2007/09/01(土)00:15
今日は『白線流し』の物語の始まった日。
12年前の今日8月31日は、『白線流し』の物語の始まった日なんだよね。
あれから12年、十二支も一回りしちゃったんだよなぁ…。
どんどん昔のことになって行くなぁ(^_^;)
スペシャルも一昨年に放送した5作目が一応最後の物語だということになってしまったもんな(-.-)
『白線流し』の第1回の放送は1996年1月だったんだけど、その物語は1995年8月31日夜の東京新宿近くのどこかのスタジアムから始まるんよ。
物語の始まりのうちの、12年前の今日8月31日の夜の部分、ドラマでは最初の8分30秒あまりのことだけ少し詳しく書いちゃおっと(^_-)-☆
その夜は東京のスタジアムでミスチルのライブがあって、七倉園子(酒井美紀)と飯野まどか(京野ことみ)がミスチルのライブを観てスタジアムから走って出てくるところが、『白線流し』の最初のカットだったんだ。
スタジアムの看板によると
Mr.Children STADIAM TOUR -Hounen Mansaku- 夏祭り1995 空(ku:)
1995年30・31日 30日会場18:30開演19:00 31日会場16:30開演17:00
と、なってるんだけど、このタイトルのスタジアムライブは、この年の夏に実際に行われてるけど、この日に近いのは8月27日の 西武球場と9月2日の横浜スタジアムでは行われてるんだけど、この日は無いので、きっと東京ドームでこの日にライブがあったってテイなんだと思う。
当時ミスチル派とスピッツ派がいてるぐらい、このふた組は双璧って感じだったけど、オープニングにミスチルのライブ会場が出てきたのに、主題歌はスピッツの「空も飛べるはず」で劇中歌に「ロビンソン」も使われてたのが面白かったな。
そのあと、園子とまどかは、新宿駅で橘冬美(馬渕 英俚可)と合流して、松本行き最終あずさ77号で松本へ帰ることになる。
一方、大河内渉(長瀬智也)は八王子駅から松本へ帰るために、駅のベンチで宮沢賢治の新潮文庫『新編・銀河鉄道の夜』を読んでる。
この『新編・銀河鉄道の夜』は、その後、園子と渉が知り合うきっかけになる本なんよね(^_-)
で、あずさ77号がホームに入ってきて、渉は読みかけの『新編・銀河鉄道の夜』の開いてたページに紐しおりを挟んで本を閉じて特急あずさに乗り込むんよ。
この開いてたページは『新編・銀河鉄道の夜』の中の最後から二つ目の話『饑餓陣営』の途中の246ページなんだけど、なんでこんなマイナーなところにしたのかよく分からない。
まさかおしゃれな道路で有名なニイヨンロクにかけてたりはしないよな(^^ゞ
でね、八王子を出発して松本へ向かう列車をホームから映してる映像があるんだけど列車の進行方向に向かって右前方45度方向ぐらいの
低い位置に月齢10日ぐらいの半月より少し膨れた月がやたら大きく出てたんよ。
中央本線を八王子から松本へ向かうとき、その右前方45度ぐらいといえば北か北北西ぐらいになるけど、そんなところに月が出るわけは無いんよ(>_<)
それとね1995年8月31日の月の月齢は4.9日で、細い月なんだよね。
あのやけに大きい月は合成なんだろうけど、出てる場所も形も違う月を合成するという、二重の間違いをしてるんよね(^_^;)
なんで、こんな揚げ足取りみたいな事をことさらに言うのかと言うとね、このドラマ「星」と云うものを中心に置いてる、珍しいドラマなんよ。
園子は「北高」の天文部員だし、渉は天文台で働くことを目標にして、「北高」の定時制に通いながら働いてる。
天文台も何度も出てくるし、星の話も日常的に出てくる。
やっぱ、その日の「月」の場所と時間と形ぐらい、ちゃんとおさえておいてほしかったな…(-.-)
このドラマの松本市内として登場する場所のほとんどは、松本市内でロケが行われてるのだけれど、インターネットがこの12年のうちに普及してしまって、そのロケ場所については、ネットで誰でもすぐに知ることが出来ちゃうけど、ドラマが流れた当時は、自分で探すしかなくて、ほとんどのロケ場所は僕自身の足と目で見つけたんよね。
ちなみに渉のアパートを見つけるのには6年もかかったんだけどね(^^ゞ
でね、ロケ地に関するどこのサイトにも出てない僕が見つけた重要な場所が、このオープニングの8分30秒の中、つまり12年前の今夜のこととして登場するんよ!
ここなんだけどね、ここは、夜遅く松本駅に帰り着いたまどかを富山慎司(中村竜)がバイクで、家まで送って行くシーンで登場する。
そっ、誰も知らない、まどかの実家はここなんだよ(^^♪
地図はこちらこの記事をごらんになった『白線流し』ファンの方はラッキーだと思うんだけど、なんせ数少ない読者さんの中に、そんな人は居ないだろうな(^^ゞ