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カテゴリ:アドベンチャー
退職する三年前、一度「退職願」を書きながらも思い留まった後、10年勤続社員対象の海外研修旅行に招待された。行き先はニューヨーク。前半は郊外にあるオーナー社長保有の庭付き一戸建て邸宅(確か摩天楼はバラ色にのロケでも使われた)に滞在し、後半は同じく社長が個人で保有しているマンハッタンの摩天楼最上階ペントハウスに滞在。同期入社の男性4名で約一週間、社長曰くの「感性を磨く海外研修生活」を送った。
が、私以外の3名は皆守りの体制に入った奴ばかりで、当初半ば義務付けられていた 「ブロードウェーでのミュージカル鑑賞」 を却下。それ以外にも社長から指示されたことを、ことごとく無視し続けた。が、前半の郊外の邸宅に向かうにはレンタカーを借りるしかなく、空港のカウンターで私自らが片言の英語で交渉してレンタル。邸宅に向かっての運転も全部私が引き受けた。 その後、後半のマンハッタンのペントハウス生活となり、初めて夜の食事に出掛けることになった。たまたま見つけたイタリアン・レストランに入り、メニューを見ると意味不明な英語の羅列で、どんな料理が出て来るのかわからないもののオンパレード。そのうち一人が日本の「ミートソース・スパゲティ」にあたるものを見つけて注文すると、他の二名もすぐに追随。私はこの姿勢が激しく許せなかった。 「何でわざわざ見知らぬマンハッタンに来て、ミートソース・スパゲティを食わんといかんのや(怒)!!!」 と心の中で叫び、ウェイトレスの中年女性を呼んだ。よく意味がわからないながら、自ら目星をつけたメニューをおそるおそる片言で伝えると、彼女は私の意思を理解してくれたらしく、別のお薦めメニューを選んでくれた。その後運ばれてきたミートソース・スパゲティを食べる三人の中、私一人別メニューの料理を食した。どんな料理かは完全に忘れてしまったが、わざわざお薦めしてくれただけあって、すごく美味しくて正解!と思えるものであった。 何だか私は男性の中では珍しいタイプかもしれないが、今も昔も好奇心旺盛。先日、NHK総合テレビの歌謡番組に出演していた御年73歳の加山雄三氏が、若さの秘訣を聞かれて答えられたキーワードがまさに好奇心。 いくつになっても衰えることのない好奇心こそ若さや長生きの秘訣であり、戸籍年齢とは無縁の生涯青春につながるかと。 PV 郷ひろみ 男願 Groove! 以下のリンクをクリックして下さると、一票投票されて人気blogランキングに反映されるシステムになっています(一日一票)。毎日更新の励みになります。→ 人気blogランキング<起業・独立部門> ご支援クリックいつもありがとうございます!ただいま22位に。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.05.27 10:47:22
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