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『福も来た』
・群 ようこ ・角川春樹事務所 ~副題「パンとスープとネコ日和」の二冊目のようで、書下ろし「傑作長編」と巻末に。 それまでどうだったかというと、その巻末「広告」~「唯一の身内である母を突然亡くし たアキコは、永年勤めていた出版社を辞め、母親がやっていた食堂を改装し再オープン させた。しまちゃんという、体育会系の気配りのできる女性が手伝っている。(中略)そ んな彼女の元に、ネコのたろがやってきたーーー。泣いたり笑ったり・・・・アキコの愛おし い日々を描く『傑作長編』」と! そして、本書冒頭「アキコの朝は母とたろの写真の前に、 みずと御飯を置くことからはじまる。」 本書で加わるのが同じ商店街(向かい?)の喫 茶店の「ママ」(アキコの母を知っている)その「ママ」の自宅に招待されたり、自分の出生 を「しまちゃん」に話すか たろに聞いてみたり、「しまちゃん」に"青年"ができたり・・・・ 『こういう旅は もう二度と しないだろう』 ・銀色 夏生 ・幻冬社 ~著者本懐かしく、刊行は沢山あるようだが手ごたえなく、そうか著者1940年生か?! スピチュアルツアー記?~・ベトナム「世界遺産の街 ホイアンに4連泊」 ・ニュージーランド「先住 民のワイタハ族と 火と水のセレモニーを体験するツアー」・スリランカ「仏教美術をめぐる 旅」 ・インド「花のドロミテ 山塊を歩く」 巻頭写真も多数の「ツアー記録」 「こんなにもそっけない書き方に驚きました。こんなにもクールに旅を味わっていたのか と。こんなふうにしか私は味わえないのかと。(中略)ちょっと落ち込んだほど。(中略) こういう旅はもう二度としないだろう。したくともできないだろう。(略)」と、振り返える。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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