2010/10/09(土)05:14
キリンジの新譜とぼく。
タイミング逃したけど・・・
先月発売だったキリンジの新譜「BUOYANCY」をiTunesでダウンロード。
歌詞カードがないのがちょっと不満ながらも
CDが3000円程度でDLが2000円なら、後者を選ぶよね。
別に堀込兄弟(おっさん)の顔写真とか必要ないし・・・。
(とかいいつつ日本にいたらCDで買っちゃったかもな。
ここだと送料かかっちゃうからなあ・・・。)
どーん
で、アルバム。
「『いつものキリンジ』っぽさを打破しようといろいろやってみた」
ってところが、キリンジらしいよね!
ってな感想。
まとまりがよくて爽快感のある仕上がりなんだけど
そのためか、ちょっと気を抜いてると「あ、終わったの?」と
するーっと流れていってしまうかんじ。
もうちょっと尖がっててもよかったんじゃないか、なんて。
しかしキリンジのオリジナル・アルバムにはそれぞれ、
そのときどきの思い出があってちょっと面白い。
1st 1998年10月25日 ペイパードライヴァーズミュージック
:T大の大学院に入って「カルチュラルスタディーズ?わー、なんだそれー?」
とかいってたころに大学の生協で買った!
2nd 1999年7月28日 47'45"(ヨンジュウナナテンヨンゴー)
:大学院生のつづき。もっとも人生迷走していたころだ。
とりあえず宮武外骨の滑稽新聞で遊んでた頃だ。
3rd 2000年11月8日 3
:修士論文かいてた。高島平に通ってた。池袋のHMVかなんかで買ったな。
論文のおともだったせいもあり、かなり何度も聞いた。
4th 2001年11月21日 Fine
:社会人1年目、山手線出の通勤にもなれてきたころ。
発売日の昼休みに数寄屋橋阪急のHMVで買った。
人間関係には恵まれていたのだけど、何か会社員生活になじないでいたころ。
5th 2003年9月26日 For Beautiful Human Life
:「とりあえず海外に住んでみたい」とか言いだして、ブリカンに通い始めた。
キーワード的には、英語・白金台・ゴルフ。バブルな会社員みたいだった。
このころからブログの記録が残ってる。
6th 2006年10月25日 DODECAGON
:そんなこんなで渡英。1年半後、帰ってきたばっかりのときに発売されたCD.
東武練馬のシェアハウス住まいだったんだっけな。
もといた銀座の出版社をやめることを決め、外資系PR会社巡りをしてるころだ。
7th 2008年3月19日 7-seven-
:東雲ウォーターフロント生活!そしてNPOにかかわったりしはじめたのもこのころ。
PR会社に不満はなかったんだけど、
「やりたいことはこれじゃない」病がうづきはじめてたんだっけな。
8th 2010年9月1日 BUOYANCY
:というわけで、なぜかアメリカで大学院生やってるよ!
まー、この10年、僕の生活に
あまりにもいろんなことが起きすぎ(というか起こしすぎ)なので
「どんな活動中のアーティストを持ち出しても同じことがいえちゃう」んだけど(笑)、
キリンジはこの10年続けて聞きつづけている
唯一のJ-POPアーティストということで、まあ、ここはひとつ。