カテゴリ:「本」の紹介
『死ぬまでに行きたい海』
・岸本 佐知子 スイッチ・パブリッシング 〜「葉子」ではなく! 『海』だけでなく、(「行ってきた」) 都会・山・島・海外からのエッセイ 集。2020/12発行189ページ 著者撮影写真も各篇に。42字17行はきびしいが、読んでいても次 行に自然に転じる文体に惹き込まれる。そのカンジを共有できればと引用はあえてせず、ココで 目次全部を挙げることはないが、本書だけは〜・赤坂見附・多摩川・四谷・横浜・上海・海芝浦 ・麹町・YRP野比・鋸南・丹波篠山・初台・近隣・富士山・三崎・世田谷代田・バリ島・地表 上のどこか一点・大室山・暗がり・カノッサ・経堂。 〜知ってる場所だと、こちらの想いれも あって親近感が。「丹波篠山2」〜「略 父のことで思い出すのは、脈絡のない断片ばかりだ。 酔っ払って社宅に猫を連れて帰ってきて、私が怖くて大泣きしたこと。ー略 妹が大事にしてい たコアラの人形を殴っておならをひっかけたこと、溺愛していた犬が死んでからー略般若心経 を唱えていたこと。ー略」ってな、具合で「ともあれ私はこの連載のために何ヶ月に一度いろ いろなところに出かけていき、見たまま聞いたままをを書いた。ー略」 〜 著者 1960年生の 翻訳家です。 随筆の巧妙さも次UPの半藤末利子さん同様素晴らしく! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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