2014/02/25(火)11:38
ソチオリンピック、終ってしまった…。
面白かったね♪
この17日間の間、毎日書きたいことがあったんやけど、間違いを書いたらいけないと思って検索して確認するのんが面倒でアップようしやんかってんね。
しやけどね今日日検索したら間違いなんかすぐに分かるし、自分の頭だけで書いて間違いだらけっちゅうのんも、それも良いやんかって思ってん。
しやから、間違いを見つけても、訂正してくれなくて良いので
”こいつ、アホや!間違えてる!”
って笑ってやったってください。
何から書こうかな?
いっぱいあり過ぎて困ってしまう(^_^;)
まず、さっき見たことね♪
カナダ×スウェーデンのアイスホッケー決勝。
この試合3対0のワンサイドゲームでカナダが圧勝してしまって、試合は面白くなかったんやけど、メダル授与が良かった。
メダルを首にかける役目の人の一人がジャン・クロード・キリーさんやってん♪
この人ね、1968年のフランスのグルノーブルオリンピックでアルペン三冠になった人なんよ!
当時のアルペンは回転と大回転と滑降の三種目しかなくてね、今みたいにスーパーGとかスーパー複合がなかったんよ。
で、キリーさんは回転、大回転、滑降のすべてに金メダルを取っちゃった人なんよ。
ほら、killyってスノーウェアのブランドがあるでしょ!
あのブランドのキリーさん!
キリーさん、おっちゃんになってたけど、鷲鼻のキリっとした男前は昔の面影があってかっこ良かった!
グルノーブルオリンピックで女子フィギュアソロで金メダルを取ったアメリカのペギーフレミングさんと、二人でスケートとスキーを紹介するテレビ番組を見たのを覚えてる。
それとグルノーブルオリンピックはクロード・ルルーシュが監督した『白い恋人たち』という記録映画があったしキリーさんの姿はこの映画でも見れた。
この映画はフランシス・レイの映画音楽も超有名になって、スタンダードになってる。
キリーさん、よくぞ姿を現してくれたわ!
昔のことを思い出して嬉しかった。
頭のなかには白い恋人たちのタララララ~♪ってメロディが流れたし♪
今、テレビで、
”メダル数8個というのがアルベールビルの7個を超えて海外では最高で、日本に開かれた長野の10個につぐ成績だ”
なんて言ってるけど、
僕ね、この8個のメダルをそんな単純な捉え方をしてほしくないねん。
僕にとっては、ソチのメダルの取り方は、史上最高の素晴らしい出来事やねん!
あのね、このソチの8個のうちの7個が屋外の雪の上で取ったメダルやねんね。
こんな言い方をしたら怒る人も居てるやろうけど、室内のスケートリンクで取るメダルって、別にどこでも良いやん。
大阪のスケートリンクでも出来るやん。
暑い国でも出来るやん!
しやけど、この7個はロシアのソチの空の下の雪の上で取ったメダルやねんね。
それがどうした!って言われるかも知れないけど、
4年前のバンクーバーも8年前のトリノも雪の上では一つのメダルも取ってないねんで。
さらに、雪の上の競技の中でもノルディック競技以外に注目したら、日本の冬季オリンピックの80年あまりの歴史のなかで2人しか取ってないねん。
58年前の1956年コルチナダンペッツォ大会の男子回転の猪谷千春さんの銀メダルと
16年前の1998年長野大会の女子モーグルの里谷多英さんの金メダル
この二人しか居てへんねんで
里谷さんは12年前の2002年のソルトレイクシティ大会でも銅メダルを取ってるけど、
猪谷さんと里谷さんの二人した居てないねん!
それがさぁ、ソチではノルディック以外の種目で4人のメダリストが新たに生まれたんよ!!
スノーボード・ハーフパイプで、平野くん、平岡くん!
スノーボード・アルペン大回転で、竹内さん!
スキーフリースタイル・ハーフパイプで小野塚さん!
もう今までみたいに、猪谷さんと里谷さんみたく即座に全員の名前を言える状態でなくなってもたもんなぁ(^^♪
でぇ、どうしてノルディック種目を別にするかと言うとね
普通のゲレンデで滑ってるスキーヤーやスノーボーダーにとっては、ジャンプもクロカンも、その技術的な分からなさで言えばフィギュアやスピードスケートと一緒やんか。
普通のスキーやスノボでやる競技は、何が失敗か、何が上手いか分かるやん!
冬のあいだ毎日ゲレンデに溢れてる何万人の人たちに分かる競技やと思うんよ。
「わっ!後傾になってる!」とか
「わっ!山足に乗ってる!」とか
分かる競技で日本人たちがメダルを取ってくれる楽しさって格別やった、
まさか80年あまりの歴史の中で2人しか取ってないメダルを、このソチで4人も取るやなんて思わへんかった。
多分、この先、こんな大会はないと思う。
かりに、日本がこの先スノーボード大国になったとしても、こんなには取られへんと思う。
だって、世界は広くてたくさんの人がメダルを取りたがってオリンピックにやってくるんやもん。
多分、みんなは、これから、どんどんメダルを取るなんて簡単に思ってるやろうけど、そんな甘いもんやないと思う。
たとえばアルペン王国のオーストリアが4年前のバンクーバーではアルペン種目のメダルがゼロやってんで。
それって、柔道で日本がメダルなしみたいな事やねんね。
ソチでは、オーストリアは滑降で金、回転で金銀のワンツーフィニッシュを決めたけど、ほんまにオリンピックのメダルって奇跡みたいなもんやねん!
トリノの日本のメダルは荒川静香さんの一つやったし、どうか、みなさん、今度のソチの日本選手の活躍を奇跡やと認識してやってちょうだい。
それと男子スノーボードハーフパイプで留飲が下がった話だけは書きたい!
中井孝治くんって知ってる?
NHKやなくて、TBSでスマップの中居くんがキャスターをやってる番組で男子ハーフパイプの試合を見た人やったら、中居くんの横で解説をしてた好青年を覚えてると思う。
この人が中井孝治くんでね、この人は12年前のソルトレイクシティ大会で男子ハーフパイプ5位になった人やねんね。
で、この時、僕は、中井くんは絶対メダルを取れると思ったんよ。
中井くんのエアーは、無茶苦茶高くて、僕の印象ではソチの平野くんより高かったんとちゃうかと思う。
しやのに、この時のジャッジがアメリカ贔屓で、金銀銅をアメリカが独占してしまってんね。
もう、悔しくて悔しくて堪らんかった!
この時に4位になったのがフランスのジャコなんたらって人で、この人も凄くてメダルを取ると僕は思った。
しやけど、結果はアメリカの金銀銅の独占やって、このジャコなんたらって人も可哀そうやった。
あっ、ジャコなんたらって人の名前は僕が覚えてないだけで、全然違うかもしれないけど、気になる人は検索したってください。
で、このジャコさんが試合後、中井くんに
「お前が一番やった」
って言ってくれたんやてぇ!!
ジャコさんは自分が一番悔しいと思うのに、中井君にそんな事を言ってくれたんよ。
僕は、それを聞いてジャコさんのファンになってしまってん!
って、ファンになったんやったら名前ぐらい覚えとけよなぁ!(笑)
余談だけど、ジャコさんは、その当時珍しい耳あてのついたニット帽をかぶっててんね。
耳あてのしたからリボン付きの紐がぶら下がってるやつ。
今では、何処のショップでも売ってる普通のデザインやけど当時はなかなか無かった。
で、その次の年やったと思うけど、僕は斑尾高原で開かれたモーグルワールドカップに上村愛子さんを応援に行ったんよ。
その時に泊った斑尾のホテルの売店に耳あて付きのニット帽が売ってて、ジャコファンの僕は、喜んで買って10年以上たつ今も被ってる。
もうだいぶと毛糸が薄くなって来てるけど、この時買ったエクアドル製のそのニット帽より良いのに出会えないのでしかたない(^^ゞ
で、アメリカに金銀銅を取られて悔しい僕の希望の星になったのが成田童夢くん!
この人は8年前のトリノ大会の男子ハーフパイプに出た人。
成田君は3つぐらいの時から白馬の八方尾根スキー場んでスキーを父親に叩き込まれてて、その練習風景を僕も何度も目撃してて、知ってただけに思い入れもあって、成田くんがスノボをやりだした事を知ったときから期待してた。
だけど、成田くんはトリノで惨敗して、その時に金メダルを取ったのがショーン・ホワイトやってん!
ショーンの強さはケタ違いで、
”あぁあ…、もうアメリカには勝てんわ(>_