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晴 陶 句 読

連句 "ちごゆりの巻"

【ちごゆりの巻】


ちごゆり


あこがれは痛みに似たりちごゆりよ  (自休)

ブランコ揺れる君の面影    (昼顔さん)

芽起しの雨が別れを連れてきて   (自)

流れてゆくはそれぞれの道   (いうさん)

いつまでもニートと呼ばれ月天心  (自)


イヴの月


誇り捨てるな百舌のひと鳴き   (昼)

あらあらと転がつてゆく青みかん  (萌野さん)

妊婦手に取り沖を見てゐし  (露草さん)
  
角隠し子連れ四十路で嫁に行く (昼)

スカイツリーの脚まで二キロ  (自)

オアシスと歩み進めば 蜃気楼   (い)

オアシス?


寄り添ひ会ふも束の間の夜  (龍)

PKに息のむ静止夏の月   (自)

青きウェーブ起つ喜望峰  (昼)

山川を爪弾く三味線越えにけり  (露)

右か左か迷ふ岐路にて   (北の俳人さん)

夕暮れてひとり留守居の花明り   (昼)


春は

テイッシュ欠かせぬ杉花粉   (い)

思ひだし笑ひこらへる土の雛   (自)


つちひひな


奈良の大仏ブブゼラに酔ふ  (露)

歴女行く熊野古道のかくれ里   (土さん)

白洲正子も両性具有   (自)

見届けたい光る氷河がとけるまで  (秋霞さん)
   
あの日誓つたあの春支度   (龍)

すれちがふ言い分マギャク選挙カー  (自)

エコカー増産下請失業     (龍)

ていふかそれつてやつぱし夢なのね  (土)


えほん


胡桃割人形動く真夜中    (萌)

名月や倒れし稲の重さかな   (露)

赤く輝くモネの積藁   (昼)

露芝の模様探しに鳥辺野へ  (萌)

御息所の情念おどろ   (自)

名ノリ笛たふたふたらりたふたらり  (土)


能本


エイプリルフールのうそほんと   (夢さん)

告白に聞き耳立てて花の下   (露)

朽ちた学び舎夢も陽炎   (昼)



学校




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