☆じゃがべぇ~(^_-)-☆

2018/08/22(水)03:03

『ラプラスの魔女』の事

​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​どうして今更『ラプラスの魔女』の事を書くかというとね、僕、今でも時々『ラプラスの魔女』を読んでてね、今回多分7回目ぐらいを読み終えてんね。  ほんで、思ったんが、やっぱ僕、この本が、今まで読んだ小説の中で一番好きや思ったんよ。  あのさぁ、今年の5月4日に映画『ラプラスの魔女』が公開されてね、『ラプラスの魔女』が大好きな僕としては、そんなもん待ちに待った映画やったもんやから、公開初日の朝一の上映を観てんね。  実は、この時、僕、朝が弱い人間やってこともあったんかもしれへんけど、少し寝てもたんよ。  意識はあったよ。  しやけど、ほんま退屈で退屈で、目を開けてることがしんどくて、途中、何度か瞼を閉じてもたんよ。  まさか、あれほど、僕に合へん映画になってるとは思えへんかったもんな。  そんなんで、映画は1回観ただけやし、その1回も、ちゃんと観れてないので、映画の事はよく分からない。  しやけど、映画化されることは去年の春から知ってたから、1年も楽しみにして公開初日の朝一に観に行ったわけやから、その失望の度合いはすごかった!  しやけど、その僕の感覚は、おそらく少数派であって、多くの人は面白く観たんだと思った。  だって、嵐の櫻井くんと広瀬すずさんが主演やで!  製作費もごっつぅかかってるやろうし、そんな、けったいなものを作るわけないやんか。  しやから、いろんな人の映画レビューをかたっぱしから読んだ。  そしたらまぁ、僕みたく、途中で寝たりせずに、ちゃんと鑑賞しはって、ちゃんと論理的に、この映画のおかしな部分を列記されてる人のレビューがたくさんあった。  みなさん凄いって感心した!  そんなに自分の感覚と合わない映画を、ちゃんと見続ける事ができるって凄い!  夢うつつで観た僕やったけど、ちゃんと論評されてる文章を読むと、おぉ!その通りや!っていちいち納得がいった!  ただ、その具体的な事は、なんせ、僕はちゃんと映画を観てないので、人の受け売りになるので、ここではそんなに書かんとこうと思うねんね。  しやけど、とても悲しかったレビューがあったので、ちょっとだけ書くね。  その人はね、「この映画は、まぁ、こんなもんやろうけど、そもそも話に無理がある、原作が悪かったに違いない!」と書いてはった。  違うねん!  違うねん!  本は、世界一面白い本やねん!(←すー☆さん調べ)  いくら、この映画が面白くなかっても、本の事を誤解せんとってよ(>_<)  このレビューは死ぬほど悲しかったわ。  そりゃあ、たった1時間56分の尺の映画やのに、奥西哲子を志田未来さんでキャスティングして、けったいなキャラをつけたりして、青江教授に紙飛行機を飛ばさせるという、1億パーセント意味のない演出をして尺を使ってたら、まぁ、観てる人に、そんな思いをさせてまうのんもしゃぁないかもしれへんね。  しやけど、あの志田未来さんの奥西哲子ってなんやろね?  志田さんは小学生の子役のときに『女王の教室』に出てた時から僕は知っててね、今にいたるまで、ほんまに上手で印象に残る劇をする人やって思ってるねんね。  けっして嫌いな女優さんやない。  去年放送された志田さんが主演の連ドラ『ウツボカズラの夢』なんか、めっちゃ面白くて、我慢できずに、最終回を待てずに途中で本を買って読んでもたもんな!  こんな志田さんなんて上等な女優さんを使ったことになんの意味があるんやろう?  ってか、この1時間56分なんて尺やったら、奥西哲子なんかまったく省いてもて、脚本から奥西徹子を抜いてもてもなんの問題もないやんか!  これほどまでに意味のないキャスティングをした事について、ちょっと思い当たるふしもあるんやけど、それはまた後で書くね。  で、この映画を作った人、それは、きっと監督さんなんやろうけど、その人は、『ラプラスの魔女』という本を好きでもなんでもないんとちゃうやろか?  もっと言うなら、この人、この本を読んでないと思うねん。  多分、ただの雇われ監督で、あらすじを5分ほど聞いただけで、出来上がって来た脚本を映像化しただけの人やと思う。  だってね、あれほどセリフが少ない映画で、テロップもなし、心の声的なものもなしで、あの単行本452ページのボリュームたっぷりの濃いい濃いい物語を表現しようと思ったら、切るべきところは切って、緻密に練りに練った脚本を仕上げる必要があるんとちゃう?  こんな短い尺なんやったら、物語のスリム化が命ってところがあるやんか!  本を読みこんで、何を切り何を残すかという取捨選択をしやなアカンやんか!  それに失敗したら、なんにも伝われへんのんとちゃうやろか。  監督が本をちゃんと読んでなかったら、脚本の練りこみなんてこともでけへん!  7回も読んでる僕からしたら、あの映画は、この本の何を映画化したかったのか、さっぱり分からへんかった…。  なんかねぇ、監督さんに、この物語に対する強い思いがつゆほども感じられへんねん!  こんな映画になってしまったのは、きっと、そんなんが原因とちゃうやろか?  この映画の一番不思議なのが、なんの魅力もない人物で、単なる狂言回しの役割の青江修介という人物を主人公にして、天下の嵐の櫻井くんを使ったってこと!  あのさぁ、東野圭吾さんの物語であって、その主人公が科学者なら、湯川学みたくオモシロイ人物であるに違いない!  だから、福山雅治さんに対抗できるぐらいの役者をもって来なくてはならない!なんて思ったんとちゃうやろか?  ちゃうからね!  青江修介という地球科学者は、趣味はレゴブロックぐらいだという、中学2年の息子がいる、中年のおじさんやねんで!  櫻井くんに演じてもらって魅力的な科学者に仕立てようとしても、そんなもん、どだい無理があるよ。  だって青江先生は、桐宮玲にだって好きなようにコントロールされてる、なんとも情けない男やんか!  ほんでね、そんな不思議を考えてたらね、奥西哲子の存在の意味が分かったような気がしてきたんよ。  あのね、この映画の監督さん、やっぱガリレオに引っ張られたんとちゃうやろか?  湯川学には、ほら、栗林先生って助手がいてるやんか!  で、凡庸な栗林の存在が、湯川学をより際立たせるやん!  ねっ、監督さん、東野作品の主人公の教授の助手には、きっと重要な役割があると思いはったんや。  あぁあ、栗林先生と奥西哲子は、まったく逆の立場やのに、監督さん、きっと間違いはったんや!  あのね、青江先生という凡庸な教授がなんとか仕事やれてるのんは、奥西哲子という、仕事のできる助手がいてるからやねんで。  奥西哲子がいてなかったら、青江先生は試験問題も作れへんし、学生のレポートの採点もしないという、いっつもボーっとレゴブロックの事を考えてるぐらいのダメ教授やからね。  奥西哲子は、青江のダメさを際立たせるための存在やもんな。  つまり、切れ者でないことを説明するために、この物語に存在してるわけやんか。  しやのに、湯川学と栗林先生の関係みたいに必要だと思ったんやろね。  いや、それは、たとえば、青江先生にリリー・フランキーさんをキャスティングするとかやったら、そのダメぶりを強調するための助手ってのはありやと思うけどね。  今、ノリで青江→リリー・フランキーさんなんて事を書いたけど、リリー・フランキーさんは羽原全太郎よりも青江のほうが、ほんまマシやと思う。  羽原全太郎がリリー・フランキーさんやったんは、僕、ほんま、ひっくり返りそうになったわ。  それは、ないやろ!  あんなしょぼくれた、威厳のない、知性のない、表情のない、気持ちのない羽原全太郎、僕、嫌やわ!  映画は観てないけど本は大好きだって僕の友達が、羽原全太郎は「堤真一」が良い!って言ってたけど、うん、うん、堤真一さんやったら、知性も威厳も気持ちも感じる良い羽原全太郎を演じてくれたと僕も思ったわ♪  そもそも堤さんが売れた最初は数学者の役やったしね(^^ゞ  でもね、羽原全太郎と青江先生のキャスティングを入れ替えるなんて、そもそも年齢が合わへんやろう!って、映画を観た人は思うかもしれへんね。  しやけどね、羽原全太郎には18歳の娘の円華がいるのに対して、青江先生にも中二の息子がいてるねんから、子供の年齢は4つしか違えへんねんで。  この二人を同年代と考えても問題ないでしょ。  だいたいさぁ、青江先生は教授やで!  湯川学だって准教授やのに、青江先生は教授やで!  中年のおじさんであるって事は普通に入って来るし、あのとっちゃん坊やの櫻井くんが教授って、なんか全然入ってけぇへんわ。  それこそ、超切れ者の超天才科学者とかん言うんやったら別やけど…、ちゃうし!!  そもそも、この映画の主人公を青江先生にしようと思ったのはなんでやろう?  もしかしたら、最初に櫻井くんを主演にした映画を作ろう!というのがあったんかもしれへんね。  で、どんな映画を撮ろうと考えたとき、ヒット間違いなしの東野作品にしよう!  そういう流れやったんとちゃうやろか?  それやったら青江先生にしやんと、羽原全太郎か甘粕謙人にしたら良かったんよ!  とっちゃん坊やの櫻井くんやから、20歳の甘粕謙人の役かてじゅうぶん出来ると思うもん。  甘粕謙人は福士蒼汰くんがやってるけど、この福士くんも、僕、意味が分からへんねんね。  福士くん、めっちゃ迫力あるし、ワイルドやし、カッコ良いんやけど、本の甘粕謙人とあまりにも違うし、特に円華とのツーショットなんか違和感があるすぎたわ。  赤熊温泉の旅館の女将は「甘粕謙人は小柄なので高校生といっても通用する」と思ったって2章に書いてある。  水城千佐都は「甘粕謙人は顔立ちに品がある」と思ったって28章に書いてある。  ねっ、小柄で顔立ちに品がある謙人と円華のカップル姿ってお似合いでしょ。 映画では、とてもそうとは感じられへんやろうけど、謙人って円華のたった二つ年上なだけやねんで!  日本人かよ!って感じのヒョロっと背の高い頬のこけたワイルド青年の福士くんって、あまりにも、あまりにもイメージがちゃうでしょ!  あのね、映画なんか本と違うねんから、そりゃぁ、いろいろ違うのんは分かってるよ。  でもね、円華との関係性を考えたときにね、小柄で上品な高校生にも見える男の子でないと、円華が心配で謙人を探しに行くために家出をすることなんかがしっくり入ってけぇへんねん!  それに、福士くんみたく、あんなに頬がこけてスリムで長身で、悪霊に日本刀で戦いを挑むのんが似合いそうなワイルド青年やったら、甘粕才生に復讐をすることも当たり前すぎて、なんとも悲しい切ない気持ちになれへやんか!  ほんま、この甘粕謙人の福士くんのキャスティングは、なぁ~んにも、なぁ~んにも、なぁ~んにも、分かってへんと思って、限りなく悲しくなったわ!!!  あっ、ほんでね、さっき、赤熊温泉の女将や、水城千佐都の、甘粕謙人感を書いたけどね、この本はね、神目線の三人称で書かれてる本なんやねんね。  しやけど、章ごとに、心象が一人の人間に限定されて書かれてる。  だから、章ごとの目線が誰なのかが決まって書かれてるんよ。  こういう小説の書き方ってあるんやと感心した!  この書き方だと、登場人物の心象が、読んでるこちらにストンと入ってきて、物語全体を、みんなの思いを通じて感じることができた。  ちょっと、プロローグから最終章までの、章ごとの目線を、人物別に色をつけて箇条書きにするね↓ プロローグ:羽原円華 ​1章:武尾徹(円華のボディガード)​ 2章:前山洋子(赤熊温泉の旅館の女将) 3章:中岡祐二(麻布北警察署・刑事) 4章:水城千佐都 ​5章:武尾徹​ 6章:青江修介 7章:中岡祐二 8章:水城千佐都 9章:青江修介 10章:那須野五郎(俳優・苫手温泉の被害者) 11章:青江修介 12章:中岡祐二 13章:青江修介 14章:青江修介 15章:青江修介 16章:青江修介  17章:中岡祐二 ​18章:武尾徹​ 19章:中岡祐二 20章:青江修介  21章:中岡祐二 22章:青江修介 23章:中岡祐二 24章:青江修介 25章:羽原円華 26章:青江修介 27章:中岡祐二 28章:水城千佐都 29章:羽原円華 30章:青江修介 31章:羽原円華 32章:水城千佐都 33章:青江修介 34章:水城千佐都 35章:羽原円華 36章:水城千佐都 37章:羽原円華 38章:中岡祐二 39章:青江修介 40章:羽原円華  こうやって一覧にすると、やっぱ狂言回し的役割の青江先生は多いよね。  ではあるけれど、青江先生以外にもたくさんの人が大きく関わってる物語やってことが分かるよね。  ちょっと目線の回数の多い順に並べてみるね↓ 14回:青江修介 9回:中岡祐二 7回:羽原円華 6回:水城千佐都 3回:武尾徹 1回:前山洋子 1回:那須野五郎  36章は、ほとんど甘粕謙人と甘粕才生の会話だけなんだけど、この二人の心象は一言も書かれてなくて、セリフが一言もない千佐都の思いだけが少しだけ書かれてる。  だから千佐都の章なんやけど、この章だけは、ちょっと不思議な章になってる。    でね、章で14回も登場してる青江先生なんやけど、初めての登場は6章だから、物語が始まってもなかなか登場してないねんね。  そして、最後の7章の中に1回しか青江先生の章はないねんね。  ねっ、これって、物語の中盤の狂言回し的な役割は大きいけど、物語の始まりにもクライマックスにも、青江先生は大きな意味を持ってないんよ。  だって、この物語に青江先生は関係ないねんもん!  ほら、円華に「この物語は青江先生には全然関係ない」って言われてるやんか。  まさしく狂言回しだけの存在やん!  だからね2番目に登場回数の多い中岡刑事のほうが関係はあるんよ。  中岡刑事は、赤熊温泉の水城義郎の硫化水素事故の起こるより前に、水城義郎の母親の水城ミヨシに会ってるんやもんね!  しかも、ミヨシから息子義郎が殺されるから、なんとかしてくれとお願いされてる。  しかも、しかも、その犯人が水城千佐都だからなんとかしてくれと、ミヨシは中岡刑事に懇願してる。  にも関わらず、水城義郎は硫化水素事故で死に、妻の水城千佐都は、めっちゃ怪しいわけやんか。  そんでもって悲観にくれた母親ミヨシは自殺してしまってる。  そりゃぁ中岡刑事が執念を燃やすのんは痛いほど分かるやんか。  青江先生に比べたら、そりゃぁ中岡刑事のほうに簡単に感情移入してもたし!    だけど、映画では、中岡刑事に何のバックボーンも見えなくて、あれやったら中岡刑事というキャラクターの存在理由も分からへんもん!    あんなんやったら、中岡刑事そのものを全カットしてもて脚本から抜いてもたらええやんか!  水城千佐都なんかも、千佐都目線の章が6回もあって、これ、主人公円華の7回と1回しか変われへんのに、映画では、ほとんど千佐都のことが語られてないでしょ。  これは酷いよね。  だって、千佐都のバックボーンが何にも語られてないし!  えっ!千佐都と謙人は知り合いなの??? なんて映画、それもう『ラプラスの魔女』と違うでしょ!  それと、なんと言っても味のある愛すべき人物は、この人目線の章が3回ある武尾徹やね!  なんせ、この本の第1章は武尾目線やねんから、武尾の思いから、この物語は始まってるんやもんね。  元田舎の警察官だったけど正義感から辞表を出してしまい、警備会社で働いてたけど契約切れで困ってる四十代後半の大きな身体の男。  なんか、のっけから哀愁たっぷりやったやん。  この武尾の出てくるシーンで、僕が、この本で一番好きなシーンがあるんよ!  ほらクライマックス前の円華の章の31章。  サービスエリアのシーン!  赤いマセラティが走り出し、青江の運転するクラウンがマセラティを追って走り出すでしょ。  ほんで、助手席の円華がシートベルトを締めながら武尾を見た時の円華の思いが書かれてる。 ”円華はシートベルトを締めながら武尾を見た。彼は二人の男と揉み合っていたが、青江の車が無事に出発したことを見届けたからか、力を緩めたようだった。  あたしの監視役であり、やっぱりボディガードでもあったんだな――ふと、そんなふうに円華は思った。”  一度目に読んだときは、すっと読みすぎただけやったけど、何度も読んで武尾を好きになって来ると、ここジワーっと好きやわぁ!  それと映画のシーンのことで、納得のいかない事があるんよ。  そのシーンと言うのんは、映画を観る前から楽しみでね、どんなシーンに仕上げてくれてるんやろう?って、ほんま、一番楽しみなシーンやった。  実は、この本が大好きなうちの姉は、そのシーンを自分の頭の中で想像して興奮して、夜ベッドの中で寝られなくなる日が何回もあったんだってさ!  そのシーンが出てくる予告編↓  この予告編の51秒から54秒ぐらいにそのシーンが出てくる。  このシーンね、22章の青江先生の章に出てくる有栖川宮記念公園のシーンやねんね。  ほら、青江先生が円華に対してあまりにしつこく真相をせまるものだから、仕方なく青江先生を有栖川宮記念公園に来させて、ドライアイスで作ったスモークの流れを見せるじゃない。  このYouTubeの映像観てどう思う?  こんなん、ただのスモークが拡散してるだけの映像やんか!  ちょびっとだけ、こっちに向かってる感じはあるけどね。  これね、本の表紙も悪いと思うねんね。  ほら、本の表紙も、まぁ映画とおんなじようなふわふわしたスモークの流れで、不思議でもなんでもないでしょ。  あの映画の青江先生の「こんな現象ありえない!」って驚愕の表情!あんな普通のシーンに、あんな表情作って、あれ、なんか気色悪かったね。  24章の青江の章に、青江の思いとしてこう書いてある↓ ”白いスモークが蛇のように流れてくる”  この映像のどこが白い蛇なの??????  白い蛇のような流れというのんで、僕が思いついたのが、いろはすのこのCM↓   水は液体なので、気体よりもシャープでキラキラ光るチューブになってもぅてるけど、これぐらいのチューブを作ってくれたら『白い蛇』と僕かて認めてもええけどね!  姉も、あの有栖川宮記念公園のシーンは、まったく0点の出来やと、ガッカリしてたわ!  それと、もう一点、違うと思ったシーンが、下の動画の12分10秒のところのジュースがテーブルの上を流れるシーン↓  このシーンは、青江先生のシーンである6章の最後のほうで、円華がジュースの流れを予知するシーンやねんね。  本にはこう書いてある↓ ”彼女のスマートフォンは無事だった。その少し手前で液体の流れは止まったからだ。”  ちゃうやんなぁ!  この映画のシーンだと、ジュースの流れが二つに割れてスマートフォンを避けるように流れてる。  これやったら、円華がジュースの流れを動かしたように見えるやんか!  ちゃうやん!  円華にはジュースがどこまで流れるのかが分かったから、その流れの先端の手前にスマートフォンを移動したんよ。  しやのに、流れが二つに割れてスマートフォンを避けてどないするのんな??  監督さんだけと違って、周りの人が、どうして、「このシーンはおかしいですよ」って進言しないのか不思議やわ  このシーンも酷い間違い映像だと僕は思ったな。​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​

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