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カテゴリ:かつてのバイト
現在の事務所兼自宅として使用しているマンションには宅配ボックスがある。不在がちな者にとっては大変重宝な存在なのだが、意外に宅配業者の方は中々活用してくれない。おそらく会社(若しくは荷主)からの通達・要望が背景にあるのだと思う。というのも私も10年以上前に短期のバイトで、お中元の宅配を受け持ったこと(実はこの仕事が過去最低最悪の地獄絵巻のような仕事)があり、福岡市内某百貨店の荷物を主に運んでいた。その際、会社から(荷主の意向として)
「一回目の配達の際は、宅配ボックスには入れないように」 という通達があった。これは毎日毎日莫大な量の物流が発生する中元期に、ただでさえ不在のために荷物が滞っている現場を知らない上層部の方の意見だと思った。もう時効だと思うので白状すると、私は不在者のマンションに宅配ボックスがあればこれ幸いと即入れていた(笑)。不在が原因の滞留荷物の数はそれはそれは膨大で「一回目は手渡しで」みたいな悠長なことを言っているような余裕は全くなかった。しかもその時のバイトは業績給で、荷物一個につき130円という薄給だったため、どんなに早朝から深夜まで働き続けても荷物がお客様の手元に届かなければ成果ゼロというシビアな世界。ルール違反かもしれないが、そのことでクレームを受けたことは当たり前だが一度もない。 今現在、自分が荷物を受け取る側の立場からしても、不便を解消するための宅配ボックスはもっと積極的に活用して欲しく思う。会社や荷主との間の問題があるならば、事前に 「一回目の配達時に宅配ボックスを使用することを承諾します」 みたいな文面を用意していただければ、喜んで署名捺印するのだが。ひょっとしたら、そんなシステムが既にあるのかもしれないが、過去一度も聞いたことがないし、宅配ドライバーから説明を受けたこともない。せっかくの便利なシステムをもっと有効活用すれば、業務がもっと効率化でき、ひいては働く方々にも少しはゆとりの時間をもたらせてくれると切に思う。 ※ネット上には、こんな切実な生の声も。 以下のリンクをクリックして下さると、一票投票されて人気blogランキングに反映されるシステムになっています(一日一票)。毎日更新の励みになります。→ 人気blogランキング<起業・独立部門> ご支援クリックいつもありがとうございます!ただいま46位に。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.10.05 09:00:09
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