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ジルコニアの気まま日記

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2018年02月の記事

全23件 (23件中 1-23件目)

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今週もニコ動を貼り付けるですよ

はい、皆さんこんばんはジルコニアさんです(´･ω･`)ノ　さて、今週もニコ動を貼り付ける水曜日がやってまいりましたよん♪今回も素敵な動画さん達を多数取り揃えましたので、どうぞ最後までお楽しみくださいませね♪　以下に貼り付ける動画さん達のうち、１つでも気に入っていただけるモノがあれば幸いでございます。　動画タイトル　ごはんが止まらないオルガBB+使用例　　　　　　何だこれｗｗｗなんだこれｗｗｗ　ご飯食ってライフ回復とかこの発想はなか（ｒｙ　動画タイトル　にゃんこで再現する『スーパーマリオ』　　　　　　可愛い、何このけしからんアニマルビデオ　そして、何故ルイージは人なのか　動画タイトル　スポンジケーキ　　　　　　タイトルとサムネ見て嫌な予感はしたが・・・　タイトル通りとは恐れ入ったなｗ　動画タイトル　準備-NEW-WORLD　　　　　　すみませ～ん、そろそろ準備のほうお願いしますゥ＾～↑　うさみんが可愛すぎて生きるのが辛い　動画タイトル　サイキッカー会見　　　　　　ゆっこ可愛い、控えめに言って結婚したい（ぉぃ　動画タイトル　ゴリラー会見　　　　　　珍しい！喋れるゴリラだ！！　恐縮です。　動画タイトル　冷やしシロ一丁～!　　　　　　まさかの本人巡回からのツイートとは恐れ入ったなｗ　ここが新たなシロ組の聖地なのね・・・　動画タイトル　【アキネイター】シロさんRTA_00:18.50　　　　　　シロ組の皆さんがまた新しい遊び（ＲＴＡ）を始めたみたいですね　てか、これアップされてじきに２秒台のが何個か投稿されたの本当草　動画タイトル　暇だから将棋をしようささらちゃん #1　　　　　　実況というか雑談のテンポがよくて楽しく見れるわ。　というか、ネタ豊富すぎでしょうｗ　動画タイトル　緑シャツおじさん61th Anniversary 還暦合作2　　　　　　ん、アイマス合作だな（錯乱　こうしてちょこちょこまだ動画がアップされるとか愛されてるなぁ（棒　動画タイトル　【TAS】スーパーマリオブラザーズ "all items" by Mars608, chatterbox & HappyLee in 19:50.04　　　　　　全アイテム回収レギュとか初めて見たな・・・　いやしかし、これでも２０分切るのか　っとと、今回はこれくらいにしておきましょうかね。また素敵な動画さん達を見つけたら紹介いたしますね～♪

2018年02月28日

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第１３１話　本当このクソ親父は　その２．

　親父はムスッとした表情を浮かべ俺の方を睨みつけながらお袋の横に腰掛けた。　「初めまして、義御父様・義御母様、あたしはベリルのご主人様のエカ＝テリーナって言います。どうぞ宜しくお願いします」　ごｗ主ｗ人ｗ様ｗいつからてめぇは俺のご主人様になったんだよｗ　「えっと、うちはベリルと将来を約束しあった仲のジルコニア＝ブロードだよ」　誰が誰と将来の約束をしたって？　ジルが勝手に俺についてくるって言ってるだけじゃん？　「あ、あのあのあの！！その、私、私は……その、ベリル君と一緒に旅をさせてもらってる。ナディール＝シャーといいます。その、あの・・・ふ、ふつつ、ふつつか者ですが、その、あの、えっと。宜しくお願いします！！」　今まで見たこともないくらいにクッソ真面目な表情をしながら、そんなふざけた事をのたまってるエリーとジル。　んで、それとは対照的に耳まで真っ赤にさせて物凄くテンパッるのがパッと見ただけでも分かるナディー。　ナディーにいたっては、テーブルに両手をついて深々と頭を下げてきたんですが？　「おいおい・・・何言ってんだよお前達は……」　３人の言葉にお袋はめっちゃニヤニヤとやらしい笑みを浮かべてきたわ。　「あらあらあら、こんなに可愛らしいお嫁さん候補が３人も？ベリル、貴方も隅に置けないわね」　やめろ、コイツらはそんなんじゃねぇよｗ　　「で、ベリル？一体誰が本命なの？」　そう言ってからお袋はわざとらしく手をポン、と打ったよ。　「ここじゃ言いにくいわよね？後でこっそり母さんに教えてね？でも、それにしても３人も同時に手を出すなんて、本当一体誰に似たのかしら・・・」　「お前といい、デビス君といい、何だってそんなに女癖が悪いんだ・・・ったく、本当お前は誰に似たんだろうなぁ？」　「んだよ、開口一番それかよ、相変わらず口の減らねぇジジイだな。今日だって本当はこんな場所に着たくなかったんだよ」　「まぁまぁ、そう言わないでベリル。お父さんも口ではそう言ってるけど、本当はずっと連絡がなくて心配で心配で仕方なかったのよ？」　「おい母さん、そんなこと言わなくていいだろ」　「は？本当かよ？」　「それでベリル、ここに帰ってきたってことは、また母さん達と一緒に、そちらのお嬢さんたちと宿屋を継ぐ為に戻ってきてくれたのよね？」　「いや？俺は別にそういうつもりでここに来たわけじゃねぇよ。それに今はまだ大事な旅の途中なんだ」　「そうなの・・・残念だわ」　「大事な旅、なぁ。それは一体どういうことをやるんだ？」　「何で親父に言わないといけねぇんだよ。関係ないことだろ」　「あぁ、そうだな。俺には関係ないことだな。だったらこんな場所によってないで、さっさとその大事な用事ってやつを済ませてこいよ」　「こんのおっさんはよぉ！」　「ちょっ！？ちょ、ま！ベリル！」　「せっかく戻ってきたのに親子喧嘩とか、そんなのやったらダメだよ、ね！ね！」　「そ、そうだよ！ほら、ベリル君も義御父さんも落ち着いて、ね！」　「せっかく２年ぶりにベリルが帰ってきたのに、本当・・・相変わらずね」　そう言いながら苦笑するお袋だったが、急にポン！何て手を打ってきたんだ。　「そうだ、今日はせっかくココに寄ってくれたんだし、泊まってくわよね？うん、今日はもう遅いしそうしなさい！それじゃ、ご飯の支度と皆の寝る場所をちょっと整えてこなくっちゃ♪」　ちょっと顔を出しにきただけだし、出てくって言おうとしたが、そんな事を言う暇も無くお袋はルンルンルン♪なんて足取り軽やかにその場を後にし、親父もそれについて一緒にいっちまった・・・　「あ、あはは・・・」　「ま、まぁ。今日は義御母様のお言葉に甘えて、泊まっていきましょうか」　「うんうん、そうだね」　「ま、しゃあねぇか」　そのままなし崩し的に家で泊まることになった俺達。　俺は自分の部屋で。エリー達は一番良い客室を用意してもらったらしく、そこで寝るそうだ。　んで、親父・お袋を交え６人で晩飯を食う事になった。　第１３１話　本当このクソ親父は　その２．終わり　第１３２話　一家・・・団欒？　　その１．へ続く

2018年02月25日

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第１３１話　本当このクソ親父は　その１．

　「ここが俺の家だよ・・・」　入り口の前で立ち止まり、俺はその目の前に建ってる俺が生まれてから旅に出るまでの１７年の時を過ごしてきた今もその当時と変わらぬ佇まいでいる宿屋を見上げ深くため息を１つついた。　チラッとエリー達の方を見てみたが、エリーとジルはすんげぇ意外だと言いたげな表情を浮かべてきてるんですが。　「へぇ・・・ベリルって宿屋の息子だったのね」　「ベリルがお坊ちゃんかぁ、なんか意外な感じだねぇ」　「んだよ、俺が宿屋の息子で悪いのか？」　「あ゛？別にそんなこと言ってないでしょ！？」　そんなエリー・ジルとは違ってナディーはなんかすんげぇ緊張してる様子を見せてるんですが？　「ふわぁ、ふわぁ！！私ベリル君の家に入るのも、お父さんとお母さんにお会いするのも初めてだから凄くドキドキしてきたよ」　確かに異性の家に初めて行くのはドキドキするよなぁ。　俺も表には出さなかったが、エリーの実家に寄った時、めっちゃ緊張してたもん。　「ナディーは何をドキドキしてるのかしら」　「最初の挨拶はどうしようかなぁ・・・やっぱりあれかな？ここはズバッとハッキリと必ず幸せにしますから息子さんを下さい！！これしかないかな」　って、俺はてっきり初めて行く異性の家ってことで緊張してるのかと思ってたのに・・・　この子は何を言ってんですかね・・・　「何を言ってんだ、何を。何でそんな結婚をする時にやるような挨拶みたいになってんだよ」　テンパッてるナディーの言葉を聞いてエリーがすんげぇニヤニヤと嫌な笑みを浮かべてきたんですが？　「面白そうね、あたしもそれやってやろうかしら」　「うちもうちも！３人ともにそう言ったら面白いかもねぇ！」　もうやめて・・・そんなん３人が３人とも変な挨拶したら親父、お袋からなんて言われるかめっちゃこえぇよ　異様なテンションの３人をたしなめつつ、約２年ぶりとなる実家へと足を踏み入れた。　中に入るとカウンターの中で暇そうに肩肘突いてるお袋の姿を発見。　「いらっしゃ・・・」　お袋はそこで言葉を止め、俺の姿を見るとすんげぇビックリした表情を浮かべてきたわ。　「ベリル！？ベリルなの！！お帰りなさい」　「たでぇま、お袋」　「２年もの間、全く連絡もなく・・・母さんも父さんも凄く心配してたのよ？ほらほら、もっとベリルのその元気な顔をよく見せておくれよ」　お袋は大げさに瞳一杯に涙を浮かべ、本当に嬉しそうに俺の顔を眺めてきた。　そのお袋の様子を見てると、ちょっと罪悪感がですね・・・　少しくらい手紙とか出してやればよかったかな、って。　「あら？」　エリー達の姿を見るとすんげぇニヤニヤと嫌な含み笑いを浮かべてきたんですが。　「あ、どうも。初めまして義御母様」　「あらあらあらあら、こんな可愛い彼女を３人も連れてくるとか、ベリルも隅におけないわね。ふふ、はいはい、そんな場所で立ちっぱなしなのもなんだし、こっちに座ってお茶をどうぞ」　泣いたと思ったら、すぐに笑みを浮かべて忙しいなｗ　俺達がカウンター近くにあるテーブルに腰掛けると、普段は淹れないお茶を淹れそれを俺達の前に差し出した。　「お父さん！お父さん！！ベリルが可愛い彼女を３人も！！可愛い彼女を３人も連れて帰ってきたわよ！！」　他に宿泊客もいるだろうに・・・　そんなのもお構いなしにお袋は超大声でそんな恥ずかしい事をですね・・・　ドタンバタン！ドタンバタン！ドカドカドカドカドカ！！　そんなお袋のシャウトの直後、騒がしい音が、ってか急ぎすぎて足が絡まったんだろうな。　親父が階段から転がり落ちてきたわ。　てかよ、んな急いでこなくてもいいだろうよ・・・　んで、だ？転がり落ちるくらい急いできたにもかかわらず、ニコニコ顔のお袋とは正反対に親父はちょっとむすっとした表情で俺達の前に腰掛けたんだよ。　第１３１話　本当このクソ親父は　その１．終わり　　　　　　　　　　　　　　　　　その２．へ続く

2018年02月25日

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第１３０話　行きたくねぇ・・・　その２．

　俺達の反応に違和感を感じたんだろうな。ナディーが首をかしげながら問いかけてきたよ。　「ねぇ、ベリル君？そのアマンダラって人知ってるの？」　「ま、まぁ・・・知ってるっちゃぁ知ってるが……」　「正直アイツの顔は二度と見たくないわね」　「そうだねぇ・・・うちもアマンダラの所には行きたくないねぇ……」　俺達の反応を見てナディーだけでなくバーブルさんも首をかしげてこっちを見てきたんですが。　「ふむ・・・以前何かあったような言い方だな」　まぁ、別に隠す必要もねぇしバーブルさんになら言ってもいいか。　「はぁ、まぁ……その以前アマンダラって悪徳商人とひと悶着やったんだよなぁ……」　「やったって言うけどさ、あれは元はといえばアマンダラが悪いんじゃないのかな？」　「いや、大本を正せばアンだろ。だってアマンダラに入れ知恵したのはアイツだって言ってたし」　「？？？」　「まぁ、言ってしまえばアマンダラが国の所有物を盗んだからそれを取り返しただけなんだけどねぇ」　「な、なるほど。そういうことがあったんなら、またそこに行こうよ！なんて気軽にはいえないね」　「あぁあああああああ、もぉおおおおおおおおおおおおお！これで飛空挺が手に入るって思ってたのにぃ！！」　イライラとした表情を浮かべるエリーと、苦笑交じりに頭をポリポリとかくジルの姿を見たバーブルさんは本当に申し訳なさそうな表情を浮かべた。　「なぁバーブルさん、流石にアマンダラのとこにはいけねぇし、その飛行石が採掘できるっていう飛龍族の谷っていうのがどこにあるのか知ってるんだったら教えて欲しいんだが」　「飛龍族の谷・・・？」　「あぁ、どこか知ってねぇか？」　「聞いたことあるな・・・ちょっと待ってくれ」　俺が荷物の入ってる袋から世界地図を取り出し、テーブルの上に広げると、バーブルさんは腕を組み一瞬考える素振りを見せたが、すぐにイェクンの祠がある島と世界樹の大陸の丁度中間地点にある小さな島を指差した。　「確かココが飛龍族の谷と呼ばれる場所だったはずだが」　「うへぇ・・・また遠い場所だな」　「でも、アマンダラの所にはいけないし、ここに直接行って採ってくるしかないわよね」　「そうだねぇ・・・」　「場所を教えていただいてありがとうございます、バーブルさん」　「本当はココにあればよかったんだが・・・すまないね」　「いや、大丈夫だよ。こうして飛龍族の谷が分かっただけでも十分だし」　席を立ちバーブルさんの家を後にしようとしたときだった。　「ベリル君」　「ん？」　バーブルさんに呼び止められたんだ。一体なんだ？　「ベリル君、余計なお世話だとは思うが、一度家に戻ってパナディアに会ってきてはどうだろうか？彼もベリル君が全く連絡をくれないから凄く心配していたぞ」　「は？親父が心配？いや、だって俺を家から追い出した張本人なんだぞ？」　「そう言ってやるな。ベリル君はパナディアがただただベリル君が邪魔で追い出したと思っているようだが・・・」　バーブルさんはそこで言葉をとめるとため息を１つ吐いたよ。　「だが、アイツはアイツなりにベリル君。君の事をちゃんと思っているんだ。だからこそ、多少突き放す形にはなったが、君に成長して欲しい、そう思って旅に出させたんだ」　「本当にそんな事思ってんのかよ・・・」　「ベリル、少しくらい顔を見せてやってもいいじゃない」　「うんうん、そうだよ。それにうちと違ってベリルのお父さんもお母さんもどっちもまだ生きてるんだから。その会える時に会っておかないと、後で後悔しても知らないよ」　「ねぇベリル君。本当はもう、そんな家を追い出された云々っていうのそんなに気にしてないんでしょ？ちょっとくらい顔を出して自分の無事な姿を見せてあげなよ」　皆からの言葉、圧力に俺の我がままで行かない！そういい切れる雰囲気じゃなくなってる気がするんですが。　「はぁ‥‥ったく、わかったよ。ちょっとだけだぞ」　肩を落として嘆息すると、それを見て皆は暖かな目を向けてきた。　「そんじゃ、ちょっと家に寄ってやるとするか・・・」　元気なくバーブルさんの家を出た俺たちは、すぐ近くにある、わりかし大きな宿屋の前までやってきた。　「ここが俺の家だよ」　入り口の前で立ち止まり、俺はその目の前にある俺が生まれてから旅に出るまでずっとその時間を過ごしてきた、今もその当時と変わらぬ風貌の宿屋を見上げたのだった。　第１３０話　行きたくねぇ・・・　その２．終わり　第１３１話　本当このクソ親父は　その１．へ続く

2018年02月25日

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第１３０話　行きたくねぇ・・・　　その１．

　「そういえばベリル君？」　「ん、あぁ？」　「君はこれからどうするつもりなんだ？今の君を見る限り、少なくとも実家を継ぐ為に戻ってきたという風には見えないわけだが」　まだそんなことは一言も言ってないはずなんだが・・・　表情に出てたんかな？　「あぁ～・・・まぁ、とりあえず親父のところに戻るつもりは今は毛頭ねぇよ。それに今はまだやらなきゃならねぇことが残ってるからな」　「やること？」　俺の言葉にすんげぇ訝しげな表情を浮かべてきたよ。　「あたし達は今、復活したルシファーを倒すために旅をしてる最中なのよ」　「それで、そのルシファーのとこに行く為にはさ、飛行石っていうのがどうしても必要なんだよ」　「復活したルシファーをベリル君達が！？」　流石にバーブルさんは俺達がルシファーを倒しに行こうとしてる、ってことを知って驚きを隠せないようだ。　まぁ、そうだよなぁ。　だってサタンを倒そうと旅してたデビと違って俺は本当、ただの宿屋のドラ息子だからな。　「ルシファーのいる城が空に浮かんじまってよ。それでそこに行く為にはどうしても飛空挺が必要なんだ。で、その飛空挺を動かすためにバーブルさんが所持してる飛行石が必要なんだよ」　「ルシファーが復活したのは、元はといえば父さんの暴走を止められなかった私のせいだし、その落とし前をつけに行きたいんです」　「ルシファーは我がご先祖様にして地上最強の剣士といわれていたカリナン＝トーマスが　やっとの思いで封印した歴代最狂と言われる魔族。かなり厳しい戦いになるぞ」　「それは最初から覚悟のうえよ」　「うんうん、確かにルシファーは恐ろしい力を持ってたよ。もしかしたら次ルシファーと戦うときは、うち達は命を落とす事になるかもしれない。でも、それでもうち達がやらないと他に戦う人もいないからねぇ」　「何言ってんだよ。俺の命に代えてでも、誰も傷つけさせなんてしねぇって」　俺達の言葉にただただ静かに真剣に耳を傾けてたバーブルさん。　彼は顔を上げるとすんげぇ嬉しそうな表情を浮かべてたんだ。　「そうか、皆にそこまでの決意があったとはな。それであるならば俺からはこれ以上何も言わん。気をつけていくといい」　そこまで言ってバーブルさんは今度は申し訳なさそな表情を浮かべてきたんですが？　「だが、残念な事に今この場に飛行石はないんだ」　「・・・は？」　「うん、だから飛行石は今は手元にないんだ」　「え？どういうことだ？確か俺が小さい頃はあったよな？」　「実はだな、数年前に我が家に飛行石があるということを知った人がいて、どうしても我が家にある飛行石を譲って欲しい、そう言っててきたものだからその人に渡してしまったんだ」　「その譲って欲しいって言ってた人って誰なんですか？」　なんか嫌な予感しかしねぇ。その譲ってくれって言った人物がアレな気がしてならない。　「な～んか、嫌な予感しかしないわね」　「う、うん・・・」　そして、それは俺だけじゃなく、エリーとジルも感じてるらしい。　「ベリル君達も世界を旅していたのならば名前を聞いたことがあるだろう。アマンダラという商人なんだが」　う、うわぁ・・・・・・・・　「アマンダラ！？」　バーブルさんから発せられた人物の名前に、俺・ジル・エリーは正直すんげぇ嫌な表情を浮かべた。　てか、二度とアレとは係わり合いにならないと思ってたのに・・・　そして、俺たちとアマンダラとの間にあったあの出来事を知らないナディーだけは「ん？ん？」何て首をかしげ俺たちの方へ顔を向けてきた。　第１３０話　行きたくねぇ・・・　その１．終わり　　　　　　　　　　　　　　　　　その２．へ続く

2018年02月25日

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第１０話　噂の転校生！　その２．

　授業の合間の放課時間。　やっぱり転校生（しかも美少女）っていうこともあって山崎さんの周りにはワラワラとクラスの奴等が集まって、あれやこれやと彼女を質問攻めにしてる。　そんなクラスメイト達の質問に鬱陶しがることもなく、笑顔で応える彼女。　しっかし、何だってそんなに皆、わらわらと集まるのかね。　いや、確かに新たに自分達の仲間に入ってくる子がどんな人間か、自分と仲良く慣れそうな子なのか、見極めたいというのはわかるが。　しかも、帰国子女っていうこともあって、その噂を聞きつけたほかのクラスの奴だったり、他の学年の生徒まで教室の前に来て外からじっと山崎さんを眺める始末だ。　「なんてぇか、すげぇ注目のされっぷりだな」　「まぁ、彼女は帰国子女だし可愛いからねぇ」　机に頬杖をついて、気だるそうに山崎さんの方を見る鳩子様。　「でも、帰国子女っていうわりには普通に日本人だよね」　「大方両親が仕事の都合で向こう行ってて、そこで生まれた子ってだけだろ」　「あぁ～・・・なるほど。そういう考え方もあるね」　「まぁ、とりあえず数日は様子見して、落ち着いたら声かけて仲良くなりゃいいんじゃねぇのか？」　「そうだね、私も彼女とは仲良くしたいと思うし話しかけようかな」　「んだな、見たとこ鳩子とは合いそうな気はする」　　そして、午前の授業が終わって昼放課の時間。　一応鳩子もマリネリスの一員となったわけだし、俺は鳩子を連れて天音先輩達がいつもお昼を食べてる中庭まで移動した。　「あぁ、そうだ。八分儀先生。今日の放課後なんだがな？新しくきた転校生に学校案内やらしないといけなくなったから、マリネリスには参加出来ねぇ」　「あ～、そういえば今日だったわね、平君のクラスに新しく転校生が来るのは」　「へぇ、転校生ね。どんな子なのかしら？あたしも見に行ってみようかな」　「おいおい、勘弁してやってくれよ天音先輩、山崎さんは見世物じゃねぇって」　「他のクラスや学年の違う人も今は見に来てますし、暫くはそっとしてあげた方がいいかもしれません、天音先輩」　「う～ん、まぁそうね。わかったわ、それなら落ち着いたら彼女紹介してよ、あたしもちょっと興味あるし」　「わかったぜ、機会があったら山崎さんをこっちに連れてくる」　そんな話をしながらお昼をとってると、だ？　こっちに向かってやってくる一つの人影。　それは、灰色のショートカットで大きな目が特徴的な少女、今まさに話題に上がってた山崎さんだった。　彼女は俺の姿を見かけると、ホッとしたような安堵の息を漏らした。　「ん、山崎さんこんな所まで来て何やってんだ？」　「あ、遠野くん。教室でお昼食べてたんだけど、皆が回りに集まって色々と話を聞かれてね・・・ゆっくりとご飯食べられなさそうだったから抜け出してきたんです」　「あはは、確かにあんな状態じゃ落ち着いて飯も食えねぇよな」　「あら、噂をすればなんとやらね、貴女が噂の転校生の山崎さんかしら」　天音先輩が俺の横にいる山崎さんをジロジロと見ながらそう口にする。　「あ、はい！今日から遠野くんと犬飼さんと同じクラスに転校してきた山崎龍子って言います」　「あたしは３年の三星天音、宜しくね山崎さん」　「私は数学の教師をしてる八分儀陽子。貴女のクラスも受け持ってるから、授業の時は宜しくね」　「私は１年の輪雲空です」　人懐っこい笑顔を山崎さんに向ける天音先輩と八分儀先生とは反対に、空はそっけなくそれだけ言うと、再び自分の弁当箱の中身をつつきだす。　「まぁ、空は人づきあいというか、そういうのが苦手で普段からこんな感じだから気にしないでね、山崎さん」　「いえ、別に気にしてないです。私も、そう言う気持ちわかりますから」　「そうだ、山崎さん！もし昼の時、他の奴らがウザかったらいつでもここに来いよ！歓迎するぜ」　「えっ、でもそんな、私なんかが混ざったら迷惑じゃ？」　「山崎さん、気にしなくていいわよ。私も天音も空も、そんな事思わないから」　「そうそう、むしろあたしは大歓迎よ」　「まぁ、私は別に一人増えてもかまいませんが」　「ありがとうございます。その時は、お願いします」　「そういえば、平。今日の放課後は山崎さんに学校案内するって言ってたわね」　「あぁ、そうそう！それで、もしよかったら天音先輩と空、鳩子も一緒に回らないか？」　「う～ん・・そうしたいのは山々なんだけどねぇ」　「私と三星先輩は用事がありますので」　「私はどうしようかなぁ」　「犬飼さんも平君と一緒に回ったら？こっちは、何とでもなるし」　「あ、はい！でしたらお言葉に甘えて、ご一緒しようかな」　「それじゃ、山崎さん。放課後は俺と鳩子で案内するから宜しくな」　「はい、お願いします」　キーンコーンカーンコーン♪　昼放課が残り５分であることを知らせるチャイムが鳴り響く。　「さて、それじゃ昼放課ももう終わりみたいだし、そろそろ教室に戻りなさい。次の授業は私がやるから、遅れたらただじゃおかないわよ？」　そう言うと、陽子先生が弁当箱をササッと片付け始めたから俺達もそれにならって片づけをして教室へと戻ったのだった。　第１０話　　噂の転校生！　　　その２．終わり　　第１１話　君には任せられない　その１．へ続く

2018年02月24日

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第１０話　噂の転校生！　その１．

　今日は朝から皆（特に野郎共）ざわついていた。　教室に着くと、既に到着してたクラスメイト達はその話題ばかり。　そんなに気になるもんかねぇ？　いや、確かに俺も気にはなる。気にはなるがな？　そこまで騒ぐほどじゃないと思うんだ。　キーンコーンカーンコーン♪　　朝のホームルーム開始の合図であるチャイムが学校中に鳴り響き、それと同時に担任が意気揚々と入ってきた。　彼女は教卓のところまで来るとニヤニヤと笑ってるんですが？　バンバン！！　そして、静かにしろとでも言うんだろうか、強く教卓を両手で叩いた。　「男子共喜べ～！みんなも話は聞いてると思うけど、今日から転校生が来てるわよ」　一旦静かになった教室だったが、担任のその言葉に再度教室内が盛り上がってきたわ。　「おぉおお！！待ってましたぁあああ！」　「どんな娘なんだろうな？早くはいってこいよ～」　クラスの奴等（主に男子）がすんげぇテンション上がりまくってるが俺は気にしないことにしよう、うん。　「それじゃ、山崎さん入って来て」　言われて控えめな感じに教室の中に入ってきたのは、灰色のショートカットで大きな目が特徴的な歳相応のとても可愛らしい少女だった。　彼女が入ってくるとさっきまで騒いでたクラスメイト達は一気に静かになったよ。　彼女は教室に入って、先生の隣に建つとチョークを手に黒板へと名前を書いていった。　「山崎龍子です。プｒ・・・っとと、カメリアから両親の仕事の関係でこっちにやってきました。えっと、皆さん宜しくお願いします」　ペコリとお辞儀するその動作がとても可愛らしい。　やっぱり帰国子女ってだけで他の女子・・・特に鳩子とは比べ物にならないくらいに様になってるというか、うん、いい！　山崎さんが挨拶をすると同時にクラスメイトの野郎共は再び大きな声で騒ぎ出した。　こいつ等さっきからテンション上がって騒いだり黙ったり忙しいなｗ　「今、山崎さんも言ってたけど彼女は帰国子女で日本に慣れてない部分も多々あるから、皆仲良くしてあげてね」　先生のその言葉が終わって、ぺこりと頭を下げる山崎さん。　そんな彼女にクラスの男共が一斉に色々と問いかけてるんだがｗ　「山崎さん、向こうに彼氏はいるの？」　「好きな食べ物は！」　「よかったら放課後、俺と一緒に町を回らないか！」　皆から一斉にそんな言葉を投げかけられ、少し困ったように苦笑してんじゃねぇかよｗ　「おいおい、お前らガキかよ。そんな事言って、山崎さんが困ってるじゃねぇか」　「んだよ、遠野！お前は黙ってろよ！」　「そうだそうだ！お前には犬飼さんと天音先輩がいるだろ！」　「そうだぞ！何一人だけ良いカッコしてんだ！」　「遠野死ね！」　「夜道には気をつけろよ」　他の奴らから非難轟々なんですが・・・　何これ？俺なんかやった？俺のグラスハートはブロークンハート寸前なんですが？？？　「それじゃ山崎さんの席は、遠野君の隣が空いてるからそこに座って」　ﾌﾞｩ━━━q(`ε´)━━━!!　俺の隣が空いてるからって理由でそこにとりあえず座るように言っただけのはずなのに、クラス中（主に男子）からめっちゃ俺に対してブーイングが飛んできてんですが・・・　そんなクラスの様子に苦笑しながらも山嵜さんは俺の隣の席にやってきてそこへと腰掛けた。　「えっと、宜しくです。遠野くん」　「あぁ、宜しくな、山崎さん」　席に着くと、こっちに向いてにっこりと優しい笑みを向けながら挨拶してきたから、俺も返しただけなのに、めっちゃ痛い視線を感じる・・・　チラッと鳩子の方を見てみるとですね？　なんかすんげぇ形相で俺の方を睨みつけてきてんですけど。　「そうだ、遠野君、昼放課か放課後にでも山崎さんに学校の中の案内してあげて」　「ん、俺がか？わかった、それじゃ放課後にでもグルッと学校内の案内するか」　「宜しくね、遠野君」　第１０話　噂の転校生！　その１．終わり　　　　　　　　　　　　　その２．へ続く

2018年02月24日

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今週もニコ動貼り付けるですよ

はい、皆さんこんばんはジルコニアさんです(´･ω･`)ノ　さて、今週もニコ動を貼り付ける水曜日がやってまいりましたよん♪今回も素敵な動画さん達を多数取り揃えましたので、どうぞ最後までお楽しみくださいませね♪　以下に貼り付ける動画さん達のうち、１つでも気に入っていただけるモノがあれば幸いでございます。　動画タイトル　はじめての積雪にテンションが上がる柴犬　　　　　　あぁ＾～柴犬がぴょんぴょんするんじゃ＾～　けしからん、なんてけしからんＡＶ（アニマルビデオ）だ　動画タイトル　ダンスタチャンカダンス　　　　　　タチャンカダンスとか誰得だｙ・・・いや、俺得だったわｗ　何気にタチャンカのタグのついた動画って数多いよね（ぼそっ　動画タイトル　【びまちゃん】ホテイの行進　　　　　　うるせぇｗｗｗｗ　てか、クマが全く聞こえてこない件　動画タイトル　超スピード!?バイクに乗って.Meet-Me　　　　　　妹猫にカマ掘られてて草しか生えない　もう面白いことも面白くないことも出来なくなってしまったんやな、って・・・　動画タイトル　【富士葵】葵ちゃんの笑ってるとこ集【Vtuber】　　　　　　葵ちゃんが可愛すぎて尊いんですが　葵ちゃんは今のままのモデルでも十分可愛いから（真顔　動画タイトル　【MAD】ときのそら警察【西部警察×ときのそら】　　　　　　Ｖｔｕｂｅｒの西部警察ＭＡＤも数出てきましたねぇ　止まるんじゃねぇぞ・・・　動画タイトル　【第20回MMD杯本選】結月ゆかりのシンデレラ【VOICEROID劇場】　　　　　　相変わらずこの人の昔話シリーズはカオスだなｗ　突込みどころしかない、だがそれがいい　動画タイトル　【第20回MMD杯本選】ホメ春香合作2018【ホメハル＆ホメの夫ァー】　　　　　　やったぁあああああああああ！今年もホメ春香合作きたぁあああああああ！　もう毎年これが楽しみになっていてのぉ・・・（よぼよぼ　動画タイトル　美味しんぼアンキモRTA in 2:59.46　　　　　　アンキモＲＴＡって何だよ・・・（哲学　しかし、ＲＴＡやつ時にまた新たな単位が出来たなｗ　動画タイトル　【ゆっくり】　北斗の拳審判の双蒼星　拳豪列伝　RTA 6:31　　　　　　ＲＴＡの行動としては間違ってない、間違ってないが・・・ｗ　っとと、今回はこれくらいにしておきましょうかね。また素敵な動画さん達を見つけたら紹介いたしますね～♪

2018年02月21日

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第１２９話　戻ってきたくなかった　その２．

　「しっかし、あんたって意外に凄いのね」　「うんうん、こんなに色んな人から声をかけて貰えるなんて、ベリルって町の人気者だったんだねぇ」　「んなこたねぇって」　「そうだよねぇ、私とベリル君が初めて会った時に女湯を覗いたり色々と悪さしてたって言ってたし、それできっと悪い意味で覚えられてたんだよね」　「そんなこと言ったっけか・・・」　「あんたって、本当最低よね。あたしとジルのお風呂も覗こうとしたことあったし」　「あったねぇ・・・かなり前だけどあったねぇ・・・」　「え？ベリル君、ジルお姉ちゃんとエリーに対してもそんなことしたの？」　「は？？？にも？」　お、おぅ・・・３人がめっちゃ怖い目を向けてきてるんですｇ　と、そん時だったよ。　渡りに船っていうのか、タイミングが良いっていうのか。　「あ、着いた！目的地に着いたぞ！！」　３人の視線から逃れるように俺は足早にバーブルさんの家の戸を開け放った。　「こんちゃ～っす。お久しぶりです」　家の戸を開けて中野様子を窺いながら大きな挨拶をすると中にいたガタイの良い中年男性がこっちに振り返った。　そして、彼は俺の姿を見ると旧友に久しく会ったかのように表情を綻ばせながら笑顔で俺を出迎えてくれた。　「おかえり、ベリル君。ここに戻ってくるのは２年ぶりくらいか？元気そうで何よりだ」　「ははっ、まぁ俺は元気だけが取柄だからな」　「はははっ、違いない。まぁ立ち話もなんだ中に入ってくれ」　「うぃっす。今一緒に旅してる仲間も一緒にいるんだけど彼女達も大丈夫か？」　「そうか、仲間の皆さんもどうぞ一緒に中に入ってくれ。色々と旅の話とか、積もる話もあるだろう」　バーブルさんに勧められ家の中に入った俺達はバーブルさんの対面に腰掛けた。　「久しぶりねベリル君。こんなに良い男になっちゃって、それにこんなに可愛い子達と一緒に旅をしてるなんておばさん驚きだわ」　「皆さん、ベリル君が世話になっている。俺はデビスの父でバーブル＝トーマスという」　「初めまして、あたしはハスデア出身の世界最強の魔導士、エカ＝テリーナって言うわ」　「私はナディール＝シャーといいます。初めまして、デビス君のお父さん」　「うちはジルコニア＝ブロードだよ。宜しくね」　ジルが自己紹介をするとバーブルさんはピクリと反応し、ジルの方をマジマジと見出した。　「ほぉ・・・まさかあの有名なヒアシンス城の近衛隊長にして、銀狼と呼ばれているジルさんがベリル君と一緒にいたとはな。ジルさん、ベリル君の腕前はどうかね？少しは上達しましたか」　「うちが旅をしながら剣の稽古をつけてあげてるとは言え、最初知り合った時点でもそこそこの腕前だったからね。それに、ベリルは飲み込み早いし今じゃうちと互角にやりあえるくらいだよ」　「おいおい・・・互角？どこがだよ」　「そうよ、どうみたって１０対０でジルの圧勝じゃない」　「そんなに謙遜する必要もないんじゃないのかな？確かに結果だけ見ればお姉ちゃんの圧勝かもだけど、それでも内容を見ればかなり良い線はいってると思うよ？」　「そうか、ベリル君が頑張ってるみたいで俺も嬉しいぞ」　そう言ってニカッと微笑みかけてきたバーブルさん。　そいや、バーブルさんはあの事知ってんのかな？　いや、ココで俺の方から話題に出すのはどうだろう・・・　きっと城の方から使者が来て報告はあると思うんだが・・・　「しかし、ベリル君は無事でいてくれて本当よかったよ‥‥」　「ん？はぁ？」　俺たちがデビの事を言っていいものかどうか悩んでたところに、バーブルさんがそんな事を言ってきた。　「デビが１年前に死に、その後ベリル君達がルシファーの元へと行ったと聞いたが、その後どうなったか、という報告が全く無くてね。俺は・・・ベリル君達に万が一のことがあったんじゃ・・・そう思うと気が気じゃなかった」　バーブルさんは心の底から心配してくれてたんだな、っていうのがわかる。　めっちゃ安堵の息を漏らして俺の方を見てきてくれてる。　「まぁ、俺が死ぬわけねぇよ」　「そうだな、ベリル君はデビとは違うからな」　「でも、本当・・・デビス君のことは、本当なんて言っていいのか・・・」　「あたし、今でも覚えてるわ。デビスの最期の瞬間・・・」　「最初旅に出る時、俺に死ぬなよ何て言ったくせに、まさか息子のアイツが親の俺より先に逝っちまうなんてな・・・」　「俺たちがもう少し早くジェードの塔についてれば、きっとアイツも死なずに済んだかもしれねぇのにな……」　「ベリル君、君が気に病む必要は無い。これは運命だったんだ、俺はそれを受け入れるだけだ」　バーブルさんのその言葉を最後に、その場に重苦しい空気が流れだした。　何の言葉もなく、ただ時間が過ぎていく。その中、沈黙を破ったのはバーブルさんだった。　第１２９話　戻ってきたくなかった　その２．終わり　第１３０話　行きたくねぇ・・・　　その１．へ続く

2018年02月18日

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第１２９話　戻ってきたくなかった　その１．

　「はぁ・・・町を出る時に二度と戻ってきてやるか、って心に誓ったのにな……」　何で俺はまたこの地を踏まなきゃならんのですかねぇ。　「へぇ・・・ココがベリルの住んでたブリテン城下町かぁ」　「ベリル君の生まれ育った場所か～、こうして一緒に訪れることが出来るなんて本当嬉しいなぁ♪」　テンション駄々下がりな俺とは対照的にめっちゃテンション高く辺りをキョロキョロと見回す３人娘達。　マルス城を出てから約１ヶ月くらい。　飛行石を手に入れるためには仕方ないことなんだが、正直本音を言うと戻ってきたくなかった。　しっかし、何年ぶりだ？親父に追い出される形でこの町を旅立ちそこから約２年か。　ま、まぁ・・・今回は別に親父に顔を見せるためじゃねぇ、飛行石を手に入れるためなんだ、だから別に実家に寄って顔を出す必要なんて全くないんだよ。　「さって、そんじゃま。サクッとバーブルさんのとこに行って飛行石もらってくっか」　「ねぇベリル、お父さんのところには寄っていくんでしょ？」　「あたし、ベリルの両親がどんな人か興味あるわ」（知的好奇心的な意味で　「うんうん、私もベリル君のお父さんにはお会いしてご挨拶したいなぁ」　チラッチラッ　おいやめろｗそんな期待した眼差しでこっちを見るんじゃあないｗ　そんな目で見られてお願いされても俺は親父のいる家になんかぜってぇ寄らねぇぞ！！　「寄らないの～？」　「べーりーる＾－」　「家に寄らないとか何のためにここまで来たのかわかんないじゃない」　何のために来たって、そんなん飛空挺を動かすための飛行石を探しにきたんだろうがｗｗｗ　「なんで無事な姿を見せなきゃいけねぇんだよ。前に言ったと思うが、俺は親父に家・・・いや、この町を追い出されたんだぞ？何でそんなヤツにわざわざ会って不快な気分にならにゃならんのだ」　「で、でもでも。それでもベリルを旅に出したのは別に悪意があってやったわけじゃないんでしょ？ならさ、ほら。一応ココに寄ったんだし、少しくらいは顔見せたほうがいいと思うんだけどねぇ」　「はぁ・・・まぁ、でもベリルが行きたくないってかたくなに拒むのは珍しいわね。そう拒否されるとあたしとしては無理やりでも連れて行きたくなってくるんだけど」　コイツ鬼かよｗすんげぇニヤニヤしながら俺の方を見てきてるんですが・・・　「あ、あはは・・・流石にそれは後々問題になるし辞めて置いてあげようよエリー」　「そうだねぇ、うちとしてもあんまり無理やりはしたくないかなぁ。やっぱりやるならお互い合意の上で・・・」　「ジル、お前何言ってんの？」　「しょうがないわね。今回は勘弁しておいてやるわよ」（←？　「すまねぇな。我がまま言って」　さて、ちょっと無駄な時間くっちまったがとりあえず目的はバーブルさんとこだ。　というわけでデビの生家であり、バーブルさんのいる家まで向かって歩いてた俺達だったが・・・　「ベリル君、久しぶり」　「パナディアんとこの悪ガキ、生きとったんか」　「お帰り、旅から帰ってきたんだね」　「ちょっと見ない間に逞しくなったね」　「お風呂覗き魔が戻ってきたｗｗｗ」　一部違う気もしないでもないが、温かい声を町行く人々がひっきりなしにかけてくれるのが本当嬉しい。　２年近く会わなかったのに、ちゃんと町の皆は俺のことを覚えててくれたんだな、ってめっちゃ感動してる。　「こんちゃ～っす♪」　「いや、別に帰ってきたわけじゃねぇよｗ」　町の人、１人１人にそんな風に笑顔で挨拶を返しながら歩いてたが、正直めんどくさくなってきｔ　てか、１人１人に丁寧に返してたらめっちゃ時間かかってるんですが？　バーブルさんの家まで普通に町の入り口から２０分もあれば着くはずなのにもう１時間以上かかってるんですが。　俺の実家である宿屋のすぐ横を通り過ぎ、近くにある一軒の家へと向かって歩き続けていた。　第１２９話　戻ってきたくなかった　その１．終わり　　　　　　　　　　　　　　　　　　その２．へ続く

2018年02月18日

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第１２８話　不思議の国のベリル　その４．

　その後も、ちょこちょこと魔物に襲われはしたもののその全てをミハイルが倒してくれてだな？　いや、本当俺何のためについてきてんだよ、って状態なんですが。　せっかくミハイルと一緒にココに登ってきてるんだし、少しくらい良いカッコみせてぇよなぁ？　てか、普通逆じゃね？男である俺が彼女を護るもんだろ。　「さ、ベリル到着しましたよ」　そんな事を考えてるうちにどうやら俺たちは聖なる灯火のある最上階にたどり着いたみたいだ。　最上階の中央部には巨大な灯火があり最上階のフロア全体がその熱量ですげぇ熱い。　ただ立ってるだけでも汗が噴き出してきそうなレベルだわ。　「あそこにある灯台の灯を町で預かった松明に移して持ち帰れば終了か」　「はい、これで後はハルトに戻れば終わりです」　ミハイルが松明に灯を灯し踵を返し来た道を帰ろうとした時だった。　「こんな場所に人間とはな。よほどの命知らずと見える」　全身が炎に包まれた炎男（？）っぽいやつが俺とミハイルの前に立ちふさがったんだよ。　「炎の戦士ですか」　炎の戦士と言われた魔物はミハイルの姿を見るとピクリと反応を示したんですが？　「貴様は四大天使の・・・そうか、何やら人間が乗り込んできたと思ったが四大天使だったか。だが、いくら貴様が強くとも１人でこの俺に勝てるかな？」　そう言うと炎の戦士はいきなり口から炎を吐いてきたんですが。　「うわっと！？」　炎を横に避け天の村雲を鞘から抜き身構えると炎の戦士はニヤリと不敵な笑みを浮かべてきたんだ。　「くく、四大天使ならいざ知らず、小僧。貴様この俺とやろうというのか」　「あぁ、おめぇなんてさくっと倒してやらぁ」　「ふ、舐められたものだな」　「大丈夫ですかベリル？炎の戦士はそこそこ強い部類に含まれる魔物ですが」　「道中ずっとミハイルにまかせっきりだったからな、俺にもちょっとくらい戦わせてくれよ」　「わかりました。それではベリルのお手並み拝見と行きましょう」　やらせてくれとは言ったが……　さて、どうやって戦ったもんか。こっちから近付くにも真正面から行けばきっと炎攻撃によってまるこげだろうしなぁ・・・う～ん・・・　ま、とりあえず相手の攻撃をいなしながら反撃の機会を待つか。　口からの炎・指先から放たれるファイアボール。そして適度な肉弾戦。　多彩な攻撃を仕掛けてくるもんだから中々タイミングがつかみづらい。　「ふはは、どうした。攻撃を避けるだけでは倒せんぞ」　俺がタイミングを見計らってるのを手も足もでないと勘違いしたんだろう。　余裕の笑みを浮かべながら少し大振りの攻撃をしかけてきたんだ。　「待ってたぜ！その隙もらった！」　まぁ、その隙を見逃すわけもないわけで、天の村雲は炎の戦士の胴体を一撃の元で真っ二つに切り裂いたのだった。　「・・・ふぅ」　流石に俺が一撃で魔物を倒すとは思ってなかったんだろう、ミハイルはちょっとビックリとした表情を浮かべた後、感心したかのようににこやかな笑みを向けてきたんだ。　「ベリル、貴方強いですね」　「いやいやいや、俺なんて全然だよ。ミハイルのが強いし、それに俺の仲間のジルのほうがもっと強いしな」　「謙遜ですか？まぁ、いいですけど」　「いや、謙遜でもなんでもねぇよ」　（エ　エ）＜あんまり自分の力を過小評価しないほうがいいですよ？　「はは、まぁ、これで用は終わったし帰るか」　聖なる灯火を手に俺たちは皆の待つハルトまで戻ってきていた。　「ベリル、今回は手伝っていただきありがとうございました」　「いや、俺は何もしてねぇよ。ミハイルについて行っただけだしな」　「ふふ、まぁいいです。短い間でしたがベリルと一緒に入れて楽しかったです」　「あぁ、こっちもミハイルと一緒に行動できて楽しかったぜ。また機会があったら会おうぜ」　「はい、是非また何かありましたらその時はこちらに呼ばさせていただきます」　そう言ったミハイルは何かを思い出したのかハッとした表情を浮かべたと思ったら俺の方へと近寄ってきた。　「そうです、忘れるところでした。これは今日手伝って貰った御礼です。受け取ってください」　ミハイルがそう言った直後、俺のほっぺに柔らかく温かい感触が感じられたんですｇｇｇｇ　「！？」　「ふふ、今日は本当ありがとうございました」　「あ、あぁ・・・」　「それではベリル、準備はよろしいです？元の世界へ戻る為の準備を始めます」　ゲティンが魔法の詠唱を始めると俺の周りが淡く光はじめその光が俺自身を飲み込み始めていった。　皆に見送られる中、光に飲み込まれていくにつれ俺の意識はだんだんと遠のいていったのだった。　「・・・ル・・・リル・・・ベリル！おきなさいよ」　「ん？‥‥」　目を覚ますとそこは木陰、俺の目の前には心配そうに俺の顔を覗き込むジル・エリー・ナディーの姿があった。　「あぁ、元の世界に戻ってきたのか」　「はぁ？元の世界に戻ってきた？あんた寝ぼけてんの？」　「ベリル、子供が掘った落とし穴に落ちて頭打って気を失ってたんだよ」　「うんうん、目が覚めないから打ち所悪かったんじゃないか、って心配したよ」　マジかｗやっぱりさっきのは夢だったんだろうか。　いやでも、ソレにしては妙にリアルだったな……　さっきミハイルにキスされた頬の辺りを軽く擦りながらその場で立ち上がった。　「そうだったか・・・心配かけちまったみたいだな。ま、見てのとおり大丈夫だ。んじゃ、ちょっと休憩したらまた移動再開させるか」　その後、少しだけ休憩してから再びブリテン城下町目指して歩き出したのだった。　第１２８話　不思議の国のベリル　　その４．終わり　第１２９話　戻ってきたくなかった　その１．へ続く

2018年02月18日

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第１２８話　不思議の国のベリル　その３．

　俺が召喚されたハルトって町から北に進むこと小一時間くらい。　「でっけぇ！これ本当に灯台かよ」　うん、俺の目の前には今まで見たことのあるモノと全然比較にならないくらいに馬鹿でかい灯台があったんだよ。　そんな俺の初々しい反応にミハイルは楽しそうに微笑んできた。　「ふふ、ここの大灯台の灯は１００海里先まで照らすといわれていますからね。これだけ大きくなければそれだけの光源は確保できませんよ」　しっかし、本当目の前にあるこの大灯台でっけぇな。　「そこいらにある塔と同じくらいか、それよりも高いんじゃねぇのか？」　「そうですね、この大灯台は高さだけでいえば、この世界にある様々な塔の中でも高いほうになりますよ」　ほへぇ・・・　「さぁ、祭事妖怪まで少しありますし、今は魔物が巣食っているとのことなので大変だとは思いますが頑張りましょうベリル」　「んだな、まぁサクッと終わらせようぜ」　と、いうわけで早速俺とミハイルは大灯台の中へと足を踏み入れ、辺りを見回してみたんだが・・・　やっぱり灯台には思えねぇｗ普通に塔って言っても差し支えないレベルだわこれ。　しかし、魔物が巣食ってるとミハイルは言ったがどの程度の数で、どんくらいの強さのヤツがいるかまでは聞いてなかったな。　ただ、今パッと辺りを見回した限りでは魔物らしいヤツは見当たらない。　いや、まぁココでいないからって油断するのはダメだよな。　大灯台を昇り始めてからじきに俺達の前に１匹の魔物の姿を発見。　いや、１匹じゃねぇわｗ近くに２・３・４・・・５匹いるな。　オークタイプ・・・か？　「現れましたね、オークが６体ですか」　オークを視界に入れると同時にミハイルは目つきを鋭くさせ、背負っていた槍を手に相手の出方を窺った。　「ベリルはそこで待っていてください」　「ん、俺も戦闘手伝うぜ？」　「大丈夫です。あれくらいの相手なら私１人で余裕ですし、もとより戦闘は全て私が行なうつもりでしたので」　「あ、お、おぅ」　一緒に戦おうと思ったがそういわれたんじゃな？　うん、仕方ない。まぁここはミハイルの実力を見させてもらうか。　「ぐおおおおおおおおおおおおおおおお！」　６匹いるオークのうち１匹が雄たけびを挙げながら勢いよくミハイルの方へと飛び出してきた。　「ふふ、遅いです！」　ミハイルがそう言い放った次の瞬間だった。　オークの胸部に既にミハイルの槍が突き刺さってたんだよ。　「は、はえぇ・・・」　ジルの攻撃も速いと思ってたがミハイルの剣筋はもっと速かった。　ジルのあの素早い攻撃にも目が慣れてきた俺だったが、それでも今のミハイルの攻撃は目で追うのがやっとだった。　いや、てかまてよ？　剣ならまだわかる。うん、剣ならこれだけ速くてもな？　だがミハイルが扱ってる獲物はなんだ、槍だぞ？　槍をあれだけ速く突けるって相当だぞ……　てか、俺が知ってる限りココまでの使い手は俺の世界ではいないな。　そんな事を考えてた間にですね？　「ふぅ・・・ま、こんなもんですかね」　右手で髪を掻き揚げながらそう口にしたミハイル。　その周りには既に６匹のオークの屍が転がってた。　「すげぇ、あっという間だったな」　「ふふ、これくらい余裕ですよ」　「いや、本当たいしたもんだ。ミハイルはこっちの世界でもトップクラスに腕の建つ槍使いなんだろ？」　あんまり褒められなれてないんだろうか？　俺がただ単純に本当に心の底から感心してるのを見て少し照れくさそうにしてるんだ。　う、何かそういう反応する奴が身近にいないもんだからすげぇ新鮮に思えるし可愛く見える。　照れ隠しなのか、ちょっと慌てた様子を見せるミハイルが更に可愛く見えるんですが。　「さ、さて！それでは、サクサクと進めてい、いきますよ」　「あ、お、おう」　気を入れなおして再び大灯台を最上階目指して歩き出した。　第１２８話　不思議の国のベリル　その３．終わり　　　　　　　　　　　　　　　　　その４．へ続く

2018年02月18日

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第９話　巻き込みたくなかった　その２．

　指令室に行くまで鳩子は生きた心地がしなかったんだろうなぁｗ　ずっとおびえた様子でビクビクと震えながら黙って俺についてきてたんだから。　鳩子を連れて俺達は司令室まで戻ってきて、その戸を開けて中に入った。　「八分儀先生・空、どうやら忍び込んでたのはスパイ何かじゃなかったみたいだ」　俺の後に続いて両手を縛られた鳩子と天音先輩が入ってくる。　俺達、というか陽子先生と空は席から立ち上がると鳩子の周りを囲うように立った。　「貴女は確か、平君と同じクラスの犬飼鳩子だったわね」　陽子先生は眉をひそめて鳩子を睨みつけ、いつもより低いトーンでそう問いかけた。　「はい・・」　確かにまだ完全に鳩子が白と決まったわけじゃないから陽子先生の態度はわかる、わかるが。　めっちゃ凄みを利かせ普段と違う様子の陽子先生に鳩子はめっちゃ縮こまってる。　「どうして貴女がここにいるの？」　喋ることなくチラチラと俺の方を見てはいた鳩子だったが、少し時間経ってその重い口を開いた。　「最近、平ったら私にかまってくれなくて・・・いつも学校が終わってからも天音先輩とどこかに行っちゃうみたいだったから、何をやってるのか気になって後をつけてみたんです」　「だからってお前なぁ・・・普通こんな所にまで入ってくるか？」　「だって、だって！まさかあんなロボットがあるなんて思ってなかったんだもん！」　「何て言うか、プルト星人のスパイじゃなかったっていうのが救いなのかもしれないけど、こうも簡単に侵入を許してしまう何て・・・」　陽子先生はそう呟いてから深くため息を１つついてから頭を抑えた。　「陽子、この施設のセキュリティをもう少し強化した方がいいかもしれないわ」　「そうですね、今回はたまたま一般人だったからよかったものの、これがプルト星人だったら、と思うと、もう少し強化した方がいいように思います」　空・天音先輩の言葉に陽子先生は腕を組みながら何やらブツブツと呟き始めたよ。　「やっぱり予算をケチって出入り口に人体感知センサーをつけなかったのは問題あったみたいね・・・」　ってか、陽子先生鳩子が今この場にいるの忘れてねぇか？　鳩子の罰則というか、対応はどうすんだ？　「それで陽子、この子どうする？」　「なぁ、天音先輩・八分儀先生、もとはと言えば、コイツのお守りをちゃんとしてなかった俺が悪いんだ、こいつには悪気はなかった、その・・・穏便に済ましてやってはくれねぇか？」　俺の言葉に「う～ん」と唸りながら腕を組んで何かを考え込み始めた陽子先生。　「そうね、私も鬼じゃないし、記憶操作とかそういうのはやりたくないわ」　「でしたら、犬飼先輩にも私達の手伝いをしてもらうというのはどうでしょうか」　空の意外な言葉に鳩子含めたその場にいた全員が目を丸くして空を見つめた。　「でもこの子何が出来るっていうの？あたしは反対よ」　「確かに、オペレーターも空がいるし、鳩子はパイロットって柄じゃねぇしな」　「う～ん・・・ここを見て秘密を知った以上何かをやってもらうっていうのは良い案何だけど、何がいいのかしら」　「最近はプルト星人の襲撃も増えてきましたし、実際私一人じゃ色々と追いつかない所があったので、私の補佐をして貰えると助かります」　「わ、私、何でもやる！やらせて下さい！平と一緒にいられるなら、私どんなことにも耐えます！」　ん・・・？今、何でもするって？　ってか、一応仮にも女子なんだから何でもするって言ったらダメだろｗ　「はぁ・・・わかったわ、それじゃ鳩子には空の補佐をやってもらおうかしら」　「いいんですか！？八分儀先生！」　「まぁ、陽子がそれで良いって言うなら私は何も言わないわ」　「それでは、犬飼先輩。これから宜しくお願いします」　「本当はこんな事に鳩子を巻き込みたくなかったが、仕方ねぇか・・・」　「よかったぁあ・・・私ここで人生終わっちゃうんじゃないかと不安だったんだよ」　「ただし、私は鳩子を全面的に信頼したわけじゃないから、少しでも怪しい行動を取ったらすぐに行動をするから覚悟しててよ」　鳩子の人となりを知らないから天音先輩が用心するのもわかる、わかるが。　「はい！そこはもぉ！平と一緒にいられるっていうなら、私頑張ります♪」　こうして、鳩子がマリネリスの新たな一員として迎え入れられたのだった。　ただ・・・本当の事を言うと、やっぱり俺は鳩子をこんな事を巻き込みたくなかった、ただの普通の一般人として過ごして貰いたかったんだが……　まぁ、鳩子を護るためにも、俺が頑張ってやらないといけないよな。　第９話　　巻き込みたくなかった　その２．終わり　第１０話　　　噂の転校生！　　　その１．へ続く

2018年02月17日

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第９話　巻き込みたくなかった　その１．

　俺と天音先輩はまさか誰か（鳩子）が俺達の後を着いてきてるなんてことはつゆ知らず、いつも通りマリネリスの本部の中へと足を踏み入れた。　そして、一直線に俺達は司令室の中へと足を踏み入れたんだ。　するとそこには既に陽子先生と空がいたんですが？？？　彼女達は俺と天音先輩に気付くと、こっちに体ごと向け「よっ！」何て手を挙げて挨拶してきたよ。　いや、あんな？何でもういんだよｗこの人等は一体どれだけダッシュで学校を後にしてきたんだろうか。　違うな、そもそもちゃんと帰りのＨＲを受けてるのか怪しいレベルだと思うんですが　うん、陽子先生に関しては担任を持っていない可能性があるから、それなら早めにこっちに来ることは出来るかもしれない。　だが、そんな早く教師が学校を出るのは問題ないのか？ま、それは気にしてもはじまらねぇか。　それよりも空だよ、空。コイツなんでこんなに早いんだよ。　「八分儀先生はまぁなんとなくわかるが、空、お前早すぎだろｗ」　「何を言ってるんですか？遠野先輩が遅すぎるだけです」　遅い？俺が遅すぎる？？？ハハハッｗ何を言ってるんだコイツはｗ　確かに俺は来るのはちょっと時間かかってるかもしれない。　でも、それは天音先輩が俺を迎えに来てくれてるから多少遅くなるのは仕方ないことなんだ。　「全く・・・最近本当何かあればすぐに遠野先輩遠野先輩って・・・」　ちょっとだけ不機嫌そうに何かボソボソと空が呟いてんですが？？？　「ん、何だ？どうした？嫉妬してんのか？」　「えぇ、そうです。遠野先輩邪魔ですから私の視界から・・・いえ、この地上からいなくなってください」　え？ちょ？だから何で俺こんなに空に嫌われてんの？俺マジで何かやらかした？？？　「ごめんね、空。平はまだマリネリスという地球防衛の秘密組織であるという自覚が足らないからあえてあたしがこうして目をかけてあげないといけないのよ」　「はぁ・・・まぁ、納得は出来ませんがわかりました」　そんな俺達のやりとりを苦笑しながら眺めてた陽子先生。　「平君」　「あ、はい」　「平君もだいぶクェーサーの操縦に慣れてきたみたいだし、何より毎日根をつめてたら疲れちゃうだろうから、今日は訓練はなしよ」　訓練なし？じゃあ、俺達どうすんの？　「というわけで、今日はここで一緒に待機しててちょうだい」　そんなんでいいのか？いや、まぁ陽子先生が言うなら別にいいが。　「ま、確かに陽子の言うのも一理あるわね、あんま外で演習ばっかりやってると、特にココ最近は出撃も多いし、マリネリスの場所を特定されかねないものね」　そう言うと天音先輩は近くの椅子に腰掛けたから俺も一緒になって近くの空いてる席に腰掛けた。　俺と天音先輩が八分儀先生と空の近くの椅子に腰かけ話をしつつ一息ついてると、だ？　急に大きな警報が指令室中に鳴り響き、目の前の大きなディスプレイには赤字で大きくエマージェンシーと表示されたんですが？　「どうしたの空！？」　指令席から立ち上がった八分儀先生が真剣な眼差しを空の方に向けた。　「どうやらマリネリス内に侵入者があったようです。場所は格納庫」　「何ですって！？もしかして、プルト星人のスパイかもしれないわね」　「天音・平！至急格納庫へ向かってちょうだい！必要とあらば、発砲も許可するわ」　「わかったぜ、八分儀先生！」　「至急格納庫に向かうわ」　俺と天音先輩は指令室を出て、急いで格納庫へと向かった。　向かったんだがな？そこには意外な人物がいたんだよ。　格納庫に入るとそこには檻の中に閉じ込められ涙目で床に座り込む鳩子の姿。　「ひとしぃいいいいいい」　俺が格納庫に入ってくるのを見ると、目に涙を浮かべた鳩子がこっちに顔を向けてきたんだが、何でコイツいんの？　「な、何で鳩子がこんな所に！？」　「ううう、最近平が私に隠れてコソコソと何かやってたみたいだったから、後をつけてみたんだけどさ・・・」　俺の反応を見て天音先輩はキョトンとした表情を浮かべてきた。　「何？この子は平の知り合いなの？」　「あぁ、こいつは俺のダチで犬飼鳩子ってんだ。プルト星人のスパイ何かじゃねぇ、こいつの身元は俺が保証する」　「何で平の友達がこんな所に？まぁ、とりあえず抵抗はしないで大人しく私達についてきて、話は指令室で聞くわ」　天音先輩は檻から鳩子を出して、両手を後ろで縛り手に持った拳銃を頭に当てながら連行していった。　第９話　巻き込みたくなかった　その１．終わり　　　　　　　　　　　　　　　　その２．へ続く

2018年02月17日

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今週もニコ動貼り付けるですよ

はい、皆さんこんばんはジルコニアさんです(´･ω･`)ノ　さて、今週もニコ動を貼り付ける水曜日がやってまいりましたよん♪今回も素敵な動画さん達を多数取り揃えましたので、どうぞ最後までお楽しみくださいませね♪　以下に貼り付ける動画さん達のうち、１つでも気に入っていただけるモノがあれば幸いでございます。　動画タイトル　終末の日が訪れた。.meet-me　　　　　　悲しいなぁ・・・本当にもうサービス終わってしまったんだな、って。　meet-meサービス終わっても妹猫のサービスは続けろ（ぉぃ　動画タイトル　MD_モンスターワールドⅣ_デバッグ商人無しRTA_1時間19分59秒_Part1/4　　　　　　アーシャのお尻振りながら宝箱開けるの本当好き　てか、これ１時間ちょっとでクリア出来るのか　動画タイトル　【ゆっくり実況】ラッシングビート RTA 49:22　　　　　　ラッシングビートの荒というか、今見るとアレな作りだよなぁ、と　バーニングファイトが本当神ゲーに見えてくるから不思議（　動画タイトル　【ダウンタウン熱血行進曲】それゆけゆかりん運動会【VOICEROID実況】　　　　　　こういう動画見てると久々にプレイしたくなってきたな。　あ、俺連合使うから＾＾　動画タイトル　[ささら]怒った？[オネ]　　　　　　ポプテのこのネタの動画は数あれど　ここまでガチ切れしてるのはこれくらいじゃないだろうかｗ　動画タイトル　ろくろを回すボブ子　　　　　　何でこのろくろ動画がこんなに伸びてるんですかねぇ・・・　動画タイトル　富士葵パーク　　　　　　　もうタイトルからして神ってるんですが　ＭＡＤの完成度もいいし、これはもっと伸びて欲しい　動画タイトル　のらきゃっとのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!　　　　　　おちんこＥＤパロ動画で久々に良作を見た気がする。　のらきゃっとマジ天使　動画タイトル　ポン子、猛烈に反省する　　　　　　あいｒ・・・ポン子可愛いよポン子　みんなもパセリはちゃんと食べような？　動画タイトル　やりおるマン　　　　　　ここ好きの部分本当わかる。ワイトもそう思うマン　っとと、今回はこれくらいにしておきましょうかね。また素敵な動画さん達を見つけたら紹介いたしますね～♪

2018年02月14日

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第１２８話　不思議の国のベリル　その２．

　「わたしはこの世界アルビオンを監視していた天上人でゲティンと言います」　「アルビオン？」　え？この世界はジルオールじゃ？ん？　「はい、ココは貴方がいた世界とは別のアルビオンという世界の中にありますハルトという町なのですが、ここより北にあります大灯台に毎年カップルが聖なる火種といいまして、大灯台の最上階にて灯されている火を持ち帰り船乗り達の１年の無事を祈願するというお祭りがあるのですが、実はその大灯台に魔物が棲みついてしまいまして」　「ん？だったらあんたらでその魔物を退治してやれば済む問題なんじゃねぇのか？」　「それが、町のしきたりで大灯台には同性同士で入ってはいけないそうなのです」　同性同士で入っちゃいけないんだったら男と一緒に入りゃいいだけじゃ？　「ん～・・・でも、町にも腕の立つ奴だったり、男は普通にいるんだろ？」　「ははっ、それが私達が守ってやるから、って言っても誰もついてこようとしねぇ腑抜けばっかりでな。ったく、海の男だってんのに根性のねぇ野郎ばっかりだ」　そう悪態をついたのは全身を鱗で覆われた大柄な女性だった。　「なるほど？つまり俺にその誰かと一緒に大灯台にいけと？」　「はい、勝手な申し出だということはわかっていますが、お願いできないでしょうか」　不安そうに懇願するような表情を浮かべ俺の方を見つめてくる女性達。　何か急にそんなお願いされてもなぁ、なんてぇか現実味がないっていうか、うん。　だってよ？急に普段と違う世界（綺麗な女性ばかりいる）に呼び出されて？んで、魔物退治をしてくれってよ。　そんなの誰が信じるんだよ、てかこれマジ何？　あぁ、そうか。夢か！これはきっと夢なんだ。　落下したそれで気を失って今は夢を見てるんだ、そうだ、それなら納得がいくぞ。　なんて考えがパパッと頭の中に浮かんだ。　「ど、どうかな？受けてくれないかな？」　「いいぜ」　俺が即答したのが意外だったのかキョトンとした表情を浮かべてきたんですが？　「普通なら突然何言い出すんだ。とか、そんな風に言われるような状況なのに即答してくださるとは思ってもいませんでした」　「へへっ、私はあんたみたいにパッと決めてくれる奴は好きだぜ」　「ありがとうございます、えっと、そういえばお名前をまだ伺ってませんでしたわね。わたくしはアセトといいますわ」　「ん、あぁ。俺はベリル。ベリル＝バイトっていう」　「ベリル、受けてくださりありがとうございます」　「いや、礼にはおよばねぇよ」　「それでベリル、貴方は誰と一緒に大灯台に行きたいですか？」　茶色いセミロングの騎士風の女性のその一言にその場にいた全員がピクリと反応し俺の方を見てきたんですが。　「いや、誰と一緒にって言われてもなぁ・・・」　正直に言えば一緒にいくなら魔導士がいいわけだが。　その魔導士らしき人物がどうみてもアレなわけで。　チラッと黒髪のお姉さんの方を見てみたんだが、ダメだ。　目のやり場にすげぇ困る。というかあんな人と一緒にいたら俺の理性が保てるかどうかわかんねぇ　「ん？どういたしましたの？」　「いや、な、なんでもねぇ」　しかしどうしたもんか。あの魔導士のお姉さんと行きたいが一緒にいけねぇよなぁ・・・　他の誰かとか？ん～・・・　ポニテの子や全身を鱗で覆った人が一緒なら楽しそうではあるが、騎士風は真面目な人みたいだし、魔物退治はさくっと終わりそうではあるな。　誰だ、誰と行けばいいんだ！てかよ、そんな誰と一緒に行きたいですか？とか言われてそれってあれだよな、見かたを変えれば俺は誰が好みなんだ？ってことを聞かれてるようなものであって‥‥　「どうしたのですかベリル？そんなに悩むことでもないかと思いますが」　ちくしょう、ここでこんな大問題が起こるなんてよ。　「いや、あのな。えっと非常に選びにくいわけだが・・・」　「ほぇ？何でかな？」　「いや、なんてぇか。俺の好みを聞かれてるみたいでな」　「そんなことですの。別に気になさらなくてもよろしいですのに」　「あぁ、お前さんがコイツと一緒に行きたい！って直感で思った誰かを指名すりゃいいんだよ」　「そういわれてもなぁ」　俺が誰と行こうかっていうのを言えずにいると茶色のセミロングの人が軽くため息をついてから口を開いた。　「ふぅ・・・確かにコレは年頃の男性には少し難しい選択でしたね」　「しかし、それではどうすればよいのか。くじ引きでもします？」　「私、ベリル君と一緒に行きたいなぁ」　「何言ってんだセラ。私だって行きたいさ」　「そうですわよ。わたくしだって、若くて可愛い子と一緒にヤりたいですわよ」　「アセトは何を言ってるのかなぁ・・・なんか別の意味にしか聞こえないんだけど」　「アセトはヤラシイですね。ベリルと一緒にやりたいとか何を言ってるんですか」　「まぁ、誰が一緒にいくとか、じゃんけんで決めりゃいいんじゃねぇか？」　「そうだねぇ、それが平和的でいいかな」　結局彼女達がじゃんけんで誰が俺と一緒に行くか決めたわけで　「それでは宜しくお願いしますベリル」　「あぁ、こちらこそ宜しく。えっと・・・」　「すみません、自己紹介がまだでしたね。私はミハイルといいます」　騎士風の女性はニコッと微笑みそう挨拶してくれた。　「そんじゃ、改めてミハイル短い間だが宜しく頼むぜ」　「はい、それでは早速町の北にある大灯台へと向かいましょう」　こうして、俺とミハイルは魔物が巣食うという大灯台へと向かい歩き出した。　第１２８話　不思議の国のベリル　その２．終わり　　　　　　　　　　　　　　　　　その３．へ続く

2018年02月11日

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第１２８話　不思議の国のベリル　その１．

　俺の生まれ故郷であり、あのクソ親父が生息してるブリテン城下町へと向けて進んでた最中だったよ・・・　「んなっ！？」　それはもう気付いた時には既に手遅れだった。　誰だよ・・・こんな場所に落とし穴作ったやつ。　いきなり現れた落とし穴（まぁ、落とし穴なんてそんなもんだろうが）にはまっちまったんだよ……　ヒュー・・・・・・・・・・　って、やべぇよ。何これめっちゃ深くね？　これさ、俺落下ダメージで大怪我とかするんじゃね？　正直それを覚悟してたんだが、そんなことはなかった。　「ぐえっ」　ぶにょん。　「いてててててて・・・ったく、誰だよ道のど真ん中に落とし穴なんてしかけたやｔ・・・」　って、ん？何で俺は道の真ん中で落とし穴に落ちたはずなのに街中にいるんだ？　ってかさ、俺って今落ちて来たよな？　なんだけどさ、上を見上げてみても穴なんてモノは見当たらない。　いや、むしろ穴どころか俺の頭上には天井が見えるんですが？？？　え？建物の中にいる？何で？　「あれ？？？」　なんかおかしいぞ？　状況が飲み込めずにいた俺は、とりあえず辺りを見回してみることにした。　辺りを見回してみると、そこには見たこともない数人の女の人の姿があった。　１．ピンクのワンピースで茶色のポニテが可愛い背中に大きな剣を背負った子。　２．茶色のセミロングでプレートアーマーを身にまとった騎士風の女性。　３．赤い短髪で全身を鱗のようなモノで覆われた背の高い人。　４．青色の長髪をなびかせ、背中から白く美しい大きな翼を生やした凄くなんていうか、大人の魅力溢れる女性。　その４人は安堵の表情を浮かべ俺の方を見てきたんだが？　「ふわぁ、凄い！本当に人が現れたよ！」　「どうやら成功したようですね」　「ん？ん？」　どういうこった？何をこの人達は喜んでるんだ？成功した？　「突然このような場所にお呼び出ししてしまい、申し訳ありません」　「は、はあ？」　何だ？何なんだ？どういうことだ？　「な、なぁ・・・ここは？てか、どういうことだ？」　「ぢょ、ぢょっど・・・は、早く、どうでもいいから早くどいでぐだざいまじ」　俺の足元から潰された蛙のような声が聞こえたから見てみたんだが？　「うわっ！す、すまねぇ」　どうやら俺は着地した時に１人下敷きにしちまったらしい。　慌てて飛びのくと「いだだだだだ・・・」何ていいながら立ち上がったのは、思わずその体の一部に目がいきそうになる素敵な女性だった。　その女性は腰のあたりまで伸ばした綺麗な黒髪で胸元を大きくあけ、その豊満な胸を惜しげもなく見せ横に深いスリットが入ったチャイナドレスのような服　「うぅ・・・何で狙い済ましたかのようにわたくしの真上に落ちてくるんですのよ‥‥」　「へへっ、日ごろの行いだよ。日ごろの」　「うぅ～、納得いきませんわ」　「あはは、アセトってよくこうした目に合うよねぇ。確かグリーディの洞窟の時も後一歩で矢セトになるところだったし」　「今でこそ笑い話ですけれど、あれは本当一歩間違えば完全に頭に刺さってましたわよ」　「ほら、みんな話はそれくらいにしておいてください。彼がポカンと呆気にとられてますよ」　「あ、ご、ごめんね」　申し訳なさそうにそう言ってきたのはピンク色のワンピースの少女だった。　「いや、大丈夫だ」　「色々と聞きたいこともあると思いますが、ゲティンからその辺りの話はしていただきましょう」　騎士風の女性の言葉を聞き一歩前に出たのは、青い髪の翼を生やした女性だった。　第１２８話　不思議の国のベリル　その１．終わり　　　　　　　　　　　　　　　　　その２．へ続く

2018年02月11日

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第１２７話　また移動か　その２．

　そうだ、そうだよ！！確かに俺はこれを見たことあるぞ！！　この飛行石とか言うやつ、見たことあるわ！！　「思い出したぜぇえええええええええ！！」　バンッ！！　強くテーブルを叩いてガタッと立ち上がった俺をその場にいた全員がビクッとした反応を示してから見てきた。　「な、ななな！？いきなり何かなベリル！？」　「べ、ベリル君？ど、どうしたのかな？」　「ちょっと・・・あんたいきなり大声出さないでよ、耳に響くじゃない」　エリー様はすんげぇイライラとした不機嫌そうな表情を浮かべながら右手にファイアボールを宿してるんですｇ　「すまんすまん」　「で、それでベリル君？何を思い出したのかな？」　「あ、えっとな？その飛行石なんだけどよ、俺持ってる奴知ってるわ」　『！？』　ガタッ！！　今度は皆がすんげぇ身を乗り出してこっちを驚いたように見てきてたんだがｗ　「それは本当なのかベリル！？」　「飛行石なんて本当に持ってる人いるの！？」　「そんな超レアアイテム持ってる人を知ってるって本当凄いことだよ・・・」　「一体どこのアマンダラかしらね」　「アマンダラじゃねぇよｗ」　「じゃあ一体誰がそんなもん持ってるっていうのよ！！」　何でエリー様が逆切れしてんですかねぇ・・・？　「あれだよ、俺がまだ小さい頃なんだがな？俺の近所に住んでたデビの家にこれと似た様な石があったんだよ」　「デビス君の家かぁ・・・」　「んで、その青い石が珍しかったもんだから、触ったり眺めてたりしてたらデビの親父さんのバーブルさんから、実はこれは飛行石っていう特殊な魔力を宿した石なんだよ、って言われた記憶があるんだよ」　「は～・・・なるほど？」　「え～っと・・・確かベリルの故郷っていうとブリテン城下町だったっけ？」　「んだんだ」　「デビって、あれよね？光の勇者で、あんたにジェダイトを渡した女ったらしのデビスのことよね？」　女ったらしｗｗｗいや、間違ってはねぇけどよ。　「デビス君、か。確かに彼の家ならそうしたのがあっても不思議じゃないかも」　「だが、それでも。事情を話しても素直に渡してくれるかどうかだが、そこは大丈夫なのか？飛行石なんてレアなモノをそう簡単に渡してくれるとは到底思えないが」　「まぁ、そこは大丈夫だろ。バーブルさんなら話せばきっとわかってくれるさ」　「どっからその自信はでてくんのかしらね・・・」　「デビの家とは俺が小さい頃からずっと家族ぐるみで仲良くしてたからな。向こうからしたら、俺は完全に息子みたいなもんだ。息子のお願いなら聞いてくれるだろう」　「そんなうまくいくとは思えないけど、まぁ行くだけ行ってみるのはありかもしれないわね」　「そうだね、それに分けてもらえなくても、どこで手に入れたのか、とか。飛龍族の谷がどこにあるのか、っていう情報は教えてくれるかもしれないしね」　「んだんだ」　「それに、もしかしたらベリルの色んな話も聞けるかもしれないし、それだけでも行く価値はありそうだね」　「うっし、そうと決まったら本当はあんまあそこに戻りたくはねぇが、しゃあねぇ。ブリテン城下町に行くとすっか」　「それじゃ、行って来るねイズー♪」　「あぁ、皆が飛行石を無事持って帰ってくるのを待っているぞ」　最後にイズーさんに軽くお礼を言ってからマルス城を後にした俺たち。　そして、一路西へ。　俺の生まれた故郷であるグリフォン大陸はブリテン城下町目指して進みだしたのだった。　第１２７話　　　また移動か　　　その２．終わり　第１２８話　不思議の国のベリル　その１．へ続く

2018年02月11日

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第１２７話　また移動か　その１．

　至極真面目な表情を浮かべ王様を見つめるイズーさんの態度に王様は軽く嘆息してから口を開いてきたよ。　「ふむ・・・あい、わかった。イズーよ、ベリル達に飛空挺を託そうではないか」　「あ、ありがとうございます！！」　「そなたらが本当にルシファーと戦い、そして世界に平和を取り戻してくれるというのであれば、余も協力は惜しまぬし、全力でサポートするぞ」　「やったね、ベリル・ナディールちゃん」　「あぁ、これであの浮島まで移動出来るようになるな」　手放しで喜ぶ俺達に王様は申し訳なさそうな表情を浮かべてきたんですが？　「喜んでいるところ申し訳ないが、１つ問題があるのだ」　「問題？一体何よ」　「実は飛空挺の器自体はもう完成間近なのだが、肝心の動力部に使う飛行石がないのだ」　ん？つまりどういうことだってばよ。　「つまりどういうことなのかな？」　「簡単に言ってしまえば、今のままでは動力がないので飛空挺は空を飛ぶ事が出来ぬのだ」　「何よそれ・・・空を飛べない船とか全く意味がないじゃない」　「それで、ベリル達には１つお願いをしたいのだ」　お願い？まぁ、飛空挺に関することだとは思うがな。　「ベリル達にはその飛空挺を動かすために必要となる飛行石を持ってきてもらいたいのだ。それを持ってきてくれれば飛空挺をそなた等に託そうではないか」　「なるほど、そういうことか。わかったぜ」　「それでマルス王？その飛行石というのはどこにあるのですか？」　「すまぬがそれがどこにあるかわからぬのだ・・・世界のどこかに存在するという飛龍族の住む谷の近くに飛行石の取れる炭鉱があるという話は聞いた事があるのだが」　「飛流族の谷？？？どこにあんだ～？」　「さぁ？あたしも初めて聞いたわね」　「でもでも、そこに行かない事には飛空挺を飛ばす事もできないし、ルシファーのところまでいけないよね」　「んだなぁ・・・まずはその飛龍族のいる谷を探さないといけねぇな」　「で、で、その持ってくるっていう飛行石はどんなようなモノなのかな？」　「それは私から説明しますよ。資料が置いてありますので、私の部屋へと行きましょう」　「それではイズーよ、後は頼んだぞ」　謁見の間を後にした俺たちは、イズーさんに続き前にも訪れたことのある彼女の部屋へと案内された。　そして、前と同じようにエリーはそこにあるベッドへ一直線に移動し、ぼふっと腰掛けたよ・・・　俺・ジル・ナディーは部屋に設置されたテーブルに腰掛け、そしてそこへ何か凄い古い文献を手にイズーさんが俺たちの前に座り、パラリとその飛行石について載ってるページを開き、そこを俺たちは一緒になって覗き込んだ。　そこには、魔力を宿した澄んだ綺麗な青色をした石と記され、涙のような形をした石の絵がついていた。　「これが飛行石なんだね」　「確かにここには飛龍族の谷の近くって書いてあるね」　「これさえあれば、今広場で作ってる飛空挺が飛ばす事が出来るのだが・・・」　「ねぇ、飛空挺を飛ばすのにその飛行石ってどれくらいいるのよ？」　「ふむ・・・これくらいの大きさがあれば十分だと書かれているが」　そういってイズーさんはピンと綺麗に伸ばした右手を俺達の方へ向けてきた。　なるほど‥‥大体１５ｃｍくらいの大きさがあればいいのか。　って・・・ん？ちょっと待て・・・　何か思い出せそうだ。これに関して何かが思い出せそうだ・・・　あ、そうだ！！そういえば、何か俺こんなの昔どこかで見た気がするぞ？　昨日食った飯すらハッキリと覚えてないような鳥頭だが、その残念な脳みそをこねくり回してどこで見たか思い出してみたが、そこでピン！と俺の頭の中にその光景が蘇ってきた。　第１２７話　また移動か　その１．終わり　　　　　　　　　　　　　その２．へ続く

2018年02月11日

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第８話　鳩子さ～ん？　その２．

　今日も天音先輩に呼ばれて平が教室を去っていったのを見守る事しか出来なかった。　何だろう・・・この胸のモヤモヤ。　「はぁ・・・本当にただ一緒に何かの活動をしてるだけの仲なのかなぁ？」　最近さ、平はお昼の時も天音先輩と八分儀先生、それと一年生の子だっけ？その３人と一緒に食べてるみたいだしさぁ……　なんか自分の大切にしていたモノが奪われたような気がして気が気じゃなかった。　「なんだろう、このままだと今はそうじゃないかもしれない、知れないけどさ。本当に平を天音先輩に取られちゃうのも時間の問題だよねぇ・・・」　うん、だって。天音先輩って私と違って美人だし、成績も良いらしいし・・・　小学校の時からずっと一緒にいた平を急に現れた天音先輩に横からかっさらわれちゃうんじゃないかと、不安になって焦ってたのかもね。　「ん～・・・」　ちょっと気になるし後つけてみようかなぁ？　カバンを手に、私は平と天音先輩に見つからないように、こっそりと陰に隠れながら２人の後をついて行った。　校門を出ると平と天音先輩は何故か家とは別方向、っていうか何かの用があるとは思えない裏山の中に向かって歩き出していったんだけど？　「なんで？何で裏山になんて？あんな場所に何の用があるんだろう・・・」　怪しい、怪しすぎる。　ここで２人は何をやってるんだろう・・・　ハッ！？ま、まさか２人の活動っていうのは、こんな人がいないような場所でやるっていうんだから。　あんなことやこんなことが！？　だ、ダメだよ！！そんなの絶対ダメだよ！！まだ２人は高校生なんだからさ、そういうのはほら。大人になってからだよ！！！　でも、本当どこまでおくに行くんだろうね？　幸い裏山は木が生い茂って尾行するには丁度良かった。　そして、どれくらい裏山を歩いたんだろうか？２０分くらい？それくらい歩くと平と天音先輩は、キョロキョロと辺りを見回してから洞窟の中に入っていった。　平と天音先輩が入っていった場所へ駆け寄って、そこを見てみると、そこは昼間だというのに、薄暗い洞窟。　「ここの奥に何があるんだろ？」　私ははやる気持ちを押さえて、洞窟の中に入って行った。　暫く歩くと、何やら鉄の扉らしきものが目の前に現れたんだよ。　「何・・・ここ・・・」　何でこんな山の中に扉が？何か、凄く不安な気持ちになってくる。　それでも、私は最近平が何をやってるのか気になっていたから、意を決してその中に入ってみることにした。　鉄の扉を開けて中に入ると、何かの研究所のような場所に出る。　「研究所？平と天音先輩はここで何をやってるんだ？」　こんな場所に勝手に入ってしまった事に対する罪悪感がどんどんと胸の中に湧き上がってくるけど、もう遅いよね。ここまで来たんだから、二人が何をやってるのか、この目で見させてもらうよ！私は辺りを警戒しながら、その研究所？の中を見て回っていたんだけど、その時。ひときわ大きな扉が私の前に現れる。　「何だろここ？」　大きな扉を開けて中に入ると、そこには赤を基本とした色で全体を覆って、顔の部分から伸びる２本の角のようなもの。胸の辺りには、Ｔ字のパーツがついてる。全体的に丸みを帯びたロボットと。　頭部のパーツが２つにわかれてとがっていて、丸みを帯びた胸部パーツの黒いロボットがそこには置いてあった。　「ロボット？何でこんなモノがここに」　私がそれを見上げていると、急にそのロボットが２体安置してある部屋の上にあるぱトランプが大きな音を立てながらくるくると回り始める。　「うわわ！ど、どうしよう！」　私が急に鳴った警報に驚いて右往左往してると、突如上から鉄の檻が振ってきて、私はそこに閉じ込められてしまったのだった。　第８話　　　鳩子さ～ん？　　　その２．終わり　第９話　巻き込みたくなかった　その１．へ続く

2018年02月10日

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第８話　鳩子さ～ん？　その１．

　前回の闘いから１週間くらいが過ぎたある日のこと。　俺のクラスは今、ある話題で持ちきりとなっていた。　「なぁなぁ、何でも明日から転校生が来るらしいな！」　「あぁ、聞いた聞いた！しかもその子は凄い美少女だっていう話じゃないか、今から楽しみだな！」　うん、その話題というのは転校生が来るっていうモノ。　しかも、その転校生が女子ってこともあってその話をしているのは野郎共が中心なのは当たり前か。　皆が皆、今からどんな可愛い子が来るのか、めっちゃテンション高く話し合ってるが・・・　俺の目の前でもう１人、その話題に楽しそうに表情を綻ばせるヤツが１人。　「どんな子が来るんだろうねぇ、仲良くなれるといいなぁ」　俺の席の前、椅子の背もたれに腕を乗せた垂れ目で美しい腰まで伸びた黒いロングヘアが特徴的な少女。　犬飼鳩子その人がワクワクした様子を浮かべながら俺の方に同意を求めてきたんだが？　「どうだろうな。鳩子は人見知りするからなぁ・・・難しいかもしれんぞ？」　「だ、だだだ、大丈夫だもん！！」　「本当かよ・・・じゃあいつになったら俺以外の友達が出来るんですかねぇ・・・」　「い、いるよ！？いるもん！！ちゃんと平以外にも仲の良い友達くらいいるもん！」　「へいへい、そういうことにしといてやるよ。まぁ頑張れよ」　「うぅ～・・・」　恨めしげな表情を浮かべながら俺の方を睨んでくる鳩子様だったが、ふと真顔に戻った彼女は再び口を開いてきたんだ。　「というかさ、平は気にならないの？転校生の事」　「は？何だよ急に。確かに気になるっちゃ気になるがよ、そこまで騒ぐほど子供でもねぇよ。それにだ、俺は鳩子の面倒を見るだけでも手一杯なんだが？」　俺の言葉にめっちゃ不服そうな表情を向けてきてるんですが？　「えぇ～・・・そんなこと言って、最近私のこと構ってくれてないじゃん？学校終わってもすぐにどっか行っちゃうしさぁ」　「俺にも色々とあんだよ」　「色々、ねぇ？」　すんげぇ訝しげな表情を浮かべる鳩子様。　「そういえば、少し前から３年生の天音先輩と仲が良いみたいだけどさ、先輩とはどういう繋がりなのかな」　そう言いながらすんげぇムスッとした表情を浮かべてきてるんですが？　「何て言えばいいんだろうな。ちょっと前から一緒に活動してる仲、っていうところか」　「活動？？？何の活動なの？」　「まぁ、何だっていいじゃねぇかよ」　そんなん、世界をプルト星人から護る為にロボットに乗って戦ってます、なんていくら鳩子相手とは言えそんなこといえねぇよ。　「あ、そうだ！ねぇ平！！私も一緒に混ざったらダメ？」　何だコイツ、何でそんな急に一緒にやりたいなんて？　でも、何も知らないコイツを巻き込むのは正直避けたい。　「やめとけやめとけ、オマエには無理なことだ」　「えぇ～・・・そんなのやってみなくちゃ分からないよ？」　「んなもん、やらなくてもわかる。俺とお前はどれくらいの付き合いだと思ってんだ」　「え～っと、小学校からだから・・・１０年くらい？」　「もうそんなになるのか、まぁそれだけ長い間付き合ってると、お前の事は何でもわかるんだ」　「平はちっともわかってないよ・・・私の気持ちのこと・・・」　「ん、何か言ったか？」　「な、何でもないよ！」　両手をパタパタと振って慌てた様子で何でもないと言い張る鳩子だが、正直こう言う時って大抵、何でもないわけがないんだがなぁ・・・まぁ放っておくか。　「平！一緒に帰りましょ」　俺と鳩子が教室で喋ってると、教室の入り口から大きな声で俺の事を呼ぶ天音先輩。　「うぃ～っす」　最近、ずっとこんな事が続いてるからクラスの中でも俺と天音先輩が付き合ってるんじゃないのか？という噂も飛び交ってる。　「それじゃ、鳩子。天音先輩も来たし行くな」　「あ、うん・・・・また明日ね平」　鞄を手に取って、天音先輩と一緒に教室を出ていく俺を鳩子は寂しそうな表情で見送った。　第８話　鳩子さ～ん？　その１．終わり　　　　　　　　　　　　その２．へ続く

2018年02月10日

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今週もニコ動貼り付けるですよ！

はい、皆さんこんばんはジルコニアさんです(´･ω･`)ノ　さて、今週もニコ動を貼り付ける水曜日がやってまいりましたよん♪今回も素敵な動画さん達を多数取り揃えましたので、どうぞ最後までお楽しみくださいませね♪　以下に貼り付ける動画さん達のうち、１つでも気に入っていただけるモノがあれば幸いでございます。　動画タイトル　おきてってってええええええええええええええええ！！！！！！　　　　　　何だろう・・・何でおれこんな動画ループさせまくってんだろう・・・ｗ　いやでも、てってってーのＭＡＤでここまで中毒性あるのは久々な気がする。　動画タイトル　バーチャルユーチューバーでコンビニパロ　　　　　　ブリトラのコンビニパロとかまた懐かしいネタが来ましたね・・・　ブリトラの曲はなんか定期的に聞きたくなる説あるな（謎　動画タイトル　バーチャルYouTuber de きしめん　　　　　　葵ちゃんだったり、ときそらメインのもオナシャス（ぉぃ　動画タイトル　【MAD】富士葵警察【西部警察×富士葵】　　　　　　葵ちゃん可愛いやったー！　モデルが新しくなったらこういう行動とかも減るんだろうか・・・　動画タイトル　アリスマン　　　　　　アリス可愛すぎでしょ・・・　所々音量ガバガバすぎて鼓膜破けそうｗ　動画タイトル　まほ「怒った？」エリカ「怒ってないよ」　　　　　　何故作ったし　動画タイトル　きりたんと龍虎の拳2(1/2)　　　　　　他にもキャラいたやろｗ何でコイツにしたｗｗｗ　龍虎２だと影二・キング・ユリが好きで使ってたなぁ（遠い目　動画タイトル　ハハッ！　パンツ被った〇ッキーマウス作ってみた　　　　　　おいやめろｗ主消されたいのかｗ　いやでも、ミッ○ーって言ってないし！言ってないし！　動画タイトル　黒人が怒ってる動画にビートを流したらヒップホップになったwwwwwwwwwwwwwwww　　　　　　ちょっと前にこれツイッターですんげぇＲＴ伸びてたよね。　てか、もうなんかこういう曲にしか聞こえないｗ　動画タイトル　【FF7】アイロンビーズでクラウドとセフィロスをつくってみた　　　　　　毎度この人の新作出るたび思うことが１つ。　よく下絵とか作らずに元絵を見つつ、直に設置できるなぁ・・・と　動画タイトル　愛戦士ニコル　RTA　26分48秒　　　　　　ＢＧＭはすげぇ良曲ばかりだと思うの、このゲーム。　っとと、今回はこれくらいにしておきましょうかね。また素敵な動画さん達を見つけたら紹介いたしますね～♪

2018年02月07日

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今年もかかっちゃったよ・・・

はい、皆さんおはようございますジルコニアさんです(´･ω･`)ノ　今世間ではインフルエンザが猛威をふるっておりますが、皆様は感染したりしていないでしょうか？　うち？うちは・・・週の頭からインフルＢ型発症してうんうん唸っておりましｔ　やっと熱も下がったのでね、こうして生存報告なわけですよ（謎　いやまさか、たな卸しだったり、恵方巻などで忙しいこの時になるとは思ってもいませんでした。　皆様も、手洗い・うがい等対策はバッチリと行なって拾わないように気をつけてくださいませね

2018年02月01日

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