カテゴリ:「本」の紹介
『うしろむき夕食店』
・冬森 灯(ふゆもり・とも) ・ポプラ社 〜「一の皿』から二・三・・「おまけの皿」の5つの短編集。 ・願いととのうエビフライ ・商いよろしマカロニグラタン ・縁談きながにピフシチュー ・失せ物いずるメンチカツ ・待ち人来たるハンバーグ ・おまけの小皿、全306ページ。 各メニューにある「ことば」は、当夕食店の「おみくじ」付きメニュー、にて各編が浮か んでくるようで・・・。「お金って、ありがとう券ですよね」「シンプルなものほどつくり 手の思いがこもるってー」「志摩さんのその姿勢は、ちょつと、銘仙ににていると思った」 「人生に失敗なんて、あるものですか。そのときどきでうまくいかないことがあっても、 それは失敗じゃなく、めぐりあわせですよ。」『あなたとならパンとたまねぎ』・・・・ などから、作者の年齢を??? 、、、これも ツマ本、大団円に ウルウルしてました。 『ホスピタル、徂つたり徠たり』 ・山田 道幸 ・千葉日報新書 〜副題「荻生徂徠が夢見た、理想郷」、著者は1934年生、千葉県茂原市での「歯科活動と 文学活動」、当時千葉は市川居住の 井上ひさしとは、「仙台での高校の同期であり、来仙台 時には、何度か、葉の治療も施した。」こともあり、著者が茂原での、荻生徂徠青年時を 知り、井上ひさし氏に話したところ、「道幸先生が書くべき」と言われての発端と。 「延べ四十日に及ぶ(長生病院での)入院生活」と相まっての上梓となったもの。 ・荻生徂徠の人となり ・徂徠の思想の特色 ・徂徠のが描いた理想社会とは 等40 篇。 159頁、2018/2発行・・・地元本!? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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