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このドラマ終わってみたら、主役は西野七瀬さんやったんよね。
1回目に観たときはあんまり何も感じなくて、スーッと観たんやけど西野七瀬さんの黒島ちゃんって、めちゃくちゃ良かったよね。 全20回もあったのに、黒島ちゃんが本性を現したのは最終回だけやったわけでしょ。 この本性を見せた黒島ちゃんの演出からの要求のあった演技プラン、めちゃくちゃ難しかったんとちゃうやろか? この黒島ちゃんって、ただの20歳の女の子なんやけど、人を殺すことを愛してるだけなんよね。 人を殺すことは悪いことだと認識してるんやけど、殺したいんやからしゃぁないって女の子なわけでしょ。 しやから、その話っぷりとか、表情とかが猟奇的ってことでもないやんか。 猟奇的ってことなら尾野ちゃんのほうが、よっぽど猟奇的に見えたもんね。 ほんま西野さんって、見事な黒島ちゃんをやってくれはって、こんなに僕を喜ばさせてくれてありがとう!しかないわ(^^♪ でね、この西野さんをこんな大役にすえた事ってね、秋元さんは西野さんの内面の悪魔性みたいなものを見抜いてはったんやと思うんよ。 ほら、西野さんって蛇が好きで、普通のテンションで首に大蛇を巻いて喜ぶなんて娘やんか。 首に大蛇を巻いて、大喜びするでもなく、軽く微笑んで歓びを表すとこなんか、めっちゃ黒島ちゃんやんか。 人を殺して大喜びするでもなく、軽く微笑む感じやんか。 とか、西野さんって絵が好きでね、その絵がメルヘンチックな絵かと思ったら、気色悪い、めっちゃアート系キャラクターやったりして、あの絵も、ちょっと怖いし…。 秋元さんは、西野さんありきで、この物語のプロットを作ったんやと思うわ。 黒島ちゃんが赤池夫婦を殺したあと、赤池幸子に言うやんか 「それ、凄く似合ってる、長生きしてね」 これ、口に出しておばあちゃんに言ってるんよね。 これ怖かったよね。 優しく微笑みながら言うてる。 おばあちゃんは聞こえてたんよね。 当然、黒島ちゃんやと分かったやろうね。 1回目見たときには、そのことを意識せぇへんかったけど、これ、怖いよね~! そうそう、最終回にやっとこさ吉村って人間が居てる事が分かったよね。 管理人さん可哀そうやし、この悪そうな吉村こそ、黒島ちゃん殺してくれたら良かったのにね。 でも、この吉村が存在した事が分かったら、最初の交換殺人ゲームで名前を書かれた人の中で死ななかったのは、石崎洋子が書いた紙と引いた紙に書かれた二人だけやったって事になるよね。 書いた紙と引いた紙の正しい本当をまとめた表を載せとくね↓ (生き残った人の枠を黄色にした) 石崎洋子が書いた自分の名前と引いた「吉村」、この二人だけが死ななくて、結果石崎家は交換殺人ゲームに、まったく関りなく終れたんよね。 石崎家の4人、石崎洋子にお尻を叩かれて頑張って家族で護身術を身につけた甲斐があったね♪ で、この表を見ると、交換殺人ゲームに関係なく終れた人が、もう一人だけ居てる。 尾野ちゃんなんよ! 一番危なさそうな女の子やったのに、結局何にも関係しなかったって、これ、この物語の中で凄いサプライズやと思うわ! なんせ、尾野ちゃんって交換殺人ゲームなんて歯牙にもかけない風情で、名前は書かずに白紙を投函し、引いた紙も見ずに捨ててまうって、尾野ちゃんって、やっぱ凄い女の子やったんやね。 インディアンの魔除けのおまじないもしてるし、ドアチェーンはいつもかけてたし、尾野ちゃんって生き延びるべくして生き延びたんかもしれへんと思った。 この尾野ちゃんの生き方は、自分も手本にしやなアカンって思ったな。 自分の欲望のままに生きてるようで、ちゃんと自衛してるし! 石崎洋子と尾野ちゃん以外は、多かれ少なかれ殺し合いに巻き込まれた訳やからね。 それとね、木下さんて人ね、最終回では狂言回し的役回りやったけど、この人の立ち位置も面白かったね。 反撃編が始まって、すぐに木下さんの膨大な資料が出てきたときには、事件解決チームに取り込まれると思ったのに、木下さんって、自分の書くノンフィクション小説のために最後まで独自に調査を続けてたもんな。 最終回では西村につめよって、交換殺人ゲームの始まりを解き明かしたもんなぁ。 木下さん、素敵やったね♪ それに比べて西村の酷さ!最低やね! でも、西村にしても、床島が好きやったから、床島が死んでもて、ちょっと気持ちがおかしくなってたんも分からんでもないよね。 あっ、それと、「扉の向こう」番外編~過去の扉~の西野七瀬さんのホンイキの高知弁の上手さにびっくりした。 げっ、西野さんってどこ出身なの?と思ってググったら大阪出身ってびっくりした。 あんな娘、ようもまぁ大阪で採れたなぁ! なんか勝手に関東か東北の人とちゃうかと思ってた。 大阪やったら、あの高知弁分かるね。 イントネーションが、関西弁と高知弁やったら、標準語からよりは似てるからね。 もっとも、昔、ダウンタウンの浜ちゃんが坂本龍馬を、大阪弁そのままで演じきったのんは酷かったけどね(笑) もしかしたらやけど、黒島ちゃん役を西野さんに決めたのは、高知弁をやれた事もあるのかもしれへん!って、そんなふうに思えるほど上手やった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年09月13日 01時11分50秒
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