カテゴリ:思想
6月18日(月) 「幸福論」(ヒルティ)(第二部)(355) ヒルティ著草間平作訳 発行所 岩波書店(1935年5月15日) (注)あくまでも、訳に忠実にしていますが、簡略化や意訳や 表現の変更(例えば、「…である」を「…です」に変えたり)し ています。それもすべて自分自身のためです(後藤瑞義)。 人生の階段(7) (前日)それは、これまでたくさんの人が歩いた道でありながら、しかし誰にもよくわからないこの人生の道の途中で、旅人が疲れかかると元気をつけてやり、また、今の道を歩き続けるのが不安になり、予想した方向から逸れたような気がする時その迷いを解いてやるのに、役に立つでしょう。(よりつづく) この場合まず第一にいいうることは、どのような人生行路にもすべて段階があるということです。そして、およそ価値ある生涯ならば、たとえば牧場をさらさらと流れる澄んだ小川のようにまるで変化のないものではなく、あるいは、人工の運河のように始めから終りまで一直線に走ってゆくものでもないということです。 (つづく) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.06.18 07:03:47
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