2006/03/12(日)23:09
★Ray/レイ (2004)★
レイ・チャールズ――音楽、恋、そして人生。
彼は、生きること全てにおいて<天才>だった。
上映時間 152 分
製作国 アメリカ
初公開年月 2005/01/29
ジャンル ドラマ/音楽/伝記
解説
“ソウルの神様”レイ・チャールズの波乱の生涯を綴ったヒューマン・ドラマ。
盲目のハンデを乗り越え、ソウル・ミュージック界の頂点に登りつめた
天才ミュージシャンの実像を描く。
主演は「コラテラル」「エニイ・ギブン・サンデー」の
ジェイミー・フォックス。
監督のテイラー・ハックフォードと15年前に出会って以来、この映画の
製作に深く関わってきたレイ・チャールズだったが、惜しくも
2004年6月10日、映画の完成を待たずして他界してしまった。
ジョージア州の貧しい家庭に生まれたレイ・チャールズ・ロビンソン。
彼は、病弱ながらもけなげな母アレサによって弟と仲良く育てられた。
だがある日、弟が溺死してしまう。そしてレイも7歳の時、視力を失った。以来、“音”に光明を見いだしていくレイ。
1948年、17歳になった彼は、バスでシアトルへ旅立った。
そこで間もなくピアノの才能を認められたレイはバンドのツアーに
参加し、盲目の天才と呼ばれるようになる一方で麻薬に溺れ始める。
それでも52年にはレコード契約を結び、やがてゴスペル・シンガーの
デラ・ビーと運命の出会いを果たすレイだったが…。
感想
公開時に観れなかったのですが、ウォークザラインを観た後で、
実在した有名ミュージシャンであり、二人とも波乱万丈な人生で
共通項の多い「RAY」を今こそ観よう!と思って観ました^^
私が知ってるレイチャールズは、もうおじいさんで(笑)、
赤のキラキラ光るジャケットを来て、ピアノ弾きながらからだを
ゆすって歌っているというイメージがあり、レイは知っている
ということで、映画に入りやすかったような気がします。
<同じくらいの年代なのに、ジョニーキャッシュは全く知りませんでしたが(^^ゞ>
レイの人生が進行しながら、フラッシュバックのように過去の出来事が出てきて・・
それがストーリーにおいて効果的で、映画を印象深いものにしたような
気がします。
相変わらず子役に弱く、
男の子の兄弟二人に弱い私(笑)。
私も二人の男の子の母親なので、レイの目が見えなくなって、
ころんで、必死に母を呼ぶシーンでは、レイにかけよりたいのに
それをぐっと我慢して見守っているレイのお母さんを見て、
母親としての気持ちが痛いほどわかって涙・涙でした。
音楽の神様と言われながら、女性にだらしなくて、麻薬中毒でいう
神様とはほど遠い一面も描かれていて・・・でもそれは7才で視力を
失ってしまって暗闇がこわくて、また目の前で弟が溺死したことで
水に恐怖があって、また弟を助けられなかった自分の負い目が、
トラウマになっていたからということもよくわかりました。
ストーリーも良かったですが、なんと言ってもやはり音楽!
「ホワッド・アイ・セイ」「我が心のジョージア」「アンチェイン・マイ・ハート」
などの曲が流れると懐かしくてたまりませんでしたね。
(懐かしいと言っても、この年代の人間では私ないですよ!・笑)
レイチャールズも、ジョニーキャッシュ夫妻と同じで、この映画の
完成を待たずして、亡くなってしまったのがとても残念です。
ジェイミーフォックスは、これで昨年の主演男優賞獲ったんですね^^
私のイメージである、おじいさんになる前のレイはあんな感じ
だったんでしょうね。。。
今年は、ホアキンにあげたかったかな。。。彼は歌も吹き替えなしだし^^
すいません、話がそれてしまいました(-_-;)
とてもいい作品だったと思います
そうそう余談ですが、私はクインシージョーンズの音楽が
大好きだったので、最初に若いころのクインシージョーンズ
(役の少年ですが)が、最初に登場してきたのは、
なんとも嬉しかったです。