JKのCanada Life

結局ランチだけ食べて帰る人は一人もいなくて、リビングでは韓国では恒例の花札が始まり盛り上がっています。


途中で、彼のお兄さんが来たのですが、ご飯を食べてすぐなんと

新婚の私達のベッドで寝ています。
（お兄さんは独身なのでおそらく親戚に色々聞かれるのが面倒くさくて逃げたのでしょう）

それに気付いた私はイライラ。
本当こういうところ日本と違うなと思います。

日本で親戚の家や、新婚さんの家に行った時に家の中を探索したりしませんよね？
しかしここ韓国では部屋は勿論のこと、冷蔵庫やクローゼットの中まで断りも無く勝手に開けて見ています。

私達は日韓国際結婚カップル。
みんなが私達の結婚生活について興味があるのは分かります。

でも一言

「ここ見せてもらってもいい？」

と聞いてくれれば、まだ気分的にも違うのに・・・


ランチが全て片付いてからも、飲み物や果物それから晩御飯用のご飯を炊いたりと休む暇もありません。

そして本当に誰一人として帰ることなく、ディナーの時間です。

持って来てくれたチュオタンを温めるだけだったので簡単だったのですが、今回もやはり男性から食事が始まります。

私は最後にガーッと流し込むように食べましたが、やっぱりここでも先に食べ終わった親戚が食器を洗い始めます。

だから、それされたらご飯食べれないってば！！！

大急ぎで食器洗いを手伝い、その合間に晩御飯の後のデザート用果物を準備。
よく韓国人が言う

「チョンシンオプソー！（直訳だと精神が無い→イッパイイッパイな感じ）」

でしたね、本当。


とにかく、何とかこれで無事修了。
最後に親戚達とシアボジ（義父）が帰り際に

「Kaz～、スゴヘッター（お疲れ様ー）」

と言ってお小遣いをくれました

本当に今日は結婚してから一番大変な一日でした。
シオモニが

「コレが最初で最後だから。お疲れ様、Kazよく頑張ったね～。」

と褒めてくださいました。（シオモニ、本当ですよね？？？私この耳でしっかり聞きましたよ！）


今日の朝は本当にどうなる事かと心配していましたが、やる事が多すぎて一日があっという間に終ってしまいました。


それにしても、韓国のお嫁さんたちって大変ですね。
今日一日で韓国の濃～い親戚関係を肌で感じました。

やっぱり、私にはこの国で嫁をするのは無理みたいです・・・