PERSONの魂に感じる 話を書きます。 ときたま気持ちが入り過ぎちゃうかもです?

2008/09/14(日)16:45

ペルの気まぐれ本格派な気分。「大相撲」編。

世間話・豆知識(27)

本日。東京は、両国国技館にて 9月14日(日)より15日間に渡りそれぞれの部屋の力士達が数々の攻防の幾つかを繰り広げ見せてくれる「大相撲・秋場所」。 そこでちょっとした豆知識を・・・・・ ~~土俵のあの狭さの理由とは?~~ 相撲の取組を見ていると、力士が勢いあまって土俵から転げ落ちて:頭や肩などを打ち、暫く朦朧としている姿をよく見かける。 その土俵の盛り土の部分をもっと広くすれば、力士が落ちて怪我をすることも少なくなるのではないかと思える? この本場所の土俵の大きさは、上部が1辺5.7m・底部が1辺6.7mのともに正方形を重ねた台形になっている。 土俵をあのような形に作るのは、力士が倒れた時に、斜めになった土俵の斜面にクッションの役割をさせるため。 つまり、土俵はわざと小さく作られ、力士が簡単に土俵の外に落ちやすくなっているんだって。 もし土俵を大きくすると、体はそのまま土俵面に叩きつけられる事になるから、今まで以上に体へのダメージは大きくなって休場者が続出だわさ。 ~ちなみに~ 本場所の土俵の土には「荒木田」といわれる「東京都荒川区荒木田原」で採れる土が使われている。 土俵を作るのに使われているのは、なんと10噸トラック4台分の土=40噸の土って事? それを土俵の形に作るのは、呼出さんの仕事になっている。(敬礼!) ~~以前の相撲界にハワイ出身の力士が多かった理由?~~ 今は、大相撲が強い国といったらなんといっても「モンゴル」ですが、一昔前なら「ハワイ」が一番だった時代がある。 最初は「高見山」、続いて「小錦」、横綱になった「曙」・「武蔵丸」と、ハワイ出身の力士達が日本の国技である相撲の世界で活躍していた。 トンガやカナダからやってきた外国人力士もいたが、ハワイ出身の力士は強く、独特のしきたりがある相撲界にも、よくなじんでいたように見えた。 じつは、この裏には、大相撲のハワイ巡業中に、部屋から脱走した力士達の功績があったことをこの小耳にはさんだので報告しておこう。 それは大正3年のこと。 日系移民の多いハワイへ大相撲の一行が渡った。今と違い、海外渡航がおいそれと簡単に出来る時代では到底ない。 暖かい気候とのんびりとした風土に触れた三段目の若い力士3人には、ハワイが夢の島に移ったとしても不思議ではなく。。。。 そこで東京へ帰るのが嫌になり、2度とハワイの土を踏むチャンスはやってこないかもしれないと思うと:たまらず彼らは一目散に脱走してしまったそうな。 その後、この3人は日系人の家にかくまわれて2年間を過ごし、やがて市民権を獲得する。 3人のうちの1人「袖ヶ浦」は「マウイ島」にレストランを開いて成功し、ほかの2人とともに「相撲の技術としきたり」をハワイに広めたという。 ハワイ出身力士の活躍を見聞きすれば、彼らの功績の大きさを称えることもできよう・・・ ~~どうして大相撲中継はNHKでしかやらないの?~~ テレビの大相撲中継は、テレビ放送の創成期である昭和28年にはじまった。 当時は放送権に関する考えは徹底されておらず、次々に開局する民法各局が、勝手に大相撲中継を行っていた。 その結果、テレビのスイッチを入れればどのチャンネルでも同じ中継が放送されている、というなんとも信じられない光景もあった様だ。 しかし視聴者も同じ相撲を観るとするなら、よほど無頓着でなければCMのないNHKにチャンネルを合わせることになる。 民法側もそのことに段々と気付き始め、つぎつぎと相撲中継から手を引くことになっていった。 昭和41年を最後に、今のようなNHK独占放送となった。 また、テレビの歴史の中で「放送権」なるものが発生し、『相撲協会に一場所*数千万円*の放送権料』を払わざるを得なくなったのも、民法が中継をやめた大きな理由とも言う。 ~~~序でにもう一丁~~~ ~視聴率はどうやって測るのか?~ 「紅白歌合戦の視聴率」が下がるニュースは新年のスポーツ新聞には欠かせないテーマだが、その視聴率は一体どうやって測っているのだろうか? これは「ピープルメーター」という機械をテレビに取り付けて測っている。 その機械が視聴率調査会社に、「その家ではどの時間にどのチャンネルを見ていたか」というデータを送っている。 この調査に協力しているのは、関東地区で600世帯・関西地区・名古屋地区で250世帯、それ以外の地区ではそれぞれ200世帯となっている。 協力期間は関東地区の場合には2年間、その他の地区は3年間となっている。 ただし、調査協力世帯を一度に交替するのではなく、少しずつ入れ替えていく。関東地区の場合は、毎月25世帯ずつ入れ替えていくそうだ。 しかし、誰に聞いても、調査協力をしたことがある人がいないのが不思議だ。 ~ちなみに、視聴率1%と言うと。。。。~ 関東地区の場合「約15万世帯」がその番組を見ていることになる。 個人視聴率の場合は、38万人ほどになる。 これでたかだか1%と言えども、テレビ関係者が目の色を変える理由がお分かりいただけたと思う。 僕的な意見は。 相撲も:柔道も:空手もこの日本を代表するもの。 決して相手を傷付け痛めつけるスポーツではなく、我が身を守るための技術。 「心」を強くもち、「技」を磨き「体」を鍛え上げてこその本物。 今の人達は「礼」を知っているのだろうか? 相手がいるからこそ互いに切磋琢磨し合えるのではないのかな? どんなスポーツでも、どんな武道・武芸でも、何もかもがみなそう。 「礼」で始まり、「礼」で終わる。 他国へ旅行へ行けば、その国のマナーもモラルもルールもあうのだから守らなければならない。 それと同じくこの日本にも、風土・風俗・風習はあるのだから守ってほしい。 閉鎖的・保守的な点からなのではなく、髪を結いマゲをつけているその意味を・責任を・その立場を理解していてほしい。 難しい事はよう言わないけど、ただ強いだけでなく強いなら強いなりに それ相応の風格と気品を身に付けるべきだと俺は感ずる。

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