カテゴリ:絵本
壇の浦のたたかい 絵: 赤羽 末吉 文: 今西 祐行 偕成社 絵本?なのかしら 一応、そういうくくりで紹介させて頂きますね こちらの本は源平絵巻物語の第七巻 なぜ、第一巻から読まなかったのか…後悔 "日本人だけど、日本の歴史のこと、よく知らんわぁ" "壇の浦の戦いもテストに出れば答えられるけど、それがどんな戦いだったのかは、よく理解してないなぁ" と思って手に取った、というのが実のところです それにたまたま手にとったときに開いたページに描かれていた、白い着物姿の女性が深く暗く青い水の底に逆さまにゆっくりと落ちていく姿がとても美しく、神秘的で、もの悲しさを醸し出していたからです 海に潜った時に足元に感じる、飲み込まれるような暗闇、底がなく、吸い込まれるような… そんな海の色が感じられます 戦いは知恵と力のぶつかり合い ここでは潮の流れを利用した、本来は海上での戦いが苦手なはずの源氏の勝利となります しかし、物語の中心はそこよりも平家の人々が迎えた最後の様子に置かれています 平家の最後は、負けて屈することを拒んだ多くの人の最期でもありました その潔さに感服もし、その苦しさは如何許りか、想像をするばかりです #絵本 #源平物語 #壇の浦のたたかい #赤羽末吉 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.02.08 07:52:52
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