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カテゴリ:美術
ミケランジェロ ブオナローティ
1475-1564 89歳で没 453年前に死去 フィレンツェ サント・クローツェ教会 遺体安置 『サン・ピエトロのピエタ』 1497-99 バチカン サン・ピエトロ大聖堂 ミケランジェロの数ある彫刻の中でもダビデ像と並ぶ最高傑作である。20代の頃製作 大理石の塊から掘られたと説明を受けても、ドレスの衣摺れの音が聞こえてくるような作品です まさに神業ですね ※ ピエタとは、聖母子像の一種であり、磔刑に処されたのちに十字架から降ろされたキリストの亡骸を腕に抱く聖母マリアをモチーフとする宗教画や彫刻などのことである イタリア語で「敬虔な心」「哀れみ」「慈悲心」 ※ ミケランジェロは、フィレンツェ共和国のカプレーゼに生まれた。フィレンツェの支配者メディチ家に庇護を受けていたが、21歳の時にローマに移り住む 彼は人生の大半をフィレンツェとローマで過ごし、この二つの都市に作品のほとんどが残されています。 ダヴィデ像 David 1501-04 フィレンツェ アカデミア美術館 大理石 5.17M ※ ヴェッキオ宮殿 (フィレンツェ市庁舎)の前に飾られていた(1873年に現在の場所に移設) 旧約聖書の登場人物ダビデが巨人ゴリアテとの戦いに臨み、岩石を投げつけようと狙いを定めている場面を表現している。 ※ ダビデ =羊飼いから身をおこしてのちエルサレムに都を置いて全イスラエルの王となった人 ダヴィデの彫刻というと、これまでは巨人の頭を足元に置き、手には剣を持ったいわゆる勝利者の姿で制作されるのが伝統であった ミケランジェロはその伝統を打ち破り、まさに決戦に臨む前のダビデが緊張感に溢れた一瞬の姿を克明に捉えて彫り上げた。 またダヴィデ像の瞳部分は、他に例の無いハート型で彫られている。 リアルに表現された手 人体に関するきわめて正確な知識にもとづいた芸術的規律に忠実であった彼は、 人間の魂がその肉体の内に宿るように、彫刻作品のあるべき姿はその石塊の内にあらかじめ現れているものだという信念を抱いていた ダビデ像は、現在アカデミア美術館にあるが、元あった広場には銅のレプリカが置いてあります お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.02.10 22:24:41
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