2011/04/20(水)22:23
武信稲荷神社
京都の二条城の南あたりにあるってのはカーナビで見た時に思ってたんだけど、深くは考えずにカーナビにしたがって行ってみた。
で、千本三条商店街近くのコインパーキングに車を停めて、商店街を武信稲荷神社(たけのぶいなりじんじゃ)に向った。
そしたら「壬生」という字がいっぱいあって
”あぁ、ここは壬生なんだ”
って思ったんだ。
っちゅう事は新撰組の頓所もほど近いと思うのに
”龍馬は、こんな新撰組のお膝元みたいな危ない所をうろうろしてたんやろか?”
なんて思った。
っちゅうのがね、なんでも、武信稲荷神社の御神木のエノキに
「龍馬、愛の伝言刻む」
なんて伝説があるらしいんだ。
なんでも、龍馬が自分が元気にしてるって伝言をお龍へするために「龍」の字をエノキに彫り込んだんだって。
詳しくは武信稲荷神社のホムペの「坂本龍馬 愛の伝言幹に刻む」を見てやって。
そんな伝説があるので縁結びを願う人が絶えないって事らしいけど、去年なんかはNHKの『龍馬伝』の影響で団体のツアー客までひっきりなしに訪れてたんだって。
でね、このエノキ、樹齢850年なんだけど、この70年ぐらいで異常に急激に成長してるんだって!
どういう事かというとね、こういう事↓
これ、エノキの裏側なんだけど石の鳥居が破壊されてる!
鳥居を破壊したのはエノキの成長なんだ。
鳥居が出来たのは72年前↓
昭和14年(1939年)となってるから、72年前にこの鳥居はエノキから離れた余裕の場所にこしらえられたのだそうだ。
780年かけてゆっくり成長してたエノキが、この70年ぐらいでグイグイ大きくなって鳥居を破壊してしまった!
宮司さんがおっしゃってたんだけど、多くの人に真剣にお参りされるようになったのが、この70年ぐらいで、その事がエノキの成長を促進させたのかも…?、だって!
人の祈りの力が御神木をグイグイ大きくしたなんて、そんなん、めっちゃ感動する話やと思わへん?!(^_-)-☆
しやけど、龍馬伝のおかげで急にたくさんの人に拝まれたせいなのかエライ事になってるみたいで、地面の下はエノキの根がのたうちまくって敷石がボコボコになってる(^_^;)
それとね、この武信稲荷神社にはガラガラおみくじがあってね、出た数字を見て額に書いてある番号を読むだけで無料で引かさせてもらえる♪
昔のおみくじは、みんなこんなだったらしい…。
これが額↓
この右下のがおみくじのガラガラ↓
「おみくじ百円」と書いてあるのは自動で出てくる紙のおみくじで、ガラガラは無料だよ。
ちなみに僕は十二番を引いたから「大吉」だった!(^^♪
武信稲荷神社の御朱印↓
↑僕は書道は全然分からへんけど、この御朱印、めっちゃカッコ良い!
これは武信稲荷神社の宮司さんが書いてはる『神主ライフ』って本↓
分かりやすく、今の若い人らしい言葉と感覚で書いてくれてはる本で「神社や神主さんや神道の事がよう分からん」って人(僕もやけど)には、ごっつぅ良い本やと思うわ♪