ぜんちゃんの風に吹かれた日々

2005/02/07(月)00:50

友だちの縁談と外国のニャンコ。

朝方、少しまた雪が降ったようだ。 辺り一面真っ白の駐車場に行くと何故かボクの車の周りは猫の足跡だらけだった。 もう猫の季節が来たのかい。 よりによってこんなところで集まらなくていいのにとボクは独り言を言いながら、ついそんなニャンコの足跡を消してしまうのが惜しくて雪の上を歩くのをためらってしまった。 やれやれ、ようやくパソコンの状態が回復したようだ。 この一週間いい勉強になったよ、ねえダンキチくん! 「ごみ箱」の機能障害がとにかく奇妙だった。 普段たとえば画像を削除するといったん「ごみ箱」に置かれるが削除したモノが「ごみ箱」を通り抜けて何処かに完全に消去してしまうのだ。 まさか第三者に転送されてしまったわけでもないだろうが少し気味が悪かった。 まあ、一先ずやれやれだな。 数日前の夜半、友だちから電話がきた。 韓国の人と見合いをしたらしい。 印象が良かったらしいが少し躊躇しているようだった。 「なあ、どうだと思う?」 「いやあ、韓国のひとっていいと思うよ賛成するよ」 ボクは簡単にそう言った。 実際にボクが行ってる教会にたくさん韓国の人が来ているのだ。 みんな信仰が篤いし熱心だしいい人たちなのだ。 純粋さゆえに言い方がちょっとキツかったりするが根本的に優しい人が多いようだ。 そういえば彼と先日会ったとき「チェ・ジウ」が良いと言ってたのを聞いて意外だな思っていたのだ。 「向こうは儒教とかの教えがあるじゃない…」 土台にそういうものがあるかも知れないが現在韓国の40%はキリスト教だと教えたら感心したようだった。 「印象がいいなら少し付き合ってみたら」 と言ったら相手があまり日本語が分からないという。 「ハングル語と日本語の文法が似ているから習ったらいいさ」 すると友だちはまんざらでもない口調の返事だった。 彼の浮いた(?)話しはずいぶん久しぶりなので少しうれしかった。 そういう機運が人を通してこっちにも流れ出してきたら素敵だと嫌らしく思ってみる。 考えてみるともう国際結婚なんて珍しくない。 何よりもこんな地方でも外国人をたくさん見かけるようになった。 教会にアメリカ、カナダ、ブラジルはたまたアフリカのザンビアから人が来ていた。 市内の良く知っている教会に集まる人のほぼ三割はフィリピン人だったりする。 夜の繁華街を歩けば「ルーマニアパブへどうぞ!」と青い眼の女性が声を掛けてくる。 去年教会のクリスマス会にはアルバニアの女性が来ていた。 上手な日本語のその女性と話しながらボクは一生懸命に頭の中で考えていた。 はて?そんな国あったべか? 新しく独立した国なんだべか? 「ギリシャの上ですよ」 はて?ギリシャの上ってブルガリアじゃないの? 「アドリア海の…」 はて?アドリア海ってどこだっけ? むかしむかしの小さい頃、生まれた小さい町に外国人が何かでやってきた時そりゃ珍しくて見物に行った微かな記憶がある。 今にしてみれば笑い話だ。 夕方ブックショップからの帰り道、裏通りに入ったら突然ニャンコが道を横断してきた。 それもゆっくりとこっちを見ながら歩いていった。 「あぶねえな!おい!」 思わず声を出したがそのニャンコの歩きっぷりに感動してしまった。 あまりにもどうどうとしていたのだ。 あれは日本の猫じゃないな…どこの国の猫かね…。

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