はりきっていこう(^o^)/

2008/12/28(日)19:49

80'S「ホリデーロード4000キロ」(1983 米)

コメディ(40)

坂本スミ子さんが歯を折り、コネリーさんはやめると言えなくなり、「メリー・クリスマス、ミスター・ローレンス」。 チャック・イェーガーのX-1が音速を突破し、伊丹さんは目玉焼きの黄身をすすり、キングズレーさんは断食。 壊れても壊されても車が復活、ラベンダーの香りが未来へと誘い、○×ゲームが世界を救う。 最新鋭ヘリが軍部の陰謀を暴き、目黒さんと夏木さんが薬師丸さんをいじめ、ハン・ソロがホッとしていた、1983年。 ある家族が休暇旅行に出発しようとしていた。 それはこの映画(^-^)b 「ホリデーロード4000キロ National Lampoon's Vacation」(1983 米) 監督:ハロルド・ライミス 原案・脚本:ジョン・ヒューズ 出演:チェヴィー・チェイス ビヴァリー・ダンジェロ ランディ・クエイド ジョン・キャンディ 「どんな話?」 休暇を利用して、シカゴからカリフォルニアまで大陸横断の自動車旅行に出発したグリズウォルド家。新しいステーション・ワゴンで一路西を目指すが、途中考えられないトラブル続き。一家は苦労しながらようやく最終目的地のワリー・ワールドに到着したが… いやもう直球のコメディ。 ど真ん中のストライク。 ものすごくアメリカンなコメディ映画だ。 (^-^)b アメリカでは根強い人気があるようで、コメディ映画のランキングには「ゴースト・バスターズ」や「ビバリーヒルズ・コップ」同様必ず上位に顔を出す映画。 そこそこブラックな部分もあるけれど、英国流にはほど遠いしブラック・コメディとは言えないなぁ。 (´ε`) 基本的にはハッピーエンド(?)だし、何も考えずに楽しむ映画だと思う。 日々の生活に疲れたときにでもどうぞ。 (^_^) アメリカのコメディ俳優で必ず名前が出るのがチェビー・チェイスさん。80年代から本格的に活動して出演作も多いのに、なぜか日本では人気が薄い、てか、無い。 (`ε´) 一番有名なのが「サボテン・ブラザーズ」(1986)かなぁ? 主演映画も未公開が多くて、ちょっと可愛そうなくらいだ。あの「いい加減」キャラが日本人にウケないんだろうなぁ。 私も、同じ80年代の「フレッチ/殺人方程式」(1985)は観たくないもの。 (-ω-;) でも、本作のチェイスさんはイイ。やり過ぎないどころか、あらゆるトラブルを飄々と受け流す感じがイイ。 ( ´ー`)ノ いい加減なんだけど、クレイジーなまでの家族愛をそこはかとなく感じさせてGood。チェイスさんの映画で一番気に入った。 内容はストレートな定番ギャグばかり。 新車を買いにいったら注文と違ってたり、やめるから元の車を返せと言ったらすでにペチャンコだったり、通り過ぎる街の描写が"いかにも"だったり、田舎の親戚が"いかにも"だったり、食べ物のネタとかも定番中の定番。 でも、気合を入れ過ぎてないので素直に笑える。 まるで吉本新喜劇のような安心感。 その他、アメリカン・コメディを見慣れた人なら気が付く子ネタは満載。 とにかく珍道中、チェイスさんの空回りが笑える。 (≧∇≦)あはは おばさんとイヌはブラックだとしても、前編明るい笑いなので気楽に楽しめた。 家族4人が楽しそうに走るシーンで流れる「チャリオッツ・オブ・ファイヤー」(byヴァンゲリス)には思わず爆笑。 (≧ω≦)うはははは 知ってても笑ってしまう「ワリー・ワールド」は最高。 原案は「ナショナル・ランプーン」に掲載されたジョン・ヒューズさんの短編らしく、もっと残酷なオチだったのを映画化にあたってハッピーエンド(?)に変更したらしい。 なにしろ、 「パパがウォルト・ディズニーの足を撃ったりしなかったら、最高のバケーションだった。」 って始まりらしい。次々と降りかかる災難でとうとう父親が… そんな「フォーリング・ダウン」みたいな本来のラストも見てみたいかも。 (´ε`) それにしても、家族旅行で4000キロって… (^_^;) オススメできる○:チェイスさんが苦手な人 オススメしない×:家族で歌うシーンを見たくない人 余談 目的地の「ワリー・ワールド」は「Six Flags Magic Mountain」って遊園地。本当はネズミの国にしたかったのを、あえなく断られたとの事だ。 (`▽´)

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