カテゴリ:「本」の紹介
『物語のなかとそと』
・江國 香織 ・毎日新聞出版 ~エッセイ集ではなく「散文集」とあり、装画・宇野亜喜良氏!!(ヒサシブリ!) 「ここにはエッセイ と掌編小説がまざっていますが、エッセイよりも小説の方に自分が露呈する、というのは いつもながらこわいことです。」(「あとがき」) 1.書くこと~10篇(2014~2017) 2.読むこ と~20篇(1996~2015) 3.その周辺~23篇(2000~2015) ・・( )内の年概。 1.・「2009年の日記」~「二時間お風呂。パパイヤとピオーネ。先に犬の散歩して(略) の日々であり「書くことは、一人だけでする冒険だとおもう。」 2.・「辞書とおなじものー 『ちいさなうさこちゃんのこと』~「たぶん、私が生まれてすぐ、両親が買ってくれたのだ と思う。(中略)私は人間の世界のうさこちゃんだと思っている。」庄野順蔵・井上荒野・ 荒井良二・川上弘美・寂聴さんらとの交流や書。 3.「蕎麦屋の奇譚」~「仕事場として 借りているマンションから自宅までは自転車で30分の距離で(中略)すこし前に離婚して以 来、距離が遠い。」・・などの、身辺や父上の思い出なども窺われる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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