カテゴリ:短歌
5月26日(日) 歌集「蝸牛節」(藤岡武雄第十歌集)(91) 平成28年発行:あるご短歌会 *:三島市在住。歌人。日大名誉教授。わたしが、静岡県歌人協会の役員の折、お世話になりました。(著者90歳の時出版した歌集、現在は98歳です。) ああ竹下通り(4) 描く夢すてる齢と思へども生ある限り背にへばりつく 食べ物の数の豊かさに慣れし子よ父はたくあんにお茶漬けが好き 消費税値上げの論議続くなか庭のつつじは色あせはじむ 月末は古新聞を束ねつつわが日月をともにすて去る 外灯にあかりともれば蝉ひとつまことしやかに鳴きはじめたり (つづく) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.05.26 07:52:29
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