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8・4両国国技館大会から始まるW-1だが、グランプリトーナメント1回戦の顔ブレを見ると、良くも悪くもバラエティに富んだ取り合わせと言える。曙やボブ・サップなど、ほとんど「プロレス未経験」の選手、柴田勝頼のような新進気鋭の若手、秋山準、佐々木健介といった脂の乗り切った中核、そしてグレート・ムタ、天龍源一郎、長州力といった「重鎮」もいる。
これだけのバラエティ豊かな顔ぶれが一度に揃ってしまうのもプロレスの魅力、と言えばそれまでだが、ムタ-曙に、前田日明や上井文彦氏が掲げる殺伐としたプロレスを期待するのは難しい。 今後、W-1がどの方向に進んでいくのかはわからないが、いずれにせよ「上井色」あるいは「前田色」が鮮明になるのは次回以降と考えたほうがいいのかもしれない。もちろん、だからと言って8・4両国大会の値打ちが下がるということはない。一つのイデオロギーに染まらない、ありのままのプロレスを楽しむ好機とさえ捉えられる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年08月04日 01時20分22秒
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