はりきっていこう(^o^)/

2009/01/03(土)13:09

「キャプテン・ロン」(1992 米)

ファミリー(5)

最近良くでくわす、エバーハード監督。 以前にも書いたように、彼の作品は半数以上が日本劇場未公開。 なんとディズニー映画、(もちろんタッチ・ストーン、ブエナ・ビスタ)まで未公開だ。 しかも私が思う彼の最高傑作なのに… (хх) それがこの映画(^_^)b 「キャプテン・ロン Captain Ron」(1992 米) 劇場未公開 ビデオタイトル:「キャプテン・ロン/あこがれのカリブ海クルーズ!」 監督・脚本:トム・エバーハード 出演:カート・ラッセル マーティン・ショート メアリー・ケイ・プレイス 「どんな話?」 叔父の遺産のオンボロ・ヨットで、カリブ海からマイアミまで航海することになった家族が、雇った船長に振り回されながらも、いろんな事件を乗り越えていくコメディ。 ちょっとバラバラになりそうな家族の再生物語。 ラッセル、ショートの凸凹コンビが最後にがっちり握手って、たわいない内容なんだけど、お話やギャグのテンポがイイし、嫌味のない展開なので単純に笑って観ていられる。 船、海ってイイんじゃない?って思わせるような映画だ。 キレイなカリブ海の景色を楽しみながら、明るく笑いたい、ほのぼのしたい人は是非どうぞ。 (^_^)b シカゴのビジネス・マンのショートさんが、ある日叔父さんから遺産のヨットを譲り受けることになり、売却すればかなりの金額になるらしいと喜ぶ。 そして、バラバラ気味な家族を何とかできて一石二鳥だとばかりに、せっかくだからカリブ海の島からマイアミまで自力で運ぶことにするんだけど、バリバリのインテリア・デザイナーの奥さんは迷惑顔、ティーン・エイジャーの娘は男の子(これが趣味悪い)のことしか考えてないし、小学生くらいの息子は妙に生意気。 乗り気なのは子どものころ1度だけ乗ったことにあるショートさんだけ。 どうにか4人で島に到着。でも肝心のヨットをみて全員あ然としてしまう。 クラーク・ゲーブルも所有していたことがあるらしい由緒あるヨットなんだけど、1967年以来ほったらかしなので、ボロボロ。船内も散らかり放題、荒れ放題。 「ちょっと手直しすれば乗れるさ」とショートさんは強がるけど、連絡したマイアミの業者(ポール・アンカさんだ!)もそれを聞いて、ファイルをゴミ箱へ。 (хх) そうそうヨットといっても、マストは2本、船室も複数で、シャワーのあるような小さいけど豪華な帆船だ。もちろんエンジン付き。 そこにボロボロのルノー5に乗ってさっそうと登場するのがラッセルさん。 うわ!スネーク・プリスキン! いつ転職したんや! 眼帯も髪型もほぼ同じ。多分意識したキャラだと思う。 赤いブーメラン・パンツはセクシー過ぎだけどね。 ( ̄ー ̄) 「海で試すのが一番だ」 と、いきなり出港してしまう。 (自分がヤバイやつに追われてるだけやん) (≧∇≦)わははは こいつが、腕がイイのか悪いのか、ドジなのか頼りになるのか分からない。 行き先は間違えるし、地図は燃やすし、海に落ちたショートさんにはしごをぶつけるし、ゲリラを大勢乗せるはめになるし。 でもやっぱり海の上だとカッコ良くて、真面目なショートさん以外の3人はキャプテンに惹かれていく。ちょっと面白くないショートさん。 いやいやながらも船の手入れが進み、とうとう帆を張る。 ( ̄ー ̄)vイェ~イ! 成功して、ショートさんがエンジンを切った瞬間はちょっと嬉しくなってしまった。 上陸した島で子どもたちと騒ぎすぎて、堪忍袋の緒が切れたショートさんはとうとうキャプテンをクビにしてしまう。 でもクライマックスでピンチに陥った家族を助けにさっそうと再登場! スネークばりの活躍で、家族を救う。 ラストはお決まりのハッピー・エンドだけど、私もヨットに乗りたくなったぞ! ショートさんの父性というよりより、個々が自立したので家族がまとまったと言う感じかな。 「Escape From …」以外でラッセルさんの眼帯すがたを見たい人は必見 (そんな人いるかな?) オススメできる○:ほのぼの家族アドベンチャーをみたい人 オススメしない×:喜劇が嫌いな人 それにしても、本作でも未公開なんてエバーハードさんは反日運動でもしてたのかな?単に不運なだけなのかしらん? 不思議。

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