なんで懲りないんだろ・・・          

2005/04/04(月)01:30

飲み会の席で

仕事(6)

一人っ子育ちで世慣れてなくて、人と何を話したらいいのかわからず困っていたのは、もうはるかな昔。今では「実は人見知り」と言ってもちっとも信用してもらえず、ヘタな冗談だと思われ、サクっと流されてしまう。 確かに、長く勤めているおかげで、だいぶ処世術ってやつが身についたのか、単に鈍くなったのか、大概のことでは会話に詰まることもなくなりました。 でもね、それでもたま~~にあるんだよね。これにはいったい何て答えりゃいいんだ?って思うことが。 今日は4月から他の部署へ異動する同僚の送別会があり、その二次会でBarに行ったんだが、その席でどういうわけか痴漢の話になり(女性専用車両ができるって言う話からだったかなぁ)けっこう年配の男性が「でもさ、痴漢は悪いけどさ、俺だって電車の中で立つんだったら、あんたたち(他の男性陣)より、七海さんの後ろに立ちたいよなぁ。そんなむさっくるしい男の後ろよりはきれいな女性の後ろのほうがいいよ」と言ったのね。あんたたちと言われてた男性陣も少し当惑しながらも「そりゃそうですね」と(ちょっと小声でだったけど)相づちをうっていた。 なんでそういう話の展開になるのかも、よくわからないんだけど、わたしが引き合いに出される意味もよくわからんなー。 もしかしてわたしを誉めてるつもりなのかしら。それはないだろー。 じゃあ、けっこうな年齢だけど、まだまだ女性に興味があるんだよ、俺、っていうアピール?まーさーかー。 っていうか、軽いジョークなんだろうな、この方にとっては。 たぶん、この方が前にいらした会社では大うけだったのかもしれないね。 でも、わたしにはまったく笑えない。 いや、ジョークなんだろうなーとは思ったのよね、聞いた瞬間に。 だったらジョーク返しとして「同感です。わたしもおじさんよりは若くてかわいい男性のうしろのほうがいいですもん」って言ってみようかしらって思ったんだが・・・でもそれは成立しないんだよね。 ジョークにはならないでカドが立ちそうだな、と思って自粛して、ただ黙って話題が転換するのを待ったんだが・・・心のなかにモヤモヤっとしたもんが残って、どうも後味が悪いのよね。 ときどーきあるんだよなー。なじめねーっていう違和感が。 あぁ、あれも嫌い、何かの会合で記念写真とか撮るときに「じゃあ女性は主賓の横ね」っていう指示。悪気はないのはわかるんだけどねぇ、それだけに根が深いなぁと思う。

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