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今日読んだ本に広告について、以下のようなことが書いてあった。
------------------------ (新米の広告マンがよくつかうキャッチコピーを例えて) 「危険!」 これがロマンスのきっかけになるだろうか。 私なら誘惑する方法を考える。 ------------------------ なんでもかんでも顧客を振り向かせればいい、というものではなく 忙しく、情報過多な顧客が考えているよりも興味深い、知的好奇心を くすぐる「芸術的」な表現が必要だという。 キャッチコピーでは、「よりよい効用」を訴えるより「危険からの回避」を 訴えたほうが行動を誘発しやすい、といわれている。 この考えと対極にある、著書の提言に興味をもった。 というのも、僕らがつくるキャッチコピーやライティングの雰囲気は 「オヤジには受けても、若い女性には嫌われる表現」だ、と ある女性に教えてもらったことを思い出したからだ。 僕も煽り系の広告やDMはさんざん書いてきたが、よいにしろ 悪いにしろ確かに反応は早い。しかし、同じような文体のコピーや ホームページがそこらじゅうにあふれてきた現状を見ると、 「紫の牛」だらけになってきた感もある。 つまり目立っていたものも、みんながやりだすと「またか…」となる。 ネットで商売する際は、中高年の男性達が最も有望なターゲットという。 著書にはこんなことも書いてあった。 ------------------------ 必ず反応する3割、絶対反応しない3割、無関心な4割がある。 広告のうまい人は「無関心な4割」の動かし方を知っている。 ------------------------ 10の人に対して、反応する3人に無関心な4人をあわせ、7割の 反応を得ることができる、というわけだ。これにもなるほど!と思った。 これから重要なのは、笑いのあるユーモアセンス、情景描写のうまい美的センス がレスポンス広告においても求められるウエイトが高くなってくるのでは?と 感じている。 レスポンス広告の、新しいスタンダードをつくれるように頑張りたいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年03月24日 00時16分08秒
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