カテゴリ:「本」の紹介
『読書の力』
・若松 英輔 ・亜紀書房 〜2020/12発行1968年生。カバー裏惹句〜「本を読むことは、書き手との対話である。 だが、 誰と対話するのかは慎重に選ばなくてはならないーー / 知識ではなく、人生の手応えを与え てくれる『生涯の一冊』に出会うための方法を記す、読書を巡るエッセイ集」・・・ゥ〜ンそこ まで言われてしまうと、かえって遠のきそう、、、。27人による24篇、151頁。 柳宗悦・王陽明・デカルト・ユング・リルケ・道元・西行・茨木のり子・大岡信・九鬼周造 ・・・。「感情は感性によって支えられている。ときに感受性は激しく動く。だが、感性は 静謐のなかで、力強くはたらく。」ー柳 「苦しみや『かなしみ』が私達に教えるのは、答えで はなく問いの深まりである。」ー九鬼 「私達に必要なのは、ありもしない『答え』めいた ものではなく、たしかな人生の『手応え』なのではないか。」ー池田晶子から。フセン多数、、 著者「コロナ危機は、人類をほとんど不可避的に『たましい』の問題が日常化する地平へと 誘った。ー略・みすごしてきたー『たましい』の飢え、乾きもまた、直視せざるを得なくなる」 「この本は、好奇心を探究心に、さらに探究心に変貌させ得るかを己に問いつつ、見究めて みようとした軌跡だったのではないか」と『あとがきに代えて』。 『小田島隆の コラムの 切り口』 ・小田島 隆 ・ミシマ社 〜 このところ『ミシマ社』をメにすることが多くなってきていて。2020/3発行、コラム集190 頁。1・枠組みの勝利〜オレらは安くなった 他6篇 2・分析を装い、本音をぶち込む〜オバマ 大統領のスピーチ 他7篇 3 ・会話に逃げる〜FAQ 他7篇 4・オチに注目〜全員野球内閣 他 8篇 5・裏を見る眼〜『医学部入試』他5篇 6・長いコラムはかように〜デトックス他3篇 7・ 短いコラムはかように〜告解 他4篇。・・・20年発行だが、話題チト古く、『切り口』も「オチ」 も イマイチ!! '読了・21/6) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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私は本というものは楽しむために読むものと思ってます
堅苦しく考えるのは評論家 (2022.05.23 17:14:15)
アポ哲さんへ
〜 自分に足りない 知恵や視点を 気づかせてくれるものと。 ・最近は目が疲れすぐ眠くもなっていて、「字」ばかりの『本』ではなく、イラスト・図表・写真などが 挿入されているものに、、、 (2022.05.24 08:13:16)
昼顔desuさんへ
〜 加齢とともに 字は大きく行数は少なくって、、、「絵本」かっ? そう、『へいわとせんそう』のように、一目瞭然が イチバン! ・文体が「合わない」と、最近は ナナメヨミが"うまく"なってきてます、、、 (2022.05.24 08:20:35)
最近の出版なのにこんなにもの識者たちの発言で 読まなければ知り合えないことも真実で貴重な時間と体験と今更ながらです。
(2022.05.24 21:36:24)
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