも。ただ、わずか二ヶ月とはいえ、この屋台での修行経験はその後の居酒屋はもちろん、サービス業全般に非常に役立つ結果となり、師匠である大将には感謝している。但し、辞める際に円満ではなく、大将に迷惑をかける形で店を去ってしまったことは今でも後悔している。「円満の円は縁につながる」という言葉の意味を後になってから痛感した次第である。

【念願の婚礼人力車提携契約】
この秋は九州大道芸まつりin宗像、宇佐産業まつり、小倉城まつり、日田天領まつり等に参加。そして10月初旬には初めての婚礼人力車提携先・筥崎宮迎賓館様と正式に契約を締結し記念すべき初仕事を10月5日(日)に決行。無謀な飛び込み訪問をして以来、既に1年3ヶ月が経過していた。

【大盛況の七五三営業】
そして迎えた11月。昨年は七五三ピークの二日間のみの営業であったが、今年は土日祝日のみ一ヶ月間のロングラン営業。事前に宮司あて正式に境内使用願を提出し許可をいただいている為、堂々と営業体制に。しかも昨年修得した成功ノウハウを既に持っているので、現場で実践するのみ。途中KBCテレビのドォーモ(レポーター:村仲ともみさん)に取材してもらった効果もあって盛況裏に終了。11月だけは勝ちパターンを確立できた。

【正月イベントの依頼】
11月末で屋台のバイトを終了していた私だが、12月になるとまたまたフリーター時代にお世話になった会社へ不定期で入るような生活に舞い戻る。年の瀬のある日、広告代理店の方よりRKB主催「九州のお正月in福岡ドーム」への参加打診が入る。これまであまりメジャーなイベントに参加したことがない自分は「RKB」や「福岡ドーム」といったイメージだけに踊らされて参加することを即決。しかしよくよく話を聞いてみると主催者からのギャラはなく、ドーム内の場所だけを提供するので、自分たちで営業努力して稼いでくれ、という内容であった。無知な私がまんまと乗せられた格好だ。
to be continued・・・




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