カテゴリ:短歌
7月30日(日) 正岡子規歌集(38) 中公文庫:日本の詩歌3より 昭和五十年九月十日初版 竹の里歌(38) 明治三十四年(4) しひて筆を取りて 佐保神の別れかなしも来ん春にふたゝび逢はんわれならなくに いちはつの花咲きいでゝ我目には今年ばかりの春行かんとす 病むわれをなぐさめがほに開きたる牡丹の花を見れば悲しも 世の中は常なきものと我愛づる山吹の花散りにけるかも 別れゆく春のかたみと藤波の花の長ふさ絵にかけるかも (つづく) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.07.30 07:50:53
コメント(0) | コメントを書く
[短歌] カテゴリの最新記事
|