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カテゴリ:「本」の紹介
◎◎『気になる科学』 -調べて 悩んで 考える- ・元村 有希子 ・毎日新聞社 ~『毎日新聞』を読んでいて、ムカシからそれこそ『気になる』記事を書く人だった! "フリー"になつた かと思っていたが、「毎日新聞科学環境部」在籍のよう?(本書2012.12発行時点ですが・・・) 記事といい部署といい、当時は無かった「リケジョ」の先駆けかなとも思っていたが「大きくなった らお医者さんになる。12歳のころ、私は漠然とそう考えていた。たいした理由はない。親族に医 者がいて身近だったのと(中略) だが人生というのは皮肉なもので、医学部に進学するために 不可欠な理科系の科目を、私はついぞ好きになれなかった。高校卒業まで『国立理系』クラスに 所属し、数"3"も物理も化学もかつかつの及第点だったが(中略) 結局、入試直前に『文転』し 、大学では心理学を勉強した。同じ病気でも『心の病気』を治すカウンセラーを目指したのだ。(中略) 私はまったく畑違いの新聞記者になった。『人の話を聞き倒す』という以外に両者の共通点は見 つからないが、それはあながち無駄な経験ではなかった。(略)」 !!それでヨカッタノダぁ!!! 「科学? 難しそうだな 科学? 何かうさんくさい 科学? でもちょっと気になる そうおもっている すべての人たちに」送られた、一冊は325ページ!!! ・食の現在~9篇 ・生命と老いを見つめて ~8篇 ・エコなのかエゴなのか~11篇 ・宇宙へ~16編 ・そして科学はとせこへ行く~25篇 ・不確かさと真実と~16編 「原発事故取材日記」を挟んで ・されど女、とはいえ男~18篇!!! どれもこれもがフツーにギモンに思っている日常や事件事故から、↑のように、次の「行」に自然 と運ばれていく筆致の心地よさと、加えて本質を突いた鋭い視点・思考へとページが進み喝采!! 旧著でもあるが、当然今に通ずる指摘にフセンだらけとなるが、ここは控えていくつかを。 ・既存の秩序が漂流し始めた今は『危機』だが、変革の好機でもある。『わからなさ』に辛抱強く 向き合い、自分の頭で考えるきっかけと考えたい。 ・大昔には科学は哲学と融合し、もっと広くて深い、自由な世界だったのだ。 ・科学者も技術者も、安全を審査する専門家も『想定』を決めた時点で『想定外』のことを考える 作業をやめたのだ。(中略) 欧州の人たちは日本人より賢明だ。『ネバーー・セイ・ネバー』(絶対ない とは 絶対言うな)これが、人工的なシステムを構築する時の命題になっている。 ・原発が全部止まって『あれ?なくても何とかなるじゃん』と思われるは避けたいらしい。もはや安 全という理由は彼らにはなく、『恥の上塗り』と言うほかない。 ・言葉や行動が感情的なリーダーというのは、一部の受けはいいけれど、時に独善的となり、周り の人が顔色をうかがい、最後には面従腹背、『裸の王様』になっていきがちだ。!!読みたいデショ!! (読了 2014.7.11) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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