2008/11/23(日)01:57
『篤姫』「慶喜救出」
先週の『篤姫』を今日土曜日の再放送で観た。
とうとう「鳥羽伏見の戦い」が始まってしまう回だったんだ。
慶喜が逃げちゃうっていう、あのとんでもなくみっともないやつだよ(>_<)
慶喜もたいがいにしろよって思う歴史上の人物なんだけど、実は僕は薩長についてもあまり良い印象がなくてね、この『篤姫』を観て僕の変な偏見が無くなったら良いのに、なんて思いもあって、このドラマを観だしたんだよね。
で、ここまで観て、やっぱこのドラマって、僕の持ってるイメージそのもので描かれてるんよね。
慶喜は情けないし、戦争好きの西郷だし、策略家の大久保だし、やっぱ幕末ってそうそう違う見方って出来ないんだろうな。
僕の妄想なんだけど”幕末って、そのほとんどが勝海舟が一人で演出した”ってのがあるんよね。
坂本龍馬だけじゃなくて、西郷隆盛も桂小五郎も実は勝の信望者で勝の意のままに動く人物だったんじゃないかって妄想なんだ。
だって龍馬が「船中八策」なんて凄い先進的な事を考え付くなんて不思議だし、「薩長同盟」だって有り得ないと思うんよ。
それに長州との停戦交渉を勝一人で成功させたり、「江戸城無血開城」を戦争好きの西郷を相手にして成功させたことも、どうしても不自然に思えるんだよね。
まっ、それは僕の妄想なんだけど、そんな妄想をするって事は、僕こそが勝の信望者なのかも知れないね(^^ゞ
そんな勝の信望者の僕としては、北大路欣也さんが演じる超カッコイイ勝海舟に大満足なんだよ!
余談だけど僕の大嫌いな岩倉具視を演じてる片岡鶴太郎さんは、思い切りイヤな奴を上手に演じてられるんだよな(^。^)
で、余談はさておき、そんなカッコイイ勝を呼んで泣きついた慶喜に対して
「天璋院に会え!」って勝が言うんよね。
で、慶喜はイヤイヤ天璋院に会いに行くんだけど、すぐに勝に言われたって事を見透かされるんだ。
そこで、命を投げ出しても良いと言う慶喜に、
「家族だから守る」と言い切った天璋院はかっこよくて感動したよな。
そのあと天璋院は徳川の運命の全てを勝に託すんだ!
いよいよ「江戸城無血開城」への物語が始るんだよな!
めちゃ楽しみだよ!(^^♪
来週の予告では松坂慶子さん演じる幾島が何か凄い迫真の劇をしてるんだよ!
幾島はもう天璋院の元を去って京都に帰ったし歴史に登場することはないと思ってたのに、これからこそ日本の歴史に大きな関わりを持つのかもしれないな…。
絶対に見逃せない明日の『篤姫』だよっ!
それと瑛太さんがやってる小松帯刀という凄い人物が、薩摩藩の家老という大きな力を持ちながら病気になってしまったってのが悔しいよな。
帯刀さえ元気なら僕の薩摩嫌いもなかっただろうし、 「明治維新」という僕にとってはかなり嫌な歴史が少しは良い形で迎えられたと思うのにな…。