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ぜんちゃんの風に吹かれた日々

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バルナバぜんちゃん

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2008年06月29日
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カテゴリ:ライフスタイル
木曜の夜、久しぶりにゴスペルの練習に行った。
今月5日、レイ・シドニーさんのワークショップも無事に終えて新旧7曲セレクトし新たな練習が始まった。
「When I think about the Lord」を二年ぶりに歌った。
なかなかテナーの音が取れなくて苦戦したが少しづつ想いだす。
この曲は二年前コンサートで熱いものが込み上げてきて声を詰まらせながら歌ったんだよね。
そんな記憶が蘇ってきてまたサビの部分で思わず言葉に詰まってしまった。
ヤバイなと思いながらも自分のなかでまだそんな熱い感情が残っていたことにちょっぴり感動してみた。

ボクらの世代は吉田拓郎と井上陽水は特別な存在だったと思う。
特に拓郎はボクらの最高の代弁者であった。
そんな若い学生の頃、ボクらがアパートで飲み会になると決まって誰かがヘタなギターを弾きだし、他の誰かが拓郎や陽水の唄を口ずさみはじめた。
陽水さんの「能古島の片思い」は定番だった。
…僕の声が君に届いたら素敵なのに…必ずこの歌詞の部分で感極まるヤツがいた。
で、拓郎さんの唄に繋がってゆくのだがもう誰も仲間たちを止められない。
「どうしてこんなに悲しいのだろう」「たどりついたらいつも雨降り」「明日に向かって走れ」など。
服を脱ぎ出しパンツ一丁で「だからあ~したに~むかあ~て走~れ~こぶし~をにぎりしめええて~」なんてコブシを握り締めてわめき出せば隣の住人から苦情がきたっけ。

先週、仙台から友達のA君が来たのでブログ仲間の店に飲みに行った。
BSから美空ひばりの特集番組が流れた。
A君は「美空ひばりは最高だな」と目を潤ませひとり悦に入った。
ボクは「確かに美空ひばりはすごい歌手だと思うよ、だけど演歌が苦手なんだよ」と言うとA君は「なぬ?演歌が嫌いだ?演歌は日本のこころだべ!」みたいなことを言い出した。
例えば「塩谷岬」とかボクは絶対に名曲だと思っているけれどあの頃からの友達からそんなセリフを聞くとちょっぴり寂しくなったりするのだ。
だけど今更「能古島の片思い」を聴きたいとは思わない。

ただボクはあの頃から思っていることがある。
オレは将来、居酒屋でふと流れてくる演歌に口ずさみ「やっぱ…演歌はいいねえ。ニホンのこころだない…」なんて目をトロンとさせる酔いどれオヤジにだけはなりたくないと。

例えばふと流れてくるTHE BANDの「I Shall Be ReLeased」に目頭熱くしZeppelinの「Whole Lotta Love」のリフに狂気するそんな感性の人間であり続けたいと思ったのだ。
決してカッコつけて言ってるんじゃなくて良い意味での不良中年でいたいと思ったのである。
ヨレヨレの酔いどれサラリーマンにだけはなりたくないんだよな。





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最終更新日  2008年06月30日 01時23分46秒
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