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2009/06/26(金)22:44

サクランボ

サクランボの季節ですね。サクランボは桜桃(おうとう)とも呼ばれ、バラ科サクラ属の落葉高木、およびその果実をさします。 果実は丸みを帯びた赤い実が多く、品種によって黄白色や葡萄の巨峰のように赤黒い色で紫がかったものもあります。 サクランボの生産地として有名な山形県では県の木として制定。生産者は桜桃と呼ぶことが多く、商品化され店頭に並んだものはサクランボと呼ばれることが多く、木を桜桃、果実をサクランボと呼び分ける場合もあるようです。サクランボという名前の由来は「桜の坊」。つまり桜の実という意味ですが、観桜に用いるサクラの実は食用に用いられる桜桃とは違って大きくならず、食用にする果肉部分も厚く生長しません。生食用にされるのは主にセイヨウミザクラ(Prunus avium)の実であり、日本で食されるサクランボもほとんどがこれに属し、その他調理用に酸味が強いスミミザクラ(Prunus cerasus)の実もよく使われます。桜桃は異なる種類で交配しなければ果実が実らず、いわゆる「他家受精」です。また、品種間に相性があり、異なる品種なら何でも良いというわけではなく、例えば佐藤錦ではナポレオンとの相性がよいようです。一般には「初夏の味覚」であり、サクランボや桜の実は夏の季語ですが、近年では温室栽培により1月初旬の出荷も行われ、正月の初出荷では贈答用として約30粒程度が入った300グラム詰めで3万円から5万円程度で取り引きされ赤い宝石と呼ばれる位です。(高砂)(佐藤錦)国内で最も多く生産されている品種。ナポレオンと黄玉を交配してできたもので、名前は交配育成した山形県東根市の佐藤栄助にちなみ、苗の販売業者が渋る佐藤を押し切り「砂糖のように甘い」という意味も込めて名づけたそうです。6月下旬に収穫され、糖分が多く生食に適します。 (ナポレオン)ヨーロッパ各国で栽培されている品種。名前はナポレオン・ボナパルトに由来し、彼の死後ベルギー王が命名。収穫時期は6月下旬。佐藤錦の受粉木として一緒に栽培されることが多い。果実は酸味が強く、良く熟した状態でなければあまり生食で食べられることはなく、缶詰、洋菓子等の加工用です。  (アメリカンチェリー)主にアメリカ西海岸で取れるサクランボ。米国で道端で おテンコ盛りの籠に入れて、御婆ちゃんが売っていました。(紅秀峰)今最も注目されている品種。甘くて日持ちがいいことで人気を得ています。 山形産紅秀峰の中で赤坂御所にも贈答しております。 

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