特定社会保険労務士の自力整想館２

本日、第２回　紛争解決手続代理業務試験の発表があった・・・・

朝一番に確認する。パソコンとにらめっこしていると、モッちゃんが通りかかる・・・

sr-ta3「いいところに来た、ここのところに、この受験票の番号が載っているか確認してくれ。」

モッちゃん「え～～～と、見当たりませ～～ん、と言うのは嘘だぴょん。ちゃんとありますよ。」

sr-ta3「そうか、ワシもそう思うが、すると合格したのだね。」

モッちゃん「しか～し、ここのところ番号が１０人ほど続いていますよ。」

ミ～さん「そうですよ、なんだか、あんまり難しい試験ではなかったようですね。」

ｍｍさん「それでは、さっそく合格祝いをしましょう。」

ミ～さん「センセイ、自分でお祝いしてください。私たち、ご相伴に預かりま～す。」

一同「合格おめでとうございま～す。ご馳走さまで～す。」

sr-ta3「キミたちは、試験なんかドウでもいいのだろう。飯が食えたら。」

一同「当たり～。」

むむむ、なんか、あんまり権威の無い試験のように思われているのかも・・・



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朝、業界の事情通を話をする・・・・


「どうやら、社会保険事務所は、社会保険労務士固有の情報を持たないようにす
　るらしい。」

「それって、どういうことですか。」

「今、全国の都道府県の社会保険事務所では、メリット制とか確認印とかでいろ
　いろ省略をしたりしているが、それが無くなる、ということだろう。」

「え、そんなぁ。」

「今までは、ローカルルールで運用していたのだが、全国ルールとなれば、そ
　れこそ法令などの根拠が必要だが、そんなものはどこにもないのだ、という
　ことらしい。」

「むむむ、なるほど、各社会保険事務所が『この書類はだれそれの社労士が担
　当している。』ということが分かっているのは、各社会保険労務士に事業所
　との関連を届けさせているからで、それが『ローカルルール』であると・・・」

「それで、この４月から始まる『単票様式』も、それに基づいて作成した被保
　険者証などを、全国何箇所の送付センターでまとめて送付しようとするのだが、
　そこからはあちこちの社労士宛には送るシステムになっていない、ということ
　らしい。」

「そもそも、社労士のデータを持たないので送りようが無い、ということですか・・・」

「月刊社会保険労務士３月号に載った、『村瀬社会保険庁長官に申入れを行なう』
　を読んでも、『社会保険庁は効率化と規律化をを徹底的に行なう』『まったく
　変えないというスタンスではない。全国統一で実施するという原則はあるが、
　現場の知恵を借りる等して検討していきたい。』『工夫の余地はあると考えて
　いるので検討して回答したい』などと答えているが、『社会保険労務士の既得
　権』については言質を取られないようにしている。」

「むむむ、『現場の知恵』だけでは、社会保険庁での全国２万人の社労士の情報
　登録は出来ない、ということですね・・・」

「ポスト『社会保険庁』には、『社労士のメリット制』まで視野に入っていないの
　かもしれんなあ、自分たちが生き残るだけでも精一杯だからね。」


おりから、
東京都社会保険労務士会　千代田・中央支部　の掲示板
http://www.sr-ccs.com/index2.html

には下記のような書き込みが載っていた




本年４月から社会保険事務所に提出する適用関係届書が施行規則の改正により単
票様式に変わります。
また、窓口での健康保険被保険者証の即日交付は事務処理手順の変更により原則
として無くなり、後日決定通知書等と一緒に交付されることになります。
したがって、届書の提出は原則郵送となり、届書には「適用関係届書受付票」を
添付して提出してください。

受付票の記入方法や用紙は下記の社会保険事務局のホームページを参照してください。

　http://www.sia.go.jp/~tokyo/uketukehyoukinyu.htm　（受付票記入のお願い）

　http://www.sia.go.jp/~tokyo/uketukehyou1.xls　（受付票ＥＸＥＬ版）

　http://www.sia.go.jp/~tokyo/uketukehyourei.pdf　（記入方法）



これを見て、ミ～さんが、
「ええええ～、事業所ごとにこんなのを作っていたら大変ですよ～～～。しかも
　被扶養者は別でしょう！」

もっちゃんいわく
「結局、何が何でも電子申請をさせたいワケね。」

しばらくすると、各社労士向けのソフト会社もこのシステムに合わせたものを
出してくるんだろうけどなあ・・・