カテゴリ:「本」の紹介
『人文的、あまりに人文的』
山本 貴光 ☓ 吉川 博満 ・本の雑誌社 〜副題「古代ローマから マルチバースまで ブックガイド20講+α」2021/1発行全300ページ。 「人文」という語さえ、目にしなくなった上に、現イセー者らからも 消される動きさえある ので、イマこそ「人文」に目をつけた、本の雑誌社の エラサに 喝采!! 表紙裏惹句に「気軽にはずむ、読書の対話。初心者歓迎。人文的読書会へようこそ!」というが ・・・「本書は、対談によるブックガイドです。ーもっぱら扱うのは『人と文書』ー『人文』とは 【人の文(あや)のこと。『人と文学』といえば、人間や人間が生み出すものを扱う学問領域を指し ます。ー」〜山本氏 1971年生、吉川氏1972年生の対談集。 1・クレイジーな時代?〜ジョセフ・ヒース、叛逆かパターナリズムか〜スタノヴィッチ 各二冊 2・「好奇心」の効果〜慰安。レズリー、人類学者かつ歴史学者として〜コリングウッド・・・ つづけますか? "20"まで??! ・・・それでも いくつか フセンをつけました、、トサ。 オルロフの「崩壊五段階説によれば、崩壊の順序はこんな具合。1金融の崩壊 2商業の 3 政治の 4 社会の 5 噴火の崩壊、つまり資源の供給が減少して生産活動が縮小すると、金融 危機がさらに拡大し、そのダメージが ーー悪化進む経済状況が歓喜するナショナリズムが 政治において専制を生み、専制の腐敗と疲弊によって社会の紐帯が失われ、最終的には人間 らしさの喪失とも言える文化の崩壊へと段階が進んでいく、と。」(吉川) 山本「まさに崩壊の 段階説だ。」・・てな 具合でした・・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[「本」の紹介] カテゴリの最新記事
|