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カテゴリ:LOHAS
一昔、二昔、三昔前、人が着物姿で歩いて旅をしていた時の時速は4km。
現代では、高速道路を使えば100kmもの移動が可能です。 旅とは、移動の時々を楽しむものだと考えれば、1時間に100kmの移動は、旅とはいいがたいですよね。 周りの車に気をとられ、変り行く景色や季節を味わう余裕など無いのですから。(安全運転を心がけている人は、ですけれどもね) 時速4kmの時代の人は、この事を何んと言うでしょうか。 「忍術」「妖術」それとも、「神隠し」・・・かな。? 昔の人のリズムから考えれば、”瞬間移動”としか考えられないですものね。 注:「忍術」は、弓矢やノロシを使い情報を敏速に遠方に伝える事は出来たようですが、ヒトを移動させる事は出来ませんでした。 この”瞬間移動”を便利な旅と考えるか、世知辛い旅と考えるかは、 人それぞれでしょうが、 「苦も有れば楽もある」と考え、自身の歩みに身を任せながら、 時を味わえる時を持っていたいな。と私は思っています。 こんな句を読んだ人がいます。 「ヒト消えて・野生動物の・天国となる星」 ヒトが急ぐ事が、この星に大きなストレスを与え続けていると考えている人がいるのですね。 今一度、時速4キロのリズムを考えてみませんか。 着物は、急がない4キロの旅の衣装です。 裾を裁きながら歩く着物美人の姿は、粋でエレガントだと思うから、 男どもは、街を行く着物美人を振り返るのです。 人の目を意識する事で美しくなれます。 人の目は、自己啓発に良い効果をもたらせてくれますよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.03.29 11:37:15
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