2008/05/02(金)20:21
長野の聖火リレーの事。
今日は聖火が香港を走ったそうだ。
香港でも五星紅旗とチベット国旗が入り混じり、いざこざも起きて検挙者も出たってラジオで言ってた。
でね、もう、だいぶと経つしみんな忘れたかも知れないけど、長野の聖火リレーのことを書こうと思う。
中国の人たちが聖火リレーを守るために、長野にたくさんやって来たってことは分からない事もないんだよね。
自分の国での初めてのオリンピックを成功させるために必死になることも分かるよ。
だけどね、聖火リレーのコースを五星紅旗が埋めつくして、地元の日本人が聖火リレーを見れないってのは酷いよね。
でね、僕、思ったんだだけど、聖火リレーを守るのが目的なんだったら、中国人たちは日本人のふりをして沿道を埋め尽くしたりしたらどうだったんだろう…。
みんな、五星紅旗じゃなくて日の丸を振って、話かけられても「わたし、にっぽんじんあるよ、にっぽんばんざい」しか言わなかったりしたらカッコ良かったって思う。
かりにチベット問題に抗議する人がいても、まったく反応せずに、ひたすら聖火を守る事だけに徹して日の丸をふり続けたりしたらどんなにかカッコ良かったかと思う。
”中国の人ってまるわかりなのに、日本人の真似なんかしちゃってぇ!”なんて抗議をする日本人も居るだろうけど、抗議をしながらも苦笑いをしてたように思うんだよね。
”ちょっと素的は中国人たち!”なんて報道が世界を駆け巡ったかもしれない…。
「こうして世界は平和になった」←太田総理のナレーションふうに(^^ゞ
僕はオリンピックが好きだし長野も大好きなもんだから、聖火リレーを見に行きたかったんだよね。
長野の冬季オリンピックは観戦しにも行ったもんなぁ。
早朝に八方尾根のアルペンダウンヒルコースの下にある宿に到着して、朝靄の中に赤いネットで挟まれたダウンヒルコースを見上げたときの興奮は一生忘れられないよ…。
それにヘールルボップ彗星の見学に八ヶ岳に行ったときには、善光寺の参道にある写真屋さんにフィルムを現像に出して、写真が出来るまでに善光寺におまいりして参道のお蕎麦屋さんでお蕎麦を食べたんだ。
参道を走るって聞いてたから、懐かしくて行ってみようかとも思ってたけど、とてもじゃないけど楽しく歓声をあげながら聖火を見送るって感じじゃないと思ったもんな。
だけど、あれほど五星紅旗に埋め尽くされるとは思わなかったな。
行かなくて良かったよ。
でも、中国の人たちには、日本に対して失礼なことをしてるって自覚はないのだろうか?
そんなに貧困なイマジネーションしか持てなくて、オリンピックを無事に開催できるのだろうか?
オリンピックの期間中は、毎日毎日テレビにかじりついてる僕だけど、今度の北京五輪は楽しく見れるとは、なんだか思えないんだよな(^_^;)