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塵芥千述 - jin kai sen jutsu -

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2020.06.15
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テーマ:アニメ!!(3800)
カテゴリ:見たアニメ


石田スイ先生がミュージシャンの國光氏と喋りながらの作画配信をやってたので見ました。メディアに露出することが珍しい印象だったので、どんな人か知れて面白かったです。トークも面白かった。普通に友達と喋ってるみたいな感じの進行が親近感が湧いたというか。作画をしながら4時間くらい話されていたのでしょうか、ほとんどは雑談でしたが、創作をする上でどうやって作るのかと言う話にも途中なり、まず世界観があって、その世界ではどう言う人たちが生活しているんだろう、と言うことを考えて物語を作る世界観主義だそうです。キャラクターについては、まず名前を第一に考えると仰っていました。名付けると言うのは、名は体を表すと言う言葉もあるように、キャラクターを考える上でとても大切なことのように思います。面白い作品というのは共通して、キャラクターが生き生きとしています。石田スイ先生の代表作の東京喰種にも言えるように、キャラが生きて、自分から動いているような感覚を覚えますね。


ということを考えた後に、なんとなく新海誠監督の『天気の子』をネットで観ました。この前少年が拳銃自殺をしたニュースがあって、ニューススレで天気の子の作品名が多く上がってたのでなんとなく気になりまして。新海誠監督の作品は大昔にいくつかと、数年前には『君の名は』を観ています。大昔のポエティックな雰囲気の作品はあまりシンパシーを持てず敬遠していたのですが、『君の名は』を観て少し評価を改めたというか、いい意味で商業的なバランス感覚を得たなあと感じていました。

『天気の子』は、自分としてはキャラクターに感情移入が全くできず、途中で観るのをやめてしまいました。天気を操ることができる少女のいる世界という世界観主義の設定に引っ張られ過ぎているのか、設定だけ与えられた平均的なイメージの人物たちが、急ぎ足でトントン拍子に出会いを繰り返して、世界は素晴らしいとか、天気がいいと幸せとか勝手に多幸感に満ち溢れて納得しているだけというか。あまりのハイテンションぶりに置いてけぼり感を食らってしまう感じでした。

個人的に一番アレって思った箇所は、主人公がヒロインを守るためにチンピラ相手に拳銃を発砲するシーンです。拳銃というのが暴力のメタファーなのかなんなのか知りませんが、人に向けて殺意を持って銃を発砲することにさして抵抗のない少年、というのは別にいてもいいと思うんですけど、そのことについて(人を殺そうとしたこと・殺すかも知れないことをしたこと)についてその後別に気にする様子もなく、「世界は素晴らしい」だのなんだの宣うある種のサイコパスっぷりも理解がついていかないですし、目前で目撃したヒロインの嫌悪感も、さして描かれるわけでもなくほとんど空気、全くといって感じられないというところですかね。普通そんなやばいやつと一緒にいたいと一瞬でも思わないんじゃないかなという。前作の『君の名』でも終盤、電波施設をジャックをしたり爆弾を使ったり(用意しただけ?忘れましたが)なんとなく、犯罪に対しての抵抗が感じられない若者を多く描くなという印象ですね。それをもし少年少女の無垢の象徴として描いてるのだとしたら、ちょっと安易すぎるような気がします。流石に15歳にもなれば善悪の区別や、犯罪行為に対するリスク感というのはだいぶついてると思うのですが。創作において全てをリアリティに忠実に描けばいいとは思いませんが、嘘の中にある瞬間の現実が、観る人を引き込むのではないかなと思うところがあるのですが、この作品はなんというかリアリティというものが美しい背景作画くらいしか感じられなかったので、そう思ったのかも知れません。

キャラを描く上で、別にその人物の生い立ちや趣味嗜好をを長々と語る必要なんてなく、例えば味噌汁には絶対七味を入れないと気がすまないということだったり、靴は綺麗に揃えて並べなければ落ち着かないという描写、そういうキャラの性格からなんとなく人物像を想像できるエピソードを描くかどうかが大切なような気がするのです。ご飯の時に足を組んだりとか、人と話すときに目をそらしてしまうとか、まあなんでもいいんですけど。

ある種、祈ったり思ったり願ったりするだけでなんとでもなる進行や、主人公たちの無垢(悪く言えば短絡的)な突発的行動に、おじさんはついていけないと思ってしまったかも知れませんね。人はだんだん、美しい世界や優れた設定の世界観よりも、一人の人間を観たいと思うようになっていくのかも知れません。自分は、そうだと思いました。


石田スイ先生の配信を観た後だったからなおさら天気の子のキャラクターたちの無機質感・温度のなさを痛烈に感じてしまったのかも知れません。東京喰種では本当にキャラが生き生きしていて、作者のキャラ愛が至る所で感じられるんですよね。キャラたちが実に個性的です。本編では描き足りずか巻末漫画で日常を描くくらいに。あの巻末漫画も好きでした。






最終更新日  2020.06.21 13:37:37
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