カテゴリ:思想
4月27日(土) 山桝忠恕先生のイギリス滞在記 「東も東西も西」師弟友情通信――(上)(164) 同文舘発行(昭和41年)山桝忠恕著「東も東西も西」より (注)わたしは、39年40年に山桝ゼミに在籍しました。 「ところ変れば 名も変る」(13) 時間表をスケジュールと言うのは米国であり、これもタイム・テイブルと言ってもらわねばならぬ。赤帽をレッドキャップと言えば簡単だが、これまた、この国ではポーターと呼んでやらないと失礼にわたる。 手回り品つまり手荷物にしても、ハンド・ビァッゲイヂと言えば米語であり、ハンド・ラァッゲイヂというチャンとした英語がある。その預り所だって、パーセル・ルウムは米語であるから、クロウク・ルウムと言ってもらいたいものだね。手ぶらだから赤帽も手荷物預り所もノウ・サンキュだと涼しそうな顔をなすっていても、書類入れの手さげかばんくらいは、お持ちであろう。ブリーフケイスというのは米語だから注意されたい。この国に来たら、ポートフォウリオウと表現して下さいよ。 (つづく) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.04.27 07:37:01
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