カテゴリ:短歌
4月8日(月) 昭和萬葉集(巻十三)(105)(昭和三十五年~三十八年の作品) 講談社発20行(昭和55年) Ⅱ(2) 所得倍増の夢(2) すすむ家庭電化(2) 津村寿美子 洗濯機まわるしばらく縁にかけ雲切れてゆく空眺めおり 真鍋美恵子 洗濯機のなかにはげしく緋の布はめぐりをり深淵のごときまひるま 溜 せつ子 電気掃除機使ふ吾が仕草目守りをり物言ふことなく臥しゐる父が 川村由利 高き位置低きところと置き替へて買ひしテレビを夫と喜ぶ (つづく) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.04.08 07:16:13
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